槍ヶ岳、奥穂高岳、北穂高岳 ババ平・涸沢テン泊


- GPS
- 33:22
- 距離
- 68.1km
- 登り
- 4,903m
- 下り
- 4,894m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:46
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:02
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:57
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 5:40
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:44
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
あかんだな駐車場1日600円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地ターミナルにて登山届け提出 |
その他周辺情報 | テン場使用料一泊千円 平湯の森 日帰り入浴料金600円 |
写真
感想
今とても登りたい山という事で、飛騨山脈(北アルプス)の剱岳と立山登山後は槍ヶ岳と穂高岳に登り涸沢に泊まりたいという計画で上高地入りしました。
この山域は初めてになるので、まずは王道の上高地からの槍沢ルートで槍ヶ岳登頂のためにババ平のテン場を目指します。平湯のあかんだな駐車場へ車を停めて朝一のシャトルバスで上高地ターミナルへ向かいました。初めて訪れた上高地にテンションがとても上がってしまいましたが、登山届けを提出してのんびり歩きだしました。紅葉を楽しみに来た観光客やたくさんの登山者で賑わっていて華やかな雰囲気です。小梨平キャンプ場、明神館、徳沢、横尾とお店や旅館、自動販売機もあり観光地となっているのですね。横尾までは道もとても整備されて広くアップダウンも少ないので歩きやすかったです。横尾で座って一休みしました。
横尾から先はようやく登山道という雰囲気になり、人もいなくなりました。槍沢ロッヂを過ぎて、本日のテン場ババ平へ到着しました。御手洗いと水場もあり、本州の山の整備されぐあいには本当に驚きました。プラティパスの蓋を忘れてきてしまいました…テン場の辺りの紅葉が黄色がメインでしたが、とても鮮やかで見頃でした。静かで雰囲気の良いテン場でした。
翌朝はヘッドランプでスタート。静まりかえった沢沿いを暗闇の中歩き出し、気持ちもぴんと張り詰めています。明るくなりだし、朝焼けが紅葉と相まってとてもきれいで感動しました。なんて清々しい一日の始まりなのでしょうか^ ^
しだいに斜度も増してきて、槍ヶ岳の穂先に肩の槍ヶ岳山荘も視界に入ってくるようになり、気持ちもますます盛り上がってきました。
小屋じまいしたという殺生ヒュッテを見上げるようになり、槍ヶ岳を開山した播隆上人が篭ったという岩小屋で一休み。葛折りにつけられた登山道には、小屋までの距離が書かれていて目安になりました。
いよいよ槍ヶ岳の穂先に登りだします。登りと下りとルートがペイントで指示されています。鎖場に梯子も楽しく登って登頂できました!山頂からは360度の素晴らしい眺望が広がっていました。常念山脈や双六岳、三俣蓮華岳方面も歩いてみたい!と夢は広がりました^ ^
慎重に下山し、大喰岳、中岳、南岳と標高3000mの山々を歩き天狗原へと周回ルートをとりました。歩いている人も少なくなり、ずっと絶景を眺めながらで最高に楽しい稜線歩きとなりました。南岳では山頂からの眺望を一人占めで、贅沢過ぎる!と感動していました。南岳から先の大キレットはちょっと…見るだけでゾクゾクしてしまい、すくんでしまうような感じでしたが…
天狗原へ下りるのは崖斜面のようなところに鎖場や梯子などがあり、慎重に下山しました。天狗原は氷河公園とも呼ばれているようで大岩が点在していました。天狗池では逆さ槍ヶ岳が絶景スポットだったようで、この天狗池を目的地に来る方もいるようです。天狗原はとても美しくって癒される場所でした。槍沢コースに合流してテン場へ戻ったあとは、またのんびりと過ごしました。ババ平に2泊し翌日は横尾まで下りてから涸沢へ向かいました。
涸沢まではなかなか長く感じましたが、歩いている方もとても多かったです。重装備を背負っていると歩みも超スローペースです。小屋泊装備の方に道を譲って、休み休みのんびり登っていきました。涸沢カールへ到着した時にはその眺めの良さに、感動に浸っていました。紅葉のピークは過ぎていたとはいえ、憧れの涸沢にテン泊する事も大きな目的だったのでとても嬉しかったです♪
涸沢に着いたとたんに、雰囲気の良さにここでゆっくりしていこうと!
