朝日岳・雪倉岳・白馬岳・不帰ノ嶮 蓮華温泉→八方尾根

2021年09月23日(木) 〜 2021年09月25日(土)

• GPS: 30:38
• 距離: 42.2km
• 登り: 4,037m
• 下り: 3,659m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:42
• 休憩: 0:24
• 合計: 8:06

7:19 蓮華温泉
7:25 7:25 蓮華温泉キャンプ場
7:35 7:36 蓮華の森分岐
7:58 7:59 兵馬の平
8:32 8:33 瀬戸川橋
9:48 9:48 ヒョウタン池
9:53 9:54 白高地沢橋
11:15 11:26 花園三角点
11:30 11:30 五輪高原
14:01 14:07 吹上のコル
14:40 14:42 朝日岳
15:18 15:19 水谷のコル
15:25 朝日小屋

2日目

• 山行: 9:46
• 休憩: 2:39
• 合計: 12:25

4:22 朝日小屋
4:30 4:31 水谷のコル
5:51 5:56 水平道分岐
6:17 6:17 小桜ヶ原
8:48 9:01 雪倉岳
9:33 9:39 雪倉岳避難小屋
10:41 10:46 鉱山道分岐
11:41 11:42 三国境
12:24 12:29 白馬岳
12:42 13:49 白馬山荘
14:07 15:03 白馬岳頂上宿舎
15:43 15:43 旭岳
16:47 白馬岳頂上宿舎

3日目

• 山行: 8:41
• 休憩: 1:59
• 合計: 10:40

4:31 白馬岳頂上宿舎
4:42 4:43 丸山
6:41 6:51 鑓ヶ岳
7:12 7:12 鑓温泉分岐
7:44 8:21 天狗山荘
9:10 9:23 天狗ノ大下り
10:09 10:15 不帰キレット
10:32 10:37 不帰嶮（不帰一峰）
11:19 11:35 不帰嶮（不帰二峰北峰）
12:03 12:04 不帰嶮（不帰二峰南峰）
12:45 12:46 唐松岳
12:59 13:17 唐松岳頂上山荘
13:43 13:44 丸山
13:52 13:54 扇雪渓
14:30 14:31 第三ケルン
14:36 14:36 八方ケルン
14:41 14:47 第2ケルン
14:53 14:54 石神井ケルン
15:10 15:10 八方池山荘
15:11 ゴール地点

天候

初日
晴れ後曇り　終始強風
2日目
晴れ
3日目
晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒菱駐車場
蓮華温泉駐車場

