記録ID: 1940779
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
荒川岳〜赤石岳
2019年07月25日(木) 〜
2019年07月26日(金)


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 13:48
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 3,311m
- 下り
- 3,289m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:37
距離 18.5km
登り 2,588m
下り 1,088m
2日目
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:49
距離 10.4km
登り 723m
下り 2,219m
※両日とも少し急ぎ気味に歩いています。
天候 | 25日 曇一時晴 26日 曇時々雨のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
因みに先の沼平駐車場にはバスは止まりません。 https://www.t-forest.com/alpsinfo/access/parking/ 7:30始発バスは満車により、2便目に乗車。 https://www.t-forest.com/alpsinfo/bus/timetable/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
椹島〜清水平 千枚小屋方面への登山道は橋の手前ではなく橋の先を暫く歩いた所に付け替えられています。 所々正規ルートを誤りやすいので、マーキングを頼りにルートの確認に努めたいです。 第二鉄塔以降急な下りがあります。 最初の林道に出たら少し左に進んだ反対側から登山道に入ります。 二つ目は林道を横切ります。 清水平〜千枚岳 清水平を過ぎると区間は長くないですが、傾斜がきつくなります。 千枚小屋の水場は小屋から千枚岳方面へ少し進んだ登山道にあります。 千枚岳直下はザレの急登。 千枚岳〜悪沢岳 一ヶ所垂直梯子を下るので足元に気を付けて丁寧に下りたいです。 悪沢岳へは幾つかニセピークを越えながらの歩きで、体力を要します。 悪沢岳付近はゴロ岩も多いので足元に気を付けたいです。 悪沢岳〜荒川小屋 中岳まではガレ、中岳以降はザレの下りが中心で滑りやすいので注意。 中岳から水場への下りは高山植物の宝庫です。 荒川小屋の水場は小屋から下ってテン場を横切った突き当たりにあります。 荒川小屋〜赤石岳 狭かったり岩混じり、根っ子地帯の登山道から始まりますので、転倒に気を付けたいです。 傾斜が緩みだすと岩混じりの展望がいい稜線歩きです。 小赤石岳の肩直下は反時計回りで最も過酷な急登です。 赤石岳は赤石避難小屋があるので早朝多くの下山者との交差があります。 赤石岳〜赤石小屋 高山植物の多い急な下りです。 途中のトラバースは滑り落ちないよう注意。 赤石小屋〜椹島 ひたすら樹林帯の下りが継続されます。 登山道が狭いところもあり、登ってくる人が多いのですれ違いに気を付けたいです。 |
その他周辺情報 | 白樺荘を利用。 http://www.okushizuoka.jp/sp/100sen/spot/000132.html 荒川小屋 https://nanpusu.jp/yamagoya/report06.html |
写真
早くも本年の最大目標です。
雁坂トンネルを抜けて甲府昭和IC〜新静岡ICまで中央、中部横断道、新東名と繋いで静岡県に入ります。
中部横断自動車道と新東名高速道路は初めての利用でした。
雁坂トンネルを抜けて甲府昭和IC〜新静岡ICまで中央、中部横断道、新東名と繋いで静岡県に入ります。
中部横断自動車道と新東名高速道路は初めての利用でした。
夕食受付は16:00までですが、ご厚意により素泊まり+荒川カレー+お弁当という形でおかずとお味噌汁までサービスして下さりました。
大変ありがとうございました。
同席となった同じく遅れた横浜からお越しの3人組は同じ1泊2日の逆回りでした。
大変ありがとうございました。
同席となった同じく遅れた横浜からお越しの3人組は同じ1泊2日の逆回りでした。
通常2泊3日の行程で、千枚小屋で一泊、もう一泊を赤石岳避難小屋か赤石小屋に泊まる方が多く、荒川小屋は場所的に通過点のため穴場で一桁かと思っていましたが、予想外に20人程の宿泊者がいました。
食後はすぐに寝る方が多く、外のベンチでエビスビール(¥800)とアルフォート(¥300)で楽しい一時。
食後はすぐに寝る方が多く、外のベンチでエビスビール(¥800)とアルフォート(¥300)で楽しい一時。
なんと河合楽器のアコースティックギターがあるではありませんか。
ご自由に演奏してくださいと書かれていたので、皆さん疲れているなか誰だかわかんない変な人のオリジナル曲の弾き語りなんか聴きたくないだろうと思いましたので、ギターに合ったクラシックを交えながら音量控え目に弾かせて頂きました。
ご自由に演奏してくださいと書かれていたので、皆さん疲れているなか誰だかわかんない変な人のオリジナル曲の弾き語りなんか聴きたくないだろうと思いましたので、ギターに合ったクラシックを交えながら音量控え目に弾かせて頂きました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
着替え
日よけ帽子
サングラス
ゲイター
靴下
軍手
予備手袋
雨具
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
ヘッドランプ
ハンドライト
予備電池
地図(地形図)
携帯
保険証
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
今年も3連休の夏休みが取れましたので、本年の再大目標として以前より楽しみにしていた南アルプス南部の荒川岳、赤石岳の縦走を歩きました。
東海フォレストは小屋利用でお金を落としてもらうため始発バスがやや遅く、最終バスは14:00と大変早いため、2泊3日の行程が一般的です。
1泊2日だとスピーディー且つパワフルな歩きが要求されます。
因みにごく稀に長い林道で自転車を使用して日帰りにアレンジする強者もいます。
調べていると荒川小屋は立地面から遅い到着時間にもわりと寛容ですので、少し時間を気にしての歩きになりますが、どちらから歩いてもほぼ中間地点の荒川小屋泊で歩くことにします。
始発バスは1便に乗れず遅れてのスタートとなってしまい、体力的に大丈夫でも時間的に小屋に申し訳ないので荒川前岳には登れず三山とはなりませんでした。
千枚小屋泊が普通なので、千枚小屋を出てから荒川小屋に到着するまでは貸切歩きでした。
荒川小屋のスタッフはやはり評判通りいい人達で遅い到着にも関わらず親切な対応をして下さりました。
小赤石岳付近から眺める赤石岳は盟主に相応しい立派な山容で堂々としていました。
両日ともに稜線上ではほぼガスでしたが、南アルプス南部を歩いてみて、今度は塩見岳にも訪れてみたいと思いました。
終わってみて一番印象に残っているのが下山後の温泉でのギターでした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2174人
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖 [3日]
悪沢岳(鉄塔横〜岩頭〜小石下〜清水平〜見晴台〜駒鳥池〜千枚小屋〜千枚岳〜丸山〜悪沢岳、往復)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
tididiさん こんばんは〜
泊まりのレコを見るのは初めてのような・・
布団はひとり一枚ですよね。ゆっくり眠れましたか?
