北岳〜塩見岳で憧れの人に出会った〜！
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長野県
静岡県
kaoritree
- GPS
- 104:00
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 3,119m
- 下り
- 2,875m
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11：20広河原（登山届提出）−11：30広河原山荘ー13：49二俣（肩ノ小屋めざして進むが天候と時間が気になり引き返し・WC）−二俣14：20−14：45白根御池（テン泊）
8/20（火）
4：50白根御池−6：39小太郎尾根分岐−7：16北岳肩ノ小屋（WC・休憩）−8：25北岳8：45−9：50北岳山荘（WC・休憩）10：00−11：00ガスと風と夕方の天候気になり、引き返し−11：40北岳山荘・テン泊（夜半、雨・強風）
8/21（水）
5：30北岳山荘−6：06中白根山−7：04 間ノ岳（休憩）7：15−8：12三峰岳−9：08三国平−9：47熊ノ平小屋（小屋泊・夕食のみ）
8/22（木）
4：20熊ノ平小屋−7：16北荒川岳−7：31北荒川岳キャンプ場跡−9：24北俣岳分岐−10：00塩見岳東峰11：00−11：04西峰−12：20塩見小屋（昼休憩・絆創膏・水購入）13：00−14：53本谷山15：00−15：59水場分岐ー16：15水場ー16：30三伏峠 テン泊
8/23（金）
6：15三伏峠−8：44鳥倉登山口
| 天候 | 8/19（月）晴れのち曇り 8/20（火）曇りのち晴れのち曇り・風。夜半、雨・強風。 8/21（水）曇り・強風のち晴れ 8/22（木）曇りのち晴れ 8/23（金）曇りのち晴れ（下界）。山では午後から崩れる予報だった。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
以上、青春18きっぷにて。 甲府泊。 8/19（月） 甲府駅出発広河原行きのバス南口�Α併獲�交通）は、この日から平日9：00出発。 ＠1900+協力金100 11：00広河原着 ＜帰り＞8/23（金）9：10鳥倉登山口ー11：00伊那大島（途中塩の里で休憩あり）＠1620（伊那バス） 11：39伊那大島−（飯田線）−16：16豊橋16：32−（米原行き・新快速）−18：40米原18：48−（播州赤穂行き・新快速）−20：13大阪20：27 以上、青春18きっぷにて。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
北岳の危険！、塩見岳の危険！、マークが緊張しました。が、歩いてみたらザレ場の下りの方が大変でした。 塩見の落石注意も、気を付けていました。 危険マーク箇所は足場がどちらかというと安定してました。 私のような、ザレ場苦手な方々の為に、北岳からの下り、間ノ岳からの下り、北俣岳分岐の上り→上りなのに緊張しました。 北俣岳分岐から塩見の方が緊張するよ（多分、切れてる所（二箇所）だと思います。）とアドバイス頂いたのですが、どちらかというとザレ場の上りの方が冷や汗でした。 高所恐怖症の方は緊張されるかもですので、両側見ないようにすれば大丈夫です！ 間ノ岳から下ってきたところで、三峰岳の熊ノ平側の岩場のトラバース気をつけてとアドバイス頂いたのですが、ホールドしっかりしていますので、しっかり足元おけば大丈夫です。 あと、クマ情報ですが、二俣付近と、間ノ岳付近に8月中旬に目撃情報があったそうです。 三峰岳辺りの岩場に「クマ注意」と、よく書かれていました。 ハイマツ帯の時は、声も出していました。 熊鈴は、その付近はもちろんのこと、ひとりになることが多かったので、シャンシャン鳴らしながら歩きました。 北岳山荘の水場と、三伏峠の水場も「クマ注意」らしいです。 登山ポストは、広河原→二階のインフォメーションセンターで。 鳥倉登山口→登山口にあり。 ※ルートは、フリーハンドですので、正確ではございません。※ |
| 予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
甲府で前泊。
関西からは、南アルプスは遠い。
ここで登山届を提出。
ガスやらいろいろ売っていた。
購買意欲を閉まって、登山開始。
11：20
広河原山荘。11：30暑いのでひんやりしたものを買いたかったが、先を急がねば！と、素通り。
コースタイムで、5時間40分。
17時半に肩ノ小屋に着いたらと思いつつ。。。
暑いのでひんやりしたものを買いたかったが、先を急がねば！と、素通り。
コースタイムで、5時間40分。
17時半に肩ノ小屋に着いたらと思いつつ。。。
が、二俣で稜線がガスっぽいのと、時間が14時前。二俣から、肩ノ小屋まで3時間。初日にしてはいいペースだったが、少し上ってみて引き返し、二俣から30分の白根御池へ向かうことにした。
翌日の予定は、熊ノ平。
御池からでも9時間ほどかかるが、行けるだろう。
二俣から御池の、この道は、ほんと、すてきだった。
二俣から、肩ノ小屋まで3時間。初日にしてはいいペースだったが、少し上ってみて引き返し、二俣から30分の白根御池へ向かうことにした。
翌日の予定は、熊ノ平。
御池からでも9時間ほどかかるが、行けるだろう。
二俣から御池の、この道は、ほんと、すてきだった。
御池小屋。水も豊富で、小屋もきれいだった。
後から知ったのだが、ソフトクリームが有名らしい。
そうとは知らず、到着するなり、テント設営のお供に（！！）缶ビール購入してしまったあほな私。
水も豊富で、小屋もきれいだった。
後から知ったのだが、ソフトクリームが有名らしい。
そうとは知らず、到着するなり、テント設営のお供に（！！）缶ビール購入してしまったあほな私。
8/201日目に肩ノ小屋まで行きたかったが、行けなかったので、この日の行程は長め。（熊ノ平予定。コースタイムでは8時間50分。）
ということで、ヘッドランプつけて、4時50分御池小屋出発！！
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1日目に肩ノ小屋まで行きたかったが、行けなかったので、この日の行程は長め。（熊ノ平予定。コースタイムでは8時間50分。）
