表銀座 1泊2日(中房温泉〜燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳〜上高地)
- GPS
- 20:46
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 2,866m
- 下り
- 2,833m
コースタイム
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 11:27
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 9:16
天候 | 1日目 くもり 2日目 くもり〜晴れ〜くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
スイカが名物の合戦小屋は開店は7時からのようです。 燕山荘は今年で100周年、記念グッズたくさんありました。 東鎌尾根には危険箇所はありますが、よく整備されています。 槍ヶ岳山荘でヘルメットを500円でレンタルできます。 槍沢ロッジ前の水道は無料で使えます。 |
写真
感想
<前泊>
遅れて松本駅で合流する友人との待ち合わせ時間を利用して松本市内観光も楽しみました。城下町は見どころがコンパクトにまとまっており、バスと徒歩で見て回れます。大糸線で穂高駅まで行きタクシーで移動し中房温泉で前泊をしました。穂高駅前のホテルに泊まり早朝にタクシー移動する予定でしたが、直前に予約入れ直しました。日本秘湯の会の鄙びた宿です。多種多様なお風呂があり温泉ランドの元祖って感じでした。時間がなく湯巡りは半分しか出来ませんでしたが、内湯だけでも満足出来ると思います。
<登山を通じての気づき>
・表銀座コース
天候よければ、1泊2日で十分行けると思います。今回は燕岳をスルーして大天井岳は登りましたが、そこもスルーしたらさらに余裕です。槍ヶ岳山荘まで行けば、夕、朝で2回は穂先に登れると思います。
・休憩時間
山小屋での休憩はあっと言う間に過ぎてしまう。到着時間差も考えて30分は取って計画した方がよい。10分は短か過ぎたと思う。
・山で食事
山での補給は温かいものが直ぐにエネルギーに変わり、脂ものは腹持ちがよい。冷たい水分や糖分だけではだめ。先を急ぎたいが、キチンとバランスのよい食事することは大切。
・チビチビ補給
ハンガーノックにならない為にこまめに補給するべきで、糖とミネラルとアミノ酸、クエン酸を一つに溶かしたドリンクをフラスクに入れ、チビチビやりながら進むとバテにくい。水やお茶ばかりだとダメ。
・股擦れ
今回の長時間の縦走では股擦れが辛かったです。着衣の問題もありますが、対策にワセリンやガーニーグーなどを小分けにして持参するとよい。
・シューズ
登山靴でなくスポルティバの軽量のトレランシューズでもこのルートなら問題なく行けましたが、次に行くなら登山靴を選びたい。なだらかな稜線は自然と平地並みに走れてしまうため高所では息が上がってしまう。また靴底のトーションが柔らかいせいか下りで母指球が痛くなりました。走りずらいほど靴底のフレックスが固い靴の方がゆっくり落ち着いたペースが出来て安全に思う。登山靴は足の置き場が雑でも靴に剛性や質量エネルギーがあるのでなんとかなってるよう。トレランシューズは足の置き場は丁寧に定めながらになる。捻挫しないようにハイカットが良いと言われるが、テーピングの技術があれば怪我は防げるのでローカットでも問題は無かった。
・ウェア
今回準備して良かったのはグリッドフリースとウィンドシェル、インナー付き短パン。準備したけど使わなかったのは、オーバーグローブ、防水ソックス。
・登山アプリ
ヤマレコとヤマップのどちらも使ったが、ヤマップは途中でGPS計測が途切れてしまった。この経験は三度目で、ヤマレコの方が終始動作は安定していて頼れる。
・紙の地図
遠く視界に入る山の名前が分からず、分かればもっと景色を楽しめたと思う。今回のルートの地図は全て頭に入っていたので、無くても迷うことは無かったが。
・携帯電話
小屋から離れると4Gのネット回線電波はないと思った方がよい。私はドコモ回線の格安SIMでしたが、友人のドコモ契約のiPhoneもダメでした。稜線上は3Gは繋がったので電話は可能でした。調べものは出来ませんでした。小屋の電話番号が分からないケースがあり、電話がつながる人に番号を調べてもらいました。交通機関や小屋の電話番号は事前に登録しておくとよいです。
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