何気に悪沢岳&赤石岳と百名山を一気に2つもゲット!
南アルプスの3000級の山々の縦走路はとても豪華で歩いてみたくなりました
雷鳥、日の出、お花畑、荒川カールの画像ありがとうございます
今年のお天気は早く安定してくれないと夏山が終わっちゃいますね
お疲れ様でした!
Mon-Dayさん、こんばんは。
泊まりは何年か前に蓼科山荘に一度泊まったことがあるだけです。
同じ金額を払うのなら下界の宿で快適に泊まりたいと思ってしまうので、日帰りが厳しい山くらいですね。
布団は皆さん1人空き間隔だったので安心してゆっくり寝れました♪
偶々なのか荒川小屋泊の人は通常の2泊周回ではないので、あまり賑わう感じもなくすぐに寝る人が多かったです。
お花畑と荒川小屋のお弁当がとてもおいしかったことが印象に残っているものの、森林限界に出てる間はほぼガスだったことと時間を気にして少し忙しく歩いたからかあまり印象に残っていないんですよね。
長い梅雨で皆さん予定が狂っていたのか荒川赤石も平日にも拘わらず一気に混んだようです。
山小屋デビューですかね?
朝の風景がとても綺麗ですねヽ(*´∀`)ノ
私達も9月にそのあたりに行きますので、大いに参考にさせて頂きます。
お互いに夏山楽しみましょー( *´︶`*)
idatenfさん、こんばんは。
山小屋は滅多に利用したことがなかったので新鮮でした!
裏銀座に訪問する機会が来たら山小屋泊になると思います。
朝の時点で晴れそうな気配だったので期待したのですが赤石岳までもたずその後は予想外の小雨でした
9月になれば空いてそうですね。
荒川前岳に行けなかったので是非荒川三山を完成させてください(^^;
tididiさん、こんにちは!
悪沢・赤石岳周回縦走お疲れ様でした
椹島を9時過ぎに出発して荒川小屋まで行かれましたか
相変わらずパワフルで快足ですね。
千枚小屋から荒川小屋までの稜線やピークは
貸切状態で独占とは羨ましいです
2日目の朝は晴れのご来光が見られて良かったですね。
やはり神々しい瞬間ですからテンション上がります。
白樺荘でオリジナル曲をギター演奏したのですか。
温泉に入り最後を気分よく〆られましたね
wazaoさん、こんばんは!
日帰りに慣れていることとあまりに遅いスタートで時間の間隔がおかしく不安になりました
千枚小屋からの稜線は一転してどこまで行っても誰にも会わなくなり、贅沢な歩きでした。
視界不良のため稜線上の記憶が薄いので、画像を見直して雄大な縦走路を歩いてきたのだなといった感じです。
ご来光はせめて小赤石岳まで行ければと思いましたが、稜線上でも見られてよかったです!
あの時はあのままどんどん晴れ間が広がると思いガッツポーズの準備をしていたんですがね
白樺荘ではギターが止まらなくなりそうでせっかく早いバスに乗れた意味がなくなるところでした(^^;
tididi さん
こんにちは (^-^)
小屋泊珍しいですね!
充実した山行
最大の目標でしたか。。。
私の最大の目標は これからです。バス予約の段階でいきなりキャンセル待ちですが💦
いろいろ人それぞれの山行
本人の好きな工程で楽しむのがベストですね!
お金かけるかけないも自由🗽
テント担ぐ気力、体力乏しいと思う時は
素直に小屋にお世話になる!!
私のtheory
深南部お花畑や雷鳥も素敵ですね🌼
やっぱりtididi さんの脚と精神力は鉄ですね(^^ゞ
お疲れ山でした!
※追記
tididi さんアーティストってミュージシャンなんですか?(いまさら聞いてしまいました)
bskylight2さん、こんにちは(^-^)
ここ2年最大目標が奥穂高岳、笠ヶ岳と北アルプスが続いていましたが、今年は南アルプス南部の縦走を最も楽しみにしていました。
休みの都合上なんとか1泊にできないかと思い、少し無理をして歩きました。
荒川小屋上のお花畑は大規模で感動しました♪
本当は時間を気にせずゆっくりしたかったです。
bskylightさんの最大目標も人気の山ですね
梅雨が長かったから余計混んでいるのかもしれませんね。
梅雨が終わったら暑くて夏バテです
職業?、ではないけど一応シンガーソングライターとして活動しています(^^;
昨日もライブをしていました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する