ということで、ヘッドランプつけて、4時50分御池小屋出発！！
ここのお花たちって、厳しいところで咲いていることがほとんど。それを見ている私たちも当然厳しいところにいるわけでwwwでもね、お花たちを見ていると、自然と頬笑みがでてくる。
そして、なぜかしら、ありがと♪って、つぶやいてる。
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でもね、お花たちを見ていると、自然と頬笑みがでてくる。
そして、なぜかしら、ありがと♪って、つぶやいてる。
一緒に見る人がいなかったので、お地蔵さんと一緒に見たYO！
北岳から下りてきて、ほっとしたところ♪地図の危険マークが不安だったけど、ここの方が足元しっかりしてました！
どちらかというと、ザレ場の足元にビクビクしてた〜
地図の危険マークが不安だったけど、ここの方が足元しっかりしてました！
どちらかというと、ザレ場の足元にビクビクしてた〜
間ノ岳がきれいに見えてます！
北岳山荘から見る富士さま！10時出発したのだが、このあと、あれよあれよという間にガスと風！
かなり雲が流れてるけど、雲の切れ間が出てこない！
ここから私の足では、5時間かかるかもなので、熊の平の到着15時。
山荘で天候聞いてくるんだった。
1時間ほど登ったところで、某大学さんのパーティに天候を聞くと、夕方から雷雨。。。
ここからはずっと稜線。
北岳山荘に引き返した。
予備日使ってしもうた。。
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10時出発したのだが、このあと、あれよあれよという間にガスと風！
かなり雲が流れてるけど、雲の切れ間が出てこない！
ここから私の足では、5時間かかるかもなので、熊の平の到着15時。
山荘で天候聞いてくるんだった。
1時間ほど登ったところで、某大学さんのパーティに天候を聞くと、夕方から雷雨。。。
ここからはずっと稜線。
北岳山荘に引き返した。
予備日使ってしもうた。。
8/21北岳山荘、5時半出発
昨晩の雨風すごかった！
石三つぐらいで固定してたが、飛んでた。
夜中に起きて又重ね、斜めに傾いてたテントを押さえながら寝た。
斜めになって頑張ってるテントを見て、なにやら笑いがでてきたwww
けなげさが可愛く見えた！
北岳山荘、5時半出発
昨晩の雨風すごかった！
石三つぐらいで固定してたが、飛んでた。
夜中に起きて又重ね、斜めに傾いてたテントを押さえながら寝た。
斜めになって頑張ってるテントを見て、なにやら笑いがでてきたwww
けなげさが可愛く見えた！
前日よりもかなりのガスと風。重い荷物を持っているのに、風でよろけて転ぶ。突然の風は立ち止まるようにして。でも、雷は大丈夫そうだし歩いた。
重い荷物を持っているのに、風でよろけて転ぶ。突然の風は立ち止まるようにして。でも、雷は大丈夫そうだし歩いた。
流れの速いこと速いこと！
下に見える北岳山荘。
かなり、見えてきた！よっしゃあ！！
間ノ岳に到着。
ガスガスで何も見えなかったが、15分もするとこのように青空が見え始めてきた。
これから歩く道。仙塩尾根。
みなさんは、農鳥岳方面。
ここから歩く人は全くいない。
熊ノ平までは、ここから2時間ほど。
急がなくてもいいしのでゆっくりしよう。
某大学さんパーディは先行されていて、このコースだと言っていたが、もうすでにいない。
後からお聞きすると、農鳥ピストンされていたらしい。すごい！！
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仙塩尾根。
みなさんは、農鳥岳方面。
ここから歩く人は全くいない。
熊ノ平までは、ここから2時間ほど。
急がなくてもいいしのでゆっくりしよう。
某大学さんパーディは先行されていて、このコースだと言っていたが、もうすでにいない。
後からお聞きすると、農鳥ピストンされていたらしい。すごい！！
まだ突風吹いてるんだろうなあ。。。と。
あのドーム型が、三峰岳（みぶだけ）で、平っぽいのが三国平だろうか。この辺りで、別の某大学さんパーティにアドバイスを頂く。
三峰岳の熊ノ平側のトラバースの岩場と、三国平の突風注意と。
これは、多分、主観だろうかと思う。
私にとっては、足元がしっかりしてるトラバースの岩場より、この辺りのザレザレ急坂下りが苦手でへっぴり腰で時間食ってました（汗）
だって、滑るし、足の指が痛いんだもの〜（泣）
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この辺りで、別の某大学さんパーティにアドバイスを頂く。
三峰岳の熊ノ平側のトラバースの岩場と、三国平の突風注意と。
これは、多分、主観だろうかと思う。
私にとっては、足元がしっかりしてるトラバースの岩場より、この辺りのザレザレ急坂下りが苦手でへっぴり腰で時間食ってました（汗）
だって、滑るし、足の指が痛いんだもの〜（泣）
三峰岳。お盆ぐらいに、この辺りで、熊目撃情報があったそうな。二俣でも。
岩にペンキで「クマ注意」と何度か書かれていた。
左側の沢を上ってきたんだろうなと思った。
いかにも、クマが好きそうな沢なんだもの。
で、いつものように「今から通りますよ〜！通らせて下さいね〜！！」と、かわいく申告♪
お盆ぐらいに、この辺りで、熊目撃情報があったそうな。二俣でも。
岩にペンキで「クマ注意」と何度か書かれていた。
左側の沢を上ってきたんだろうなと思った。
いかにも、クマが好きそうな沢なんだもの。
で、いつものように「今から通りますよ〜！通らせて下さいね〜！！」と、かわいく申告♪
2999mが肉食うに見えて仕方がない！
これはもう、蛋白源が足りてないな。。
そして、この細い稜線の道、たまらない！
多分、この辺り気をつけてってことだったんだと思います。ザックにぶらぶらぶら下げて、後ろから見たら、ハウルの動く城みたいなザックだったからなあ。
ザックにぶらぶらぶら下げて、後ろから見たら、ハウルの動く城みたいなザックだったからなあ。
塩見さんには、一度、登ったことがあった。しかも、天気が悪かったから何も見えなくて、記憶もあまりなくて。
でも、今回、歩いてみると、ここから見る塩見さんて、かなりかっこいい！！！