涸沢ヒュッテではガス缶も売っていたし、ご飯に飲み物などもあり…街にいるのと変わらない感じにカルチャーショックを受けました…
翌朝は期待していたモルゲンは見られず、ガスガスでしたがのんびりと奥穂高を目指してザイテングラードを登っていきます。ガスに強風でしたが山頂を目指しました。
過酷な環境下で愛知からの方とスライドし、前穂高岳から来たとの事、重装備を背負って北穂高経由で涸沢泊まりだとパワフルな方も多かったですね。
この稜線歩きは、重装備では私には無理だなぁと感じました。
奥穂高岳ではガスが抜けそうになったりとしばらく粘ってみたものの、下りている途中に山頂が見えていました…もっと遅めの時間に登っていればと思いましたが、岩山の穂高岳がとても大好きになったので、再訪決定な山域です。
涸沢岳にも登ってから、山荘で暖かい飲み物をいただき下山しました。
北穂高岳への周回ルートはガスと強風にて、視界もないので諦めました…
テン場に戻り、愛知からの方と山談義に花が咲き楽しい時間を過ごさせてもらいました。雲ノ平と白根三山縦走をおすすめされたので、私は北海道の大雪縦走をおすすめしました^ ^
夜は空を眺めた時の星空がとてもきれいで更に涸沢に感動しました。
翌朝、天気も体調も良かったので北穂高岳を登ってきました。北穂高岳も岩場が多くて、とても楽しめました。北穂高岳から見る槍ヶ岳の格好良さはピカイチで、大好きな山となりました♪大満足してからテン場へ戻り荷造りし、離れがたい気持ちでしたが下山しました。
徳沢ではソフトクリームを美味しくいただきました^ ^カレーとか美味そうなご飯も食べてみればよかったなぁと、あとになってからちょっと後悔…
帰りの上高地までなかなか長く感じましたね。
次は小屋泊まりになるかなぁと思いますが、穂高の山域がとても好きになりましたので、また訪れたいです!
北海道の山とはまた雰囲気も異なった北アルプスの岩場の山、短期間で満喫されましたね。学生の頃、テント担いでいろいろなルートで縦走していた北アの岩場の山々、懐かしく思い返しました。今は施設もルートもかなり整備されているようですね。また来訪予定とのこと(多分大キレット挑戦ですよね)、天気が急変する山域なので装備と経験を蓄積して山行を楽しんでください。白馬ー鹿島槍もお奨めです。
bigbangさん、ご無沙汰しております。
北海道では味わう事のできない岩山で、そのスケールの壮大さには感動しっぱなしでした
初めて訪れたので、難所は外してのんびりゆったりと滞在し満喫してきましたね。
北穂高岳からの眺めがとても良くって、気持ちもやたらとハイになっていました。奥穂高岳はもっと山頂でねばっていれば、眺望も得られたのになぁと…
槍ヶ岳、穂高の縦走は歩いてみたいと思っています!
白馬ー鹿島槍も歩きに行ってみたいですね。行きたいところだらけです
北ア行ってたんですね!。有名どころをいくつも制覇していてすごいです。準備万端で臨まれたんですね、北アの景色すごいですよね。自分も奥穂やら白馬やら西穂やら行きましたが北海道とはまた違った景色に心奪われました。また行きたいところです。
atomicさん、こんばんは
本州の山は退職後にゆっくりと予定していましたが、その頃にはテントを背負えなくなっているなぁと思いまして …
北アルプスの峻険な岩稜帯、見ているだけで気持ちが高揚しました
再訪したい山域になりますよね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する