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Yamareco

記録ID: 2542852
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

裏銀座縦走 新穂高〜高瀬ダム テント泊/素泊り 

2020年08月28日(金) 〜 2020年08月31日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
80:00
距離
38.4km
登り
3,386m
下り
3,227m

コースタイム

1日目
山行
7:02
休憩
0:35
合計
7:37
6:33
11
7:32
11
7:43
7:50
69
8:59
9:10
133
11:23
11:33
2
11:35
68
12:43
12:50
43
13:33
37
14:10
2日目
山行
10:39
休憩
1:04
合計
11:43
5:50
74
7:04
7:14
69
8:23
8:30
48
9:18
9:30
83
10:53
11:04
40
11:44
19
12:03
43
12:46
13:05
35
13:40
13:45
25
14:10
52
15:02
79
16:21
59
17:20
13
3日目
山行
7:38
休憩
0:37
合計
8:15
5:30
184
8:34
8:40
15
8:55
9:10
20
9:30
51
10:21
10:30
143
12:53
13:00
12
13:12
18
13:30
15
高瀬ダム
13:45
七倉山荘
4日目
山行
0:25
休憩
0:00
合計
0:25
8:55
25
七倉山荘
9:20
信濃大町駅
天候 午前は晴れ 午後はガス 夜は短い時間小雨
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
毎日アルペンバス夜行で新穂高 9500円
高瀬ダムから七倉山荘までタクシー2200円くらい
七倉山荘泊で乗合タクシー信濃大町駅1900円(要予約)
JR信濃大町から松本 680円
高速バス松本から新宿 3800円
コース状況/
危険箇所等
よく整備された人気コース
水晶小屋から野口五郎小屋までは小ピークの連続で大きな岩のゴーロ地帯や岩稜あり
ブナ立尾根は段差が大きく、根っこだらけで雨の後はスリップ要注意
その他周辺情報 新穂高は高速バス降りてから道路を下るとトイレと登山口
双六小屋テントは特定日要予約 水場あり
水晶小屋泊のみ 水500mlまで100円
野口五郎小屋泊のみ 水500mlで100円
七倉山荘 テント泊も予約可1500円温泉入浴料込み 綺麗な山荘で今度は宿泊したい
七倉山荘から信濃大町乗合タクシーは宿泊予約時に一緒に予約で1900円で済みます 普通の迎車だと8000円前後
笹新道登山口に冷えた水場
笹新道登山口に冷えた水場
わさび平
しばらくこんな感じ
しばらくこんな感じ
あっという間に視界開けてくる
秩父沢発見
あっという間に視界開けてくる
秩父沢発見
焼岳 快晴 暑い
焼岳 快晴 暑い
鏡池はガス
鏡池から急登のあとトラバース
鏡池から急登のあとトラバース
急に演習場みたいな景色
急に演習場みたいな景色
休憩ポイント
双六小屋見えた 素敵
双六小屋見えた 素敵
鷲羽見えた それにしてもすごい立地
鷲羽見えた それにしてもすごい立地
双六岳への登り口 急でデカい
双六岳への登り口 急でデカい
2日目 写真で見たままの景色を見れた
2日目 写真で見たままの景色を見れた
三俣蓮華岳へ
最後登ってるなぁ
最後登ってるなぁ
三俣小屋まで激下り 鷲羽岳
1
三俣小屋まで激下り 鷲羽岳
今日のボス
きっつい ガスりはじめる
きっつい ガスりはじめる
鷲羽岳 ガス
割物岳へ
今回の核心部
登山道の右上にひょこっと
登山道の右上にひょこっと
割れ物だらけのようだ
割れ物だらけのようだ
雲の平方面
水晶小屋へ
水晶小屋へ辿り着いた
水晶小屋へ辿り着いた
空身で水晶岳 
岩歩き連続 コースは分かりやすい
岩歩き連続 コースは分かりやすい
クマと目が合った 目を逸らしたら歩いていってくれた
1
クマと目が合った 目を逸らしたら歩いていってくれた
雷鳥さん
大岩群 バランス取りながら
大岩群 バランス取りながら
真砂岳 どこまで行くのだろう
真砂岳 どこまで行くのだろう
ガレ場 ガスで進む先の目標物が見えないのが辛い
ガレ場 ガスで進む先の目標物が見えないのが辛い
小ピーク何回もアップダウンして
小ピーク何回もアップダウンして
振り返るとほぼ同じ高さに野口五郎岳山頂
振り返るとほぼ同じ高さに野口五郎岳山頂
本来歩いてちゃいけない時間 反省
本来歩いてちゃいけない時間 反省
暖かなご家族運営の野口五郎小屋 営業してくれて感謝
2
暖かなご家族運営の野口五郎小屋 営業してくれて感謝
3日目 烏帽子岳へ 大岩群 五郎五郎
3日目 烏帽子岳へ 大岩群 五郎五郎
午前は先が見える
午前は先が見える
岩綾巻きのアップダウン
1
岩綾巻きのアップダウン
三ツ岳巻いて烏帽子小屋への激下り手前
三ツ岳巻いて烏帽子小屋への激下り手前
休憩 雲の切れ間に針ノ木?
休憩 雲の切れ間に針ノ木?
左は立山?
高瀬ダム あそこまで遠かった
高瀬ダム あそこまで遠かった
烏帽子小屋
ニセ烏帽子までにする
ニセ烏帽子までにする
烏帽子岳 かっこいい
1
烏帽子岳 かっこいい
ブナ立尾根下りと同時にガス ようやく三角点 足痛い辛い
ブナ立尾根下りと同時にガス ようやく三角点 足痛い辛い
激痛にあえぎながらブナ立尾根登山口にたどり着いた
激痛にあえぎながらブナ立尾根登山口にたどり着いた
巨大丸太橋 ヒマラヤのような秘境感
巨大丸太橋 ヒマラヤのような秘境感
吊り橋 素敵
サンダルに履き替え高瀬ダム
サンダルに履き替え高瀬ダム
タクシーがいてくれてホッと胸を撫で下ろした瞬間
タクシーがいてくれてホッと胸を撫で下ろした瞬間
七倉山荘 いいお湯でした
七倉山荘 いいお湯でした
キンキン冷ビール
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キンキン冷ビール
4日目 信濃大町駅へ
4日目 信濃大町駅へ