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しかも、天気が悪かったから何も見えなくて、記憶もあまりなくて。
でも、今回、歩いてみると、ここから見る塩見さんて、かなりかっこいい！！！
9：47熊ノ平に到着。
この日は、東海フォレストのバスに乗る為（当初、聖岳までの縦走計画だった。）小屋泊まり。
夕食も頂いた。蛋白源補給！！
熊ノ平に到着。
この日は、東海フォレストのバスに乗る為（当初、聖岳までの縦走計画だった。）小屋泊まり。
夕食も頂いた。蛋白源補給！！
一番乗りの私。小屋の中の窓から素敵な風景が！
到着と同時に、かなり晴れてきた！
そして、昨晩のテントを干させて頂いた。
某大学さんのパーティと楽しい時間を過ごさせて頂いた。
次の日は、暗いうちから出発。10時間20分コース。夜目が効かない私は、樹林帯の中だとさらに見えないので、少し偵察。
小屋の中の窓から素敵な風景が！
到着と同時に、かなり晴れてきた！
そして、昨晩のテントを干させて頂いた。
某大学さんのパーティと楽しい時間を過ごさせて頂いた。
次の日は、暗いうちから出発。10時間20分コース。夜目が効かない私は、樹林帯の中だとさらに見えないので、少し偵察。
8/22この日は、三伏峠までの10時間20分を歩かねばならなかった。
塩見小屋は要予約だし、仮に稜線で予約できたとしても、聖まで、いや、予備日をすでに使ってるので、赤石まで行くには三伏までは延ばしておきたいし、しかも資金が尽きかけてる。
ということで、3時半出発予定が、3時半起床（汗）。そして、いつも通り、コンタクトレンズがなかなか入らず、4時20分熊ノ平出発。
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この日は、三伏峠までの10時間20分を歩かねばならなかった。
塩見小屋は要予約だし、仮に稜線で予約できたとしても、聖まで、いや、予備日をすでに使ってるので、赤石まで行くには三伏までは延ばしておきたいし、しかも資金が尽きかけてる。
ということで、3時半出発予定が、3時半起床（汗）。そして、いつも通り、コンタクトレンズがなかなか入らず、4時20分熊ノ平出発。
朝の森は、気持ちいいねえ。先程までは、稜線でまたまたガスガス、そして風。ウールの長袖とレインウェアを着用していたが寒かった。
暗いうちの出発は熊が恐いので、いつも通り「今から通りますよ〜！通らせて下さいね〜！」と申告。
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先程までは、稜線でまたまたガスガス、そして風。ウールの長袖とレインウェアを着用していたが寒かった。
暗いうちの出発は熊が恐いので、いつも通り「今から通りますよ〜！通らせて下さいね〜！」と申告。
とか言いながら、素敵過ぎて、しばしば立ち止まり、歩みが遅いのに、撮影ばっかし♪そして、某大学さんのパーティに、またもや抜かされたww
のんびりしてて大丈夫？！
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そして、某大学さんのパーティに、またもや抜かされたww
のんびりしてて大丈夫？！
北荒川岳に到着。
うう。。。寒い。すごい風。
でも、塩見さんに圧倒される！！
塩見さんに見惚れていたら、塩見小屋からやってきた方が、撮って下さった。お互い、単独行なので、撮り合った。
そして、山話。
歩みが遅くとも、長時間歩く日だろうとも、こうして山のお話ができる時間は、私にとってかなりの至福。
こんな時間が、この日、何人と、どれくらいさせて頂いただろうwww
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お互い、単独行なので、撮り合った。
そして、山話。
歩みが遅くとも、長時間歩く日だろうとも、こうして山のお話ができる時間は、私にとってかなりの至福。
こんな時間が、この日、何人と、どれくらいさせて頂いただろうwww
こちらからの塩見さん、めちゃくちゃかっこいい！！
塩見さんが、微笑んで待っている。暑さでへろへろ〜。
ここでウール長袖脱いで、レインウェア脱ぐ！
一気に元気になった！
半袖とアームカバーで、いつものスタイル。
→かなりの暑がり。
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暑さでへろへろ〜。
ここでウール長袖脱いで、レインウェア脱ぐ！
一気に元気になった！
半袖とアームカバーで、いつものスタイル。
→かなりの暑がり。
5人パーティの登山者の方に北俣岳の鋭さにビビってたら、北俣岳から塩見の方が恐いよと言われ、来たら多分ここがそうだったんだろうと思う。確かに、道を外れたら落ちるけど、どちらかというと私は、上りでも北俣岳のザレ場が恐かった（汗）ザレ場苦手〜。でも、ここでは、横を振り向かなかったYO！平均台と思いこんだ！こういうところが二箇所あったかな。
確かに、道を外れたら落ちるけど、どちらかというと私は、上りでも北俣岳のザレ場が恐かった（汗）ザレ場苦手〜。でも、ここでは、横を振り向かなかったYO！平均台と思いこんだ！こういうところが二箇所あったかな。
あと、もう少し。塩見さんがほほ笑んでる！
そして、私の憧れの人に、かな〜り似てらっしゃる人が！
まさかね〜、暑さでおかしくなってるのよ、私。
塩見さんがほほ笑んでる！
そして、私の憧れの人に、かな〜り似てらっしゃる人が！
まさかね〜、暑さでおかしくなってるのよ、私。
詳しくは、感想で。
一時間ほど東峰で滞在。しずてつさんにAU携帯で電話。
とぎれつつも、繋がった！
荒川さん、赤石さん、そして、奥には聖さんがちょこっと見えてるのかな。
しずてつさんにAU携帯で電話。
とぎれつつも、繋がった！
荒川さん、赤石さん、そして、奥には聖さんがちょこっと見えてるのかな。
さて、一度は、ここを歩いてるけど、記憶がないってことはそんなでもなかったってことだし、危険マークも大丈夫でしょう。でも、私、今回テント装備。
20kg弱。
重さでよろめくから気をつけないと！！
カメラもザックの中に収めました。
