鹿島槍・五竜岳
- GPS
- 51:24
- 距離
- 40.1km
- 登り
- 5,020m
- 下り
- 4,613m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:59
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 3:45
- 合計
- 13:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
テン泊縦走したいと思いNagaに声を掛けると二つ返事でOKをもらう。どこに行こうか? 山仲間のRashikoが「八峰キレットに行ってから山が好きになった」と言っていた事を思い出し行先を決めた。そうだ、ゴローさんも誘おう! こちらも二つ返事でOK。後は実行するだけ。リーダーは仕事にツーリングだとか。
ルートは決まったが、あとは右回りか、左回りか迷うが、下山後のバスに揺られ車回収はキツイ。右回りに決定。下山口の八方に車をデポしバスで扇沢に向かう。
登山口を過ぎてもはバスは進む。ここで降ろしてほしいと誰もが思っていただろう。
扇沢駅から登山口まで15分。さて、登山開始です。柏原新道はいきなり急登が続く。山小屋情報によると旧道はもっと険しく時間が掛かったらしい。登山道は危険個所の掲示がして有りとても親切な道だ。高度順応に不安があるゴローさんのペースでのんびりと、おしゃべりをしながら黙々と歩く。危険地帯は安全衛生担当のゴローさんの指示に従い進み、5時間ほどで種池山荘に到着。
もう疲れて「ここに泊まればいいんじゃない」と、みんな頭をよぎるが口には出さない。口に出したら何かが終わってしまう! 明日の行程を考えると冷池山荘まではいかねば。喉を潤し爺ヶ岳に向けて出発だ。
ピークは巻けるが、クタクタなのに登頂する。誰も文句は言わない。冷池山荘が見える。下って登ってか! 鹿島槍は遥か彼方。1日でキレット小屋まで行けるRashiko達に感心する。
ふーう。やっと着いた、まずはビールを一杯。お隣さんのスキーインストラクターとしばし談笑しテン泊地へ。今夜は焼肉ジュージューうまかった。
2日目は暗いうちから行動開始し、布引山で朝日を待つ。寒かった。順調に鹿島槍南峰・北峰登頂する。山スキーのピークを目指す事と違って縦走のピークは通過点だから、なんか感動が薄いなぁ。
いよいよヘルメットを被って難所に突入。三人とも16kgオーバーのザックを背をっても、難なく通過。高所恐怖症だった僕は、ゴローさんにクライミングの手ほどきを受けたおかげで踏破する事が出来た。ついでに、股間の辺りがヒュンとする事も無かったので大事なものを失った気がする。
キレットはすっぱり切れていてとても印象的だった。
キレット小屋に着きビールを飲もうかと、買いに行くと「通過の方には売れない」との事。「飲酒運転と一緒か?」とか「飲まなくちゃこの先恐怖で足がすくんじゃう」などと言いながらコーラを飲んだ。うまかった。
ここからが長かった。登ったり下ったり、下ったらまた登る。何回も続く。これが難関ルートってやつですか。近所のオバルートと一緒だ。一番の核心は一見なんてことはないのだが、手掛かりも鎖もなく足元が滑ったら終わりだなって所があった。
疲れ切った所で五竜岳がバーン! 見たところ岩だらけでどこ歩くの? 目がいいNagaが「ほらあれ! 見えるよ」 あんなとこ行くのか!
ガレ場の落石に気を付けながら五竜岳にゴール! 今日も頑張った。しかし、今日のゴールはここではない。記念写真を撮って行きましょう、と思ったら自分が大好きカメラマンが、ずーっと自撮りしてますよ!! 皆さん待ちきれなくなって割り込んだら不機嫌そうだった。
山荘まで、あと2時間がんばろ。途中、僕たちの大荷物を笑うかわいいお姉さんに元気をもらい今日のテン場へ。もう、いっぱいです。とんでもなく斜めに張っている方もいる。寝れるの? 僕たちは諦め、次のテン場を目指すがタイムアップ。体力も限界に来たので今夜はビバークとする。
夜中に雷が鳴り豪雨となる。修理した、20年前のテントの雨漏りが心配。雷が落ちるのも心配。光ってから音が鳴るまで時間を数えてた。みんな、それぞれ数えていたらしい。
3日目は2時起床で出発です。暗闇の中を淡々と歩く。途中で初めての山で夜明け前に歩くのは何も見えなく、もったいない気がした。夜明けまで2時間も。ちょうどよく大黒岳で 朝を迎えた。ここからが急峻な岩稜地帯。明るくなって良かった。すると唐松からゾロゾロ来るよ。すれ違い困難の中、譲り合い突破して行く。いい社会が形成されている。
唐松山荘に着き朝食にする。ホットサンドとコーヒー。贅沢だな。身軽になり唐松岳をサクッと登り、不帰の嶮・白馬三山が良く見える。記念写真を撮ったら後は帰るだけ。ザックを背負い八方尾根を下る。眼下には雲海、山々は丸見え。角度が変わると山の表情も変わり、何度も振り向き写真を撮ってしまう。
八方池に着くと、ここは観光地。ものすごい人だ! 渋滞に巻き込まれるも、ごぼう抜きしさっさと下山。
お疲れさまでした。
と、ここで事件が…
ゴローさん、リフトで帽子を落とすが、無事回収。
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