感想

前回山行からだいぶあいてしまったが夏山縦走に出発
毎日アルペン号新穂高行きの予約ができたので深く考えず、裏銀座_新穂高スタートの高瀬ダムゴールの順路に相成りました。逆の方がよかったなぁ。。
自分にとっては初のテント泊・自炊小屋泊縦走となった。
とにかく荷物の重さなのか重量バランスなのか、靴が合わないのか縛り方が下手なのか、重たいザックで下りが足裏にくるらしく、5時間超えたあたりから毎日のようにかかとや親指に激痛。特に、聞きしにたがわぬ急登ブナ立尾根は辛かった。段差が大きく、根っこだらけで、前日の雨露でツルツルにすべりさらに一歩一歩が苦しくなった。
天気は午前中晴れ、午後からガスだったので、午前中に素晴らしい展望を楽しめ、またテント泊も快適に過ごせて、ハードながらも楽しい山行だった。

1日目は双六小屋までにしてゆっくりを心がけて登った。鏡平手前で謎の手のむくみで手がグローブみたいになって少し焦った。原因はいろいろ考えられたが、夜には治っていた。鏡平手前からしんどくなってヘロヘロで双六小屋着。自炊したソース焼きそばが特に美味しかった。夜はパラパラと雨が降った。

2日目は出発が少し遅れた。朝ごはんはアルファ米で結構食べれた。水を補給して出発。双六岳、三俣蓮華岳、三俣小屋までは素晴らしい展望を楽しめた。鷲羽の登りあたりから足が痛くなりペースダウンし、ガスガスの頂上到着となった。水晶岳までもごまかしごまかし進んだ。水晶小屋に荷物をデポして空身で水晶岳山頂に向かった際には足の痛みはあまり気にならなかったが、また重いザックを背負って野口五郎岳へ向かう下りはまた激痛、そして雨。砂利っぽいくだりもかなりいやらしかったし、ガスで視界が開けないまま稜線小ピークの小刻みなアップダウンの連続は足の痛みを差し引いてもかなりしんどかった。すれ違う方からクマ目撃情報をいただいた矢先、クマを見てしまった。森林限界よりも上なのに今年はちらほら出没しているようだった。目が合ったが、目をそらしてお前には興味ないよと進み出したら、向こうもそのまま歩き去ってくれた。
そのあとは、これをあとどれくらい繰り返すのだろうかと思う小ピークの大岩群や岩綾がガスの向こうに現れる。野口五郎小屋に着く頃には足の痛みは限界だった。遅くなったことをお詫びしたが、いつものように親切に受付してくださった。古い小屋だけど、アルコールなど対策をして営業をしていただいたことに感謝の念が余計にわいてきた。一日中冷たい水を飲んだり、水晶からは雨に打たれたりしたため体は冷えていたのでビールはやめて、夕食は暖かいカフェラテとおかゆくらいにしたアルファ米で自炊泊。

3日目は烏帽子岳頂上は諦めて、とりあえずニセ烏帽子岳(前烏帽子岳)から写真撮影に決めて出発。烏帽子小屋で休んで、荷物をデポしてニセ烏帽子往復は近かった。烏帽子小屋通過し下り始めるとすぐにガスが濃くなった。下りは流石にブナ立尾根だけあって急な下りで段差も大きく、濡れて滑りやすい木の根っこに難儀した。降り始めてすぐにまた足の痛みがピークに達してしまったが、悶々とした気持ちで何回も休みながら頑張った。
ピストンでない限り、急登は下りにしないほうがいいな、しかもテント泊装備では、と学んだ。
高瀬ダムの先にタクシーがいるのが見えて、七倉山荘まで歩かずに済むとホッとした(当初は七倉山荘までは歩いていける予定だった)。七倉山荘は新しい建物できれいな山荘。山荘裏手の敷地で入浴料込みで1500円でテント泊もさせてくれる柔軟な山荘で、温泉も素晴らしく、今度行く時は普通に1泊2食でもいいなと思った。
おいしいビール飲んでゆっくり過ごして、翌朝、山荘周辺をぶらぶらして時間を潰し、あらかじめ予約しておいたタクシー1900円で信濃大町まで向かい、松本から高速バスで新宿に帰着。

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