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でも、私、今回テント装備。
20kg弱。
重さでよろめくから気をつけないと！！
カメラもザックの中に収めました。
私、頑張った！
かなり遅かったけど。。。
まだ、油断禁物。このあとも、ちょこちょこ岩場があったので。
天狗岩辺りで30分でいいペースだったのに、ザレ場でまたしても時間かかった（泣）
きたきた、足の指の痛さが。。。何度も紐をくくり直した。
このあとも、ちょこちょこ岩場があったので。
天狗岩辺りで30分でいいペースだったのに、ザレ場でまたしても時間かかった（泣）
きたきた、足の指の痛さが。。。何度も紐をくくり直した。
12：20塩見小屋到着。
水分補給。水1L購入で、計1.5L。ここから3時間だけど歩けなかったらビバークだから。
靴下脱いで足を見たら、やはり、すごいことになってた。
足はふやけて、爪は白くなって先が少しめくりあがり、絆創膏も取れて、足指が真っ赤に腫れてた。
塩見小屋到着。
水分補給。水1L購入で、計1.5L。ここから3時間だけど歩けなかったらビバークだから。
靴下脱いで足を見たら、やはり、すごいことになってた。
足はふやけて、爪は白くなって先が少しめくりあがり、絆創膏も取れて、足指が真っ赤に腫れてた。
暑かった〜。
時々、登山者の方とお話。
楽しい時間。
6：15出発
この日から天候が崩れるので、予定変更し、鳥倉登山口に下りることにした。
梯子がたくさん。こういう危ない所は気を付けて下るんだけど、この下の梯子で、足を置こうとしたところに置けず、おかしな足場にバランス崩れ転倒・・・するはずが、頑張って斜面側にグァシッと受身でこたえたが、その受身の激しさでかなりの打身。
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こういう危ない所は気を付けて下るんだけど、この下の梯子で、足を置こうとしたところに置けず、おかしな足場にバランス崩れ転倒・・・するはずが、頑張って斜面側にグァシッと受身でこたえたが、その受身の激しさでかなりの打身。
この日は、2時間ぐらい。ゆっくりな私は2時間半。
でも、いっぱい森を楽しんだ。
途中の水場で、帰ってからの晩酌とコーヒーの水を頂く。森の恵み。
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ゆっくりな私は2時間半。
でも、いっぱい森を楽しんだ。
途中の水場で、帰ってからの晩酌とコーヒーの水を頂く。森の恵み。
感想
長文でございます。
自分の為に、日記としていろいろな思ったことなども兼ねて書かせて頂いておりますので、ご了承くださいませ。
そして、私の山行は山登りというより山旅に近いと思っております。
ここからは、読もうとお思いになられた方のみお進みくださいませ。
もし、この山行でご一緒になられた方がいらっしゃいましたら、気兼ねなくコメントを下さいませ。
南アルプスは、ツアーで塩見岳のみ来たことがある。
ここは全くわからず、山名の読み方もままならず来てしまった。
2010年、単独、小屋泊、初アルプスである双六岳に登った時、お世話になった京都のIさんが、ぜひここを歩くといいと、仙塩尾根と熊ノ平小屋を勧めて下さった。
その念願かなって2013年。
山歴10年（うち5年は休止期間。再開3年目。）で初めて訪れた富士山を見たくて、北岳から仙塩尾根、そして、雲の平で出会った素敵なおじさまのお勧めの蝙蝠岳の計画だったが。。。。
せっかく、お休みも頂いているので、北岳から聖岳縦走予定で入山した。
8/18（日）
青春18切符で大阪を昼に出発。
順調に東へ東へと進んでいく。
20時半に甲府駅に到着。9時間の列車旅。久々の鉄子旅に感激〜♪
八ヶ岳ぐらいで、地元の素敵なおじさまと電車の中でお話。
おじさまの若い時からの冒険話に感動。
なんて素敵な出会いだろう。
そして、冒険だけでなく、仕事もしっかりとなされているご様子。
まさに、人生の先輩ですね。そして、また、かっこいいの！
気を付けてねと励まして下さった。
ありがたい。
旅は、こういうところもひっくるめて旅なのだ。
甲府駅でご飯しようと思ったら、駅前の吉野家か、居酒屋ばかり。
翌日から炭水化物ばかりなので、肉食べときたいなあと探してたら、ファミレス発見。
がっつり頂いた。
8/19（月）
広河原行きのバス6番線。
20人ほどの列が。
この日から平日のみ9時出発になったんで、広河原11時着で、予定の肩ノ小屋へは17時半頃になる予定。
行けるといいんだが。。。と、2時間のバス旅。
添乗員さんが楽しく盛り上げて下さって、楽しい時間だった。
到着したビジターセンターは、新しくてとてもきれい。
ここで、登山届を提出して、不安とワクワクのなんともいえない感じで、歩き始めた。
暑がりの私は、額から汗がぽたぽた。
7月末の大雪縦走で、下山してからかなりの下痢に陥ったせいで、体重減少とそのあとの暑さで体力低下。
20kg（7日間山行予定）のテン泊装備は、大雪山で慣れたから今回はましだろうと思っていたがきつかった。
途中途中で皆さんが励まして下さるので、頑張れた感が！
コースタイムで17時半頃肩ノ小屋に到着の予定で組んだが、だめであれば御池に回れるので大樺沢コースで歩いた。
まだ、所々にお花が残っていてお花にも励まされた感が！
二俣にバイオトイレあり。
お盆ぐらいに、ここで熊目撃情報があったそうだ。
月曜日なのにかなりの登山客だったので、大丈夫そうだった。
ここで14時前。初日にしては順調。
稜線ガス。何も見えなくなり深くなってきている模様。
二俣で休憩中の若者に道の感じを聞き、ここから3時間行程を歩けるか検討。
天候は歩きながら様子を見る。
進むことに決めた。
20分ほど歩いて、天候も悪くなる一方で、足取りも重い。登山客も会わない。
二俣に引き返した。
30分ほどで御池小屋。
ここからの森の道が一番素敵な小道だったかも？！
15時前に到着。
水は豊富、トイレはきれい、名物はソフトクリームだと後から知った。
下調べがあまりできず行った私は、名物を堪能せず、テント設営のお供に、暑かったせいもあり缶ビールを購入してしまった。生ビールもあったように思う。
なぜか疲れていてそのまま寝落ち。9時にもう一度起きて就寝。
8/20（火）
3時半起床。
起きてから出発に二時間かかる。
その中で最も時間のかかるのが、テント片付けと、コンタクトレンズ装着。
ガスや雨、晴天は装用していないと大変。
目がいいというのは、やはり大変いいことだ。
5時前に出発。
この日の行程は、9時間。
大雪山縦走で大変な山行をしたおかげで、一気に一日の行程時間を大幅に延ばせた！
テン泊装備20kgで、13時間歩ける自信がついた。
草すべりで日の出を見た。朝は涼しいので、コースタイムは3時間だが、2時間で小太郎尾根分岐に着いた。
ここで大きな富士山と、甲斐駒・仙丈に感動！
帰って写真見たら、どれだけ富士山撮ってんの？っていうぐらい富士山の写真がたくさんだった。
いいわけだが、新幹線から富士山いつも見えない（いつも曇り）、富士山見たくて八ヶ岳縦走4日間したのにずっとガスで曇ってた、北アルプスからは富士山小さい、富士山登ったら富士山見えない→当たり前。
祝！大きな富士山！
肩ノ小屋でずっと草すべりから我慢してたおトイレに駆け込む。
ここからが厳しいので、腹ごしらえと、暑いので（他の人たちは暑くなさそうなので参考になさらぬように。暑がりと聞いてkaoritree太っちょ？と思われたあなた！太っちょでもメタボでもありませぬ。156cmの45kgの熟女です♪）オレンジジュース500ml一気飲み！！
肩ノ小屋で泊まりたかったなあ。
その場合、甲府7時出発9時広河原到着は必須だな。。。
日本で二番目に高い山・北岳に！
いい天気で富士さま大きい！！
そして、またまた、腹ごしらえ。
ここから先は長いし、危険マークも気にしていたので。
体重の44％の重さの荷物はきついのよ。振られるからね〜。
危険マークの核心部の鎖場や梯子は足場がしっかりしてて大丈夫だが、私の苦手なザレ場で悪戦苦闘。
バランス崩すと、私自身がおにぎりコロコロだ、きっと。想像したくない。
北岳山荘。10時前着。
トイレ休憩。腹ごしらえ。→食べてばかり。
このまま、熊ノ平行けるで〜！と思って、登って行ったらなんだか雲ゆき怪しくなってきて、雲の切れ間が無くならない、ずっと雲が西から流れてる。
そして、かなり風が強くなってきた。
う〜ん。山荘で天気予報聞くべきだった。
某大学さんのパーティに天気予報を聞いた。
下界では、夕方から雷雨・ひょうらしいと。
熊ノ平到着は、私の足では15時か16時だろう。ずっと稜線。雷雨にあったら対応できないだろう。
1時間ほど上って、またもや引き返した。
11時過ぎには、北岳山荘に到着してしまった。
いつも16時ぐらいの到着に慣れているため、何をしていいのかわからない。
とりあえず、予備日を1日使ってしまったことになるため、これからの予定を計画しなおした。
もう一日バスを延ばせば、聖まで行けないことはない。ただ、新幹線代が。。今月赤字（泣）
いや、手持ちのお金さえ大丈夫か？って感じ。
話がそれた。
翌日は、頑張っても塩見小屋だろう。（要予約。ご存知の通り予約していない。どこかの稜線でau電話を駆使して連絡取る必要あり。）
この案は却下。
デメリットがお金と山行時間11時間、私の足では12時間だろう。
危険マークの箇所を夕方下りることになる。
もし、それまでに時間がかかったら。。。暗い中の危険個所。一度登ったことがあるとはいえ覚えていない。落石注意したことぐらいだ。そして、登った時は空身。
ビバークになることもありえる。
ビバークするとしても、北荒川辺りだろう。そこから塩見小屋まで4時間。
そうしたとしても、時間は取り戻せない。
勇気を出してあきらめ、翌日は熊ノ平泊まりで決めた。
写真家の方がいらして、暇を持て余していた私は大変助かった。
楽しいひと時だった。
なんだか今回の山旅も、素敵な出会いばかりだ。
途中、天気が持ち直した。
行けばよかったかも。。。と後悔した。でも、間ノ岳方面はずっと曇ったままだった。
あまりにも暇なので、水場探索してみようと15時半ごろテン場出発。
往復90分で、行き30分、帰り60分らしい。
それもそのはず。かなりのザレ場。しかも、そんなに踏まれてないので、サラサラ気味。
私の苦手なザレ場ワンランク上で頑張った。
30分ぐらいして北岳小屋跡発見したが、まだまだ下にありそうなので、あきらめることにした。
というのも、ここ、熊が出そうな雰囲気。
時は夕方、天気は曇りなので余計に暗い。
上りでもサラサラ〜とザレ場。何度も滑る。ここを汲みあげられる小屋の方の苦労を思うと頭が下がる。1L100円は安い！
途中で、下られる登山者（女性）の方が。熊鈴もってられた。
帰ってから小屋の方にお聞きしたら、やはり、熊が出没されたことがあるらしく、その女性にも考えた方が・・・と促されたようだ。
行かれるなら熊鈴をとアドバイスされたらしい。
夕方からさらにきつい風が吹いてきて、石3個ずつ重しにしていたが、夜になるとさらに強くなっていた。
大丈夫かなあと眠りについたが、夜中、風と雨の音で目を覚ました。
フライがパタパタしている感じがしたのだ。
風がきつい状態で、しかも、風上側の入り口を開けるのやだなあと思いながら、開けて、飛んでた石をさらに多く積んで素早く戻った。
これでひとまず安心。
隣のツェルトの方は大丈夫だったろうかと心配だったが、すでに避難されていた。よかった。
テントが傾いているのを見て、なぜだか笑いがwww
すごい傾きようだったので片手で押えながら、また眠った。
8/21（水）
3時半起床。
前日のこともあったので、早出しておこうと、5時半出発。
4時間ぐらいで熊ノ平なんですが・・・
この日も、天気悪〜（泣）
ガスで何も見えない。
前日より、むしろ悪くなってない？風もきついし。
とりあえず進もう。
こちらに進む登山者はいない。北岳方面が多い。
某大学さんのパーティはすでに出発されていた。
とにかく、熊ノ平に行きたい！
かなりの重量を背負っているのに、風でよろける。
ゴムでしっかりとキャップの帽子を止めているのに、それでも飛ばされそうだったので、レインウェアのフードをかぶった。
後方に、奈良田に下りられるご夫婦がいらした。
旦那さんは慣れた感じだったが、奥さんは連れてこられた感が少々あり。
それでも、頑張ってられる。すごいなあ。
7：04 間ノ岳到着。
コースタイム通り。風にあおられたのに頑張った、私。途中何度も立ち止まって耐えたから！
一瞬で富士さまが消え、すかさず激写。
また、腹ごしらえ。→えっ？！もう？！
はい。お腹が減りました。
奈良田に下りられるご夫婦と写真の撮り合いっこさせて頂いた。
ガスガスで何も見えないけれど、こんな頑張ってる時を撮っといたほうが、あとあと思い出になるものだ。
広い山頂なので、行き先にご注意。
農鳥に行く方面はわかりやすかったが、熊ノ平に行く方面は看板が出ているものの、はじめの踏み跡がうっすら気味。
地図を見たらこの方向なので大丈夫だろうと思うが、ガスガスで見えなかったせいで、矢印どおりに行ってはみたがほんとに大丈夫？って感じだった。
ガスが切れた途端に見えやすく、遠くに道が見えた。
青空が見えてきた。
ここからひとり。
皆さん、農鳥方面が多い。白根三山だもの。セットだよ。普通。
ピークハンターじゃないのでいいのだ。
歩きたいところを歩く。シンプルじゃないか。
それに、また、天候崩れても私の足では、農鳥小屋で止まってしまうこともあるかもしれない。先に進めておきたい。
某大学さんパーディは、後から聞いた話だが、農鳥ピストンして熊ノ平に来られていた。すごい！
ここから急なザレ場。苦手〜。滑る滑る。靴紐をくくり直したら、あ〜ら、不思議！歩きやすくなった！
ここから30分でで三峰岳（みぶだけ）だが、1時間かかってた。
途中でアドバイスを頂いた。三峰岳の熊ノ平側の岩場のトラバースと、三国平は風が強いから気を付けてと。
いえいえ、私、そのトラバースよりこのザレ場が奮闘真っ最中でございましたわよ〜。
三国平で風もきつかったが、多分天候が緩んだおかげでそんなに大変でもなく、10時前に熊ノ平小屋到着。
一番乗り。
テントを乾かして、衣類も部屋に干して、お昼ごはん。→また食べるの？
小屋のテラスからは農鳥岳がきれいに見える。
水も豊富だし、小屋の方は親切だし。。。
森の中のあたたかい小屋。
連泊したくなる小屋だなあ。
某大学さんパーティの方々とお話。
皆さん、若いのにしっかりしてる。
しかも、なんて人間として出来てるの！！
私の20歳の時と大違い！
特に、M子ちゃんの気配りは、もう、男の子メロメロよ！それなのに、男の子たちの中でガッツリ歩いてる！女の子もきっとメロメロ！
リーダーのH君はしっかりしてるし、リーダーなのに偉そうにしないし、某山の会では先輩方にも可愛がられ（！）、しかもきちんと就いていってるし、気がつかないところで気配りや楽しいことを言って場を盛り上げてる。
お父様が山男のA君（ごめんなさい。お名前お聞きするの忘れてしまいました。）は、人柄が穏やかで、私のことも何かと気にしてくれてた。
ボディビルダーでサプリに強いB君も穏やかで、ここに来る少し前、膝が調子悪かったり足首に湿布を貼っていたりするのに、弱音を吐くこともなくしんどそうな顔をすることもなく、静かに笑ってた。
楽しいひとときをありがとうございます。
東海フォレストグループの小屋に一泊して椹島ロッジ〜畑薙第一ダム間のバスを乗車するつもりだったのと、ここの小屋泊を京都のIさんに勧められたのもあり、この小屋に泊まった。
せっかくなので、夕食も頂いた。
翌日は10時間20分コースの歩きなので、3時半出発予定の為、早くも就寝したが、横の方と、その横の方の寝言とイビキでなかなか寝れずやきもきした。
ああ、小屋泊はなかなか眠れないのだ。
8/22（木）
3時半出発の予定が、3時半起床（汗）
時計のアラーム機能さえ気づかなかったようだ。
なかなか眠れなかったからね〜。
パンを頬張りながら支度する。
あー、なかなか、コンタクトレンズが入らない（汗）
出発の半分の時間は費やしたぞ、これに。
この日は暗いうちから出発なので装用しておく必要がある。
夜目が利かないからなおさらだ。
4：20出発。
小屋泊だと早いね。
ストレッチもしたから、身体も起きてる。
熊鈴用意して。
ハイマツ地帯があるので、通る前には恒例の声出して。
下草、身長の高さのあるナナカマドの林等が続くので、朝露防止にレインウェア上下着用。
背の低いハイマツの稜線に出たら、風がこの日も強かった。
前の日よりましだったが。
少しすると、森林地帯が続く。
暑くなったのでレインウェアの下だけ脱いでスパッツ着用。
早くも某大学さんパーティに追い抜かれた。
15分か20分ほど後に出発されたようだ。早いね〜。
北荒川岳までは、樹林帯が多かったように思う。
途中お花畑があったり。
北荒川岳に着くと。。。塩見さんが、大迫力！！
と、その前の崩壊地も大迫力！！
そして、稜線に出ると、寒い！！
まだ7時過ぎだったから、仕方がないんだけど。
半袖、ウールの長袖、レインウェア上着前開けて着用。
でも、樹林帯は暑いんだな。
ここで、腹ごしらえ。
稜線歩いたら、北荒川岳キャンプ場跡ぐらいで崩壊地の稜線を巻くような道に入る。
また、稜線に出たらハイマツの中を進んでいく。
ここから少しずつ上りの始まりだが、後ろを振り向くと。。。。
歩いてきた道が、ず〜っと見えている！
そして、これから歩く道もずずず〜っと！！
これが、見たかったの！！！！
仙塩尾根の醍醐味！！！
山旅、万歳！！！
そうも言ってられない。あの北俣岳分岐の直下すごいんだけど・・・
下りてこられた登山者の方々にお聞きした。
このザレ場すいすいと下りられてくる。
女性：「いや〜、ここより北俣岳分岐から塩見の方が恐いよ〜！下りだしね〜。」
私：「ひ〜（泣）！！」
男性：「主観の問題だから。大丈夫だよ。足元だけ気をつけてね。」
私：「はい。安心しました（ほっ）。」
って、ここのザレ場上りなのにすごい斜度を感じた。
平たい所でストックを収納しといてよかった。
ここで、ザックは降ろせないし背負えない。
なんとか上って、蝙蝠岳との分岐の北俣岳分岐に到着。
当初はこちらへ歩きたかったんだけど、また、ここに来よう。
ここからが、すごいのね。と、気を引き締めて歩く。
おっしゃっていたと思われる細い道を歩く。
いや、絶対、あっちのザレ場の方が恐いでしょ。
主観の問題ですね。
でも、両側は切れていたので、まっすぐ前だけ見て歩いた。
こんな所が二箇所。
それからは体力一本勝負！ひたすら登る。
暑くなったので、レインウェア・ウールの長袖を脱ぐ。
ウールの長袖、汗でボトボト。
ウールを夏山でも着用している方信じられない。かなり暑いでしょ。
いつもの半袖・アームカバースタイルで上るが、暑いのでアームカバーでさえも途中で肘まで上げてしまう。→日焼け防止、意味ない。
塩見さんがほほ笑んで待っている。
と、あれ？
なんだか、憧れの人に似た人が！
暑さでとうとうやられてきたか・・・
でも、でも、近づくにつれて確信！
高橋庄太郎さま〜♡きゃ〜♡
大暴走中！！！！
握手を求めましたら、快く応じて下さって〜♡
そして、大阪のおばちゃんの私はわがまま放題。
「あの〜、写真一緒に撮って頂いてよろしいですか？」
これも、快く・・・ああ、もう私、おかしくなってます！
もともと自分がどんな顔してたかわからないぐらい舞い上がってしまって→迷走中！
しかも、後から知ったのですが、有名なカメラマンさんが撮って下さっていたのです。
申し訳ございませぬ〜。私のなんともないカメラで失礼いたしまして、その上、カメラマンさんに撮って頂くなんて、一度産まれ直してから出直してこいってぐらい早いです〜（泣）→何を言ってるのか、もはや、わからない。
こうなった以上、一生、応援させて頂きます！！！→もう、それが迷惑だったりしてwww
と、いろいろお世話になったのです。
『いろいろ』に、させて頂きます。
理由は、高橋さまのご迷惑にならないかということ、そして、思い出をそっと胸の内にしておきたいからです。→そのわりにしゃべりすぎてないかい？ww
一日目の御池までしか行けなかったこと、二日目が北岳山荘までしか行けなかったこと、予定通りに進まなくて悔しかった。
でも、もしかしたら、もし山の神様がいらっしゃるのだととしたら、ここで高橋さまに会わせてくれるようにして下さったんではないかと、偶然がすごすぎて、そう思ってしまうほどだった。
予定通りに行っていれば、三伏峠で高橋さまにお会いできていたはずだが、その時はこんなにお話できなかったかもしれないとなぜか思った。
高橋さま、素敵な思い出をありがとうございました！
高橋さまも熊ノ平に向かわれて、歩く姿が、ほんと絵になる男でらっしゃいました。
文章も感性も魅力的なので私は憧れているのですが、こういうお姿にも、カリスマ性というか、何か光ったものがあるのでしょうね。
男は30過ぎたら後ろ姿から人間性がにじみ出るとも言われますから。。。
手を振ったら、手を振り返して下さって、さらに撃沈♪バターン！！
緊張が一気に溶け、腰の力がへなへな〜。
先が長いのに、1時間ほど滞在してた。
時を忘れるってこういうことなのね。しみじみ〜。
そして、ほんとに撃沈して、塩見の頂上の一枚岩で1m滑落。ひ〜（汗）！！
下に平たい所があってよかった。。。
打撲すごすぎ。
これから別の緊張しなくてはと、気を引き締め西峰へ向かう。
そして、ここで、南側の雲が明けてきて、赤石さん、荒川さんがでで〜ん！！！
圧倒された。
なんて大きいのだろうか。
深い深い山々。自然のすごさ。美しさ。空の碧さ。何もかもが輝いてた。
誰もいないことを確認して、落石おこさない程度に、『好きだー！！』と、思いのたけを、赤石さん、荒川さんに叫んでみた。
はぁ〜、スッキリした。→ここまでくれば、山バカ！
斜めがけしていたカメラの鞄もザックの中に収納。
さて、危険マーク、行くとしますか。
一度下りたことあるし、記憶になかったぐらいだから大丈夫よ、と言い聞かせ。
荷物重いのってこんなに重力と共にキープしないといけんのですね〜！ひ〜！（泣）
岩場に向き合ったら、ザックが後ろにあるため、岩場の外側に振られるのですね〜！ひ〜！（泣）
そういえば、この前は空身やったわ〜wwww
なんとか得意の四点指示も使い、落石もおこさず下りれました。
やった〜！！私！
そのあと苦手なザレ場。
なんだか足の指が痛い。何度も止まる。ストックを取りだす。少しましになった。
12：20
塩見小屋。
4：20に熊ノ平を出てからちょうど八時間。
ハイドレーションの水の残りが気になってた。
残500ml。1.5L摂取。
ここから三伏峠まで3時間10分。
塩見から見たあの稜線。登り返しが多少あったが、こちら側からだとそんなに大変でないだろう。
でも、暑がりの私は、標高が下がるとハイドレーションでもがぶ飲みするから。
12時間歩行になるだろうから、歩けなくなった時のこと考えてビバークも視野に入れて水を1L確保した。
元気の素・オレンジジュース購入し一気飲み。腹ごしらえ。
そして、気になってた足の指。
静かに靴下を脱いだら、足はかなりふやけて絆創膏は取れていた。
関西から来られていた塩見小屋に今夜泊まられるおじさまが、励ましてくれた。
重い荷物持って長い距離歩いたら、足がふやけてふやけて豆できるのは仕方がないで〜って言われて、なんだか安心した。
皆さん、そうなんだ〜と思って。
40分くらい時間がかかって、さて、三伏峠まで。
熊ノ平で一緒だった男性も、塩見小屋で同時刻になり、キャンセルして三伏峠に向かわれた。
キャンセル料が発生するらしい。
お互いに頑張りましょうということで先に進まれた。
15時前。
途中で静岡在住の、山自体が二回目の男性と本谷山ぐらいで、また、出会う。
山頂でお会いしたのだ。
そう、追いつかれてしまったwww！
本谷山から南アルプス北部がちょうど見えた。ご案内し二人で清々しい山々を堪能。
えっ？今日、駐車場まで下りるの？えっ？！
ここから、4時間半はかかるよ！
幸い、ヘッドランプはある、食料はある、水は・・・水場で溶かすと言ってた。
熊に気を付けて！と、申し上げ別れた。
あっという間に見えなくなった。体力はあられるのだろう。
二度目で、塩見日帰りはすごすぎる！
しかも、お水を2Lを2本お持ちで、どちらも凍らせてる。
いや、それは。。。。大丈夫なのかしら。。。
ご一緒に自家用車でここまで来られたお連れの方（三伏より南に行かれたらしい。）、初心者の方にきちんとフォローなされて下さいませ！
しかも、初心者を日帰り塩見させたらだめです！
単独させるなら、きちんと対処方法を教えときなさい！
おばちゃん、吠える！がお〜！！
ってことは、この方には申し上げなかった。だって、何も知らないのだもの。申し上げたら不安になられる。
これからも、いいお山に出会われることを祈ってます〜！
16時に水場と三伏小屋の分岐に到着して、荷物デポして水場へGO！
空身って飛んでいけちゃいそう〜。フワフワしてる。
烏帽子に行く道をチェックして、あら、すごい！お花畑！写真撮影！→時を忘れる瞬間www
いけない！水、水。
ここから五分。
なんで、音楽が聞こえる？！私の幻聴？ひ〜（泣）
水場に到着すると、謎が解けた。熊に注意の看板。ラジオをつけて下さっていた模様。
トレランの方と再度出会う。
やっぱり速い！もう下りてこられた！
16：30 三伏峠到着
読み通りきっかり12時間。→いや、休憩・のんびりしすぎだろ！！
コースタイムは、10時間20分ですので、ご参考に。
また、私の山行をご参考になさらぬようにお願い申し上げます。
某大学さんパーティが待っててくれてまして〜（泣）
恒例、ビール飲みながらテント設営。
翌日の天候を小屋で確認。
翌日23日、翌々日24日も悪し。25日で曇り。26日で持ち直し。
どうしよう。
荒川小屋までは9時間。（CTは8時間40分）天気が悪ければ、当初予定の高山裏避難小屋。
でも、きっと次の日24日が荒れるだろうから、足止めも念頭に入れて。
25日赤石小屋。
26日下山。
そうすると、お金（泣）。帰ってからの生活費・・・給料日まであと20日間ある。
26日に下りるのは山よりリスクあり。
しかも、27日は絶対に出勤しなくてはならない。
＜デメリット＞
聖も行けない。
26日下りるのは生活費に難点。
しかも、女の子になっちゃった（ちゃんと用意してたし、日にちまで予想してたYO！）
翌朝起きると水下痢。
翌日23日に帰ると、久しぶりにお会いできる方が来阪されている。
そして、青春18きっぷで21時過ぎには大阪に帰ることができる。節約できる。
＜メリット＞
行ったという達成感。
新たな出会い。
下りよう。
そして、今度は、三伏峠から光まで繋げよう。
今度はいついけるかわからないし、おばあちゃんになってるかもしれないけれど、行こう。
眠りにつこうとしたが、疲れすぎたのか、この決断でよかったのか、どうかわからないが、大好きなテントなのに、なかなか寝つけられなかった。
8/23（金）
4時起床。
皆さん、結構早起きなので一緒に起きた。
そうだろうなあ。ここから塩見往復ですもの。
トイレに行ったら、小屋泊の方はそうすでに出発段階でした。
この日は2時間で鳥倉登山口。
バスは、9：10。
着替えたいから30分前に到着すればいい。
6時に出発しようか。
いつものダラダラ用意。
朝食とったら、お湯を又沸かして、テント撤収時のお茶用意。
そして、いつも通り、コンタクトレンズがなかなか入らない。。。
みんなもう出て行っちゃった。
この日の天候は午前中はもつとのこと。
南アルプスのこの森をお別れしがたく、ゆっくり歩く。
塩見岳に来た時、初めての南アルプスで、深い緑が濃い森に感動したんだったっけ〜。
何度もある木の橋に気をつけながら歩く。
そうそう危険マーク気をつけなくちゃ。
気が抜けてたのか、危険マークが終わって、なんでもない所の木の梯子で、足を置くところを思ってたのと違うところに置いてしまい、ツルッ、ど〜ん！
なぜかクルッっと周ってうつぶせになって梯子にしがみついていた。
奇跡の猫着地！
おばちゃんになっても健在（＾＾）V
下りが続くと足指がまた痛くなる。
靴紐を何度も締め直し。
帰りに水場でお水を頂いてお持ち帰り。いつものお土産ですな。
これで、美味しい芋焼酎とコーヒーを飲んで山を思い出そう。
8：44鳥倉登山口到着。
バスに乗って伊那大島駅へ。
鳥倉に簡易トイレを設置されていたが、タイツが脱げずモヤモヤ。
途中の道の駅・塩の里で脱いだ。すっきり！
下界の誘惑、アイスクリームを購入。
途中の「大鹿村」・・・そうだ、歌舞伎で有名で、
原田芳雄さんの・・・映画『大鹿村騒動記』。
あっというまに11：00に伊那大島着。
下界の誘惑♡炭酸購入。ふふふ。シュワッー！！
11：39の飯田線で帰る。
某大学さんパーティとはここでお別れ。
寂しいな。
リーダーのHくんとは途中まで。
のんびりの私は、最後まで、列車にギリギリ乗車。
飯田線を楽しんだ。
豊橋に16時すぎ。
ゆったり時間が流れてた。
今回も、いろんな方々に助けて頂きました。
本当にありがとうございました。
また、お会いできましたら、うれしいです。
山の神さま、また、ここに来させて下さい。
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長期の縦走をしていると、同じ行程で歩かれてる方と何度もお会いして、いつのまにか仲間意識が･･･
こういうの最高ですよね
南アルプスに憧れて、この秋に白峰三山縦走しようと思ってましたが日程が取れず来年に持ち越しそうな我が家･･･
南部への縦走も含め、いつの日か必ず歩いてみたいと思います
素晴らしいレコありがとうございました!!
utaotoさん、
山旅、最高ですよね！
雲の平で、ご一緒になられた方々と楽しい時間を過ごされたようで♪
スーパー山ガールのうたちゃん、おとちゃんのトランプをしているところの写真を拝見して、普通の女の子の一面を見た！スクープでした！
南アルプス憧れますよね。
アプローチが公共機関だと、8月末で閉じてしまいますし、道が悪状況になると自家用車も入れなくなってしまいますし、まさに秘境ですね。
北岳からの富士山や甲斐駒・仙丈も素晴らしかったのですが、三伏峠からの南がやはりよさげでした。
この南部分、楽しみを残しておきました。
ご一家のまたのレポを楽しみにしております！
おかえりなさい！
いちど引き返され、予定が変わってしまったようですが、
かなりうらやましい、充実の縦走だったようですね。
写真もすばらしく、
とくに熊ノ平を発った朝の樹林帯〜塩見岳までがいいっすね！
思い出しました。
高橋庄太郎さんとか出会いのエピソードもいいですね。
みなさんに見ていただきたいレコだと思います。
コメントありがとうございます。
計画通りに初日から進まず、やきもきしましたが、
いい山旅でした。
熊ノ平周辺は、また来たいと思わせるところですね。
そして、そのあとの南の広さは、見た人にしか分からない景色でしょうね。
あの景色を見てしまい、南の魅力に取りつかれてしましました。
高橋さま、ほんとにいい方でした！
塩見の岩稜地帯の通過を気遣って下さったり。。。
お優しい方でした。
また、長い山旅したいと思います。
votti-wandelさまもたくさんのいい山と、また、出会えますように。
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