コース状況／危険箇所等

蓮華温泉〜瀬戸川橋
谷まで急な下り
木道は朝露でツルツル
兵馬の平、湿原の木道は結構傾いているので注意

〜花園三角点
樹林帯を登り切ると視界が開け木道区間に

〜吹上のコル
樹林帯を出たり入ったりな登り

〜朝日岳〜朝日小屋
登りも下りも急
強風でガスの中だった為、ただただ辛い記憶のみ

朝日小屋〜水平道〜水平道分岐
足元悪い
朝日岳山頂経由が、正確かも

〜小桜ヶ原
木道有り
白馬の稜線を眺めつつ気持ちの良い樹林帯
木道は朝露でツルツル

〜雪倉岳
ツバメ平の崩壊地直下はゾッとするサイズの岩がゴロゴロ
水場の標識岩から雪倉岳に取り付き
大きさに心が、折れそうになる

〜雪倉岳避難小屋
急なザレたつづら

〜鉱山道分岐
樹林帯の鉢ヶ岳巻道でそこそこ高度を下げ、ザレザレ登り返し
蓮華温泉に下山出来る

〜三国境
ザレザレの急登
砂浜
白馬稜線の圧迫感

〜白馬岳
遠目で見るよりも険しい
素晴らしい稜線のはずが、今回もガスの中

〜白馬岳頂上宿舎
一番平和

旭岳
ザレザレ

白馬岳頂上宿舎〜天狗山荘
次のポイントがよく見えるがけど、中々着かないし、険しい

〜天狗ノ大下り
天狗の頭から美しい稜線歩き
大下りからは一変、鎖場、岩場、ガレを約400メートル下り

〜不帰ノ嶮
2峰北峰が核心部
大下りと1峰で疲労があるのも厳しい所

〜唐松岳〜八方尾根
唐松岳山頂直下は急登

その他周辺情報

サンテインおたり
日帰り温泉600円

写真

9/23 7:17

蓮華温泉
まさかの7時過ぎスタート
反省

9/23 8:00

兵馬の平から雪倉岳？
草紅葉
木道斜めで落ちないように

9/23 8:35

瀬戸川
まさか谷底まで下るとは

9/23 8:48

シラビソ？
の森
ここはまだまだ夏

体重掛けて

9/23 11:05

木道で紅葉の景色が抜けて最高
だけど強風で寒い

9/23 11:15

向かい風の中到着
既にかなり体力を使ってる

9/23 13:46

朝日岳
雲がかかる中、中腹に太陽光のハイライト

9/23 13:50

落葉樹は良い色に

9/23 14:07

ここまできつかった
もう真っ白だし、風強いし

9/23 14:40

登頂
天候は悪化
雨が降らなかったのが救い

9/23 15:26

到着
テン場最高

9/24 5:14

翌朝
白馬主稜線
中央の凸が旭岳
白馬岳と思ってた

9/24 6:06

もう少し明るい時間なら

9/24 6:06

朝日岳
登り返した方がよかったかも
水平道足元悪い

9/24 6:10

鮮やか

9/24 6:35

ツバメ岩
岩のサイズが大きい

9/24 6:36

雪倉岳
雄大過ぎて、心が折れそう

9/24 6:45

細いです
でも、出てました

9/24 7:42

振り返って
奥が昨日歩いた道
雪倉岳中腹より

9/24 7:46

山頂遠い
的鯛の押し鮨
朝日小屋名物らしい
行動食に最高

9/24 8:51

山頂標識
まさか黒とは

9/24 8:58

剱岳
ここからだと綺麗なピラミッド型

9/24 9:08

雪倉岳を振り返って
南面はザレザレ

9/24 9:11

白馬主稜線への道
尖った旭岳が目を引く

9/24 9:33

雪倉岳を振り返って
もっと下ると鮮やかな緑に紅葉のアクセント

9/24 9:44

鉢ヶ岳
左側を巻く
赤っぽいのと、青っぽい岩の変化が不思議

9/24 10:51

主稜線間近
壁に見えて心が折れそうに

9/24 12:29

安定のガスの中
この時間でも間に合わないの辛くないですか？

9/24 15:13

テントを張って晴れ間が
気になった旭岳へ

9/24 15:44

標識発見

9/24 16:11

白馬岳
旭岳より

9/24 16:12

稜線端から山頂

9/25 5:46

翌朝
杓子岳を巻いてやっと御来光

9/25 5:46

白馬鑓ヶ岳
ここから急登

9/25 6:41

左から旭岳　白馬岳　杓子岳

白馬鑓ヶ岳山頂
分厚い雲海と私

9/25 6:47

剱岳
槍みたい

9/25 7:13

白馬鑓ヶ岳を振り返って
ハイマツが顔みたいに見えなくも

9/25 7:55

天狗山荘
テントを乾燥

9/25 8:43

天狗ノ頭より
この道最高

9/25 9:11

天狗ノ大下り
残念なくらいの下って登り返し

9/25 9:54

天狗ノ大下りを振り返って
すれ違いの方は大登り
どっちもキツそう

9/25 10:34

不帰ノ嶮
1峰より天狗ノ大下り

9/25 10:47

不帰ノ嶮
2峰北峰

9/25 11:35

バテバテも到着

9/25 11:49

八方尾根
不帰ノ嶮3峰付近より

9/25 14:53

下界は晴れ間が

9/25 15:51

リフトで黒菱へ
お疲れ様でした

感想

Yuta-k

北アルプス北端の朝日岳と雪倉岳へ。
不帰ノ嶮のリクエストで、車2台で縦走計画に。
スマートフォンでポチポチと計画してしまい、結果自分にはしんどかった。
全日程晴れるも、12時にはガスに包まれる。
ピークで眺望良しは、雪倉岳と白馬鑓ヶ岳のみは、少々残念。
2回目の不帰ノ嶮は、初回よりも緊張感を感じてしまい単純に怖かった。
身体を持ち上げるのもキツく、減量しなくてはと…
そして、車の回収は大変だった。
その分、満足感も大きい。

〜〜〜

黒菱駐車場待ち合わせで、蓮華温泉へ。
麓からの黒菱駐車場が思ったより遠くて、また蓮華温泉も遠く、スタートが遅くなる。

初日はコースタイム的にも大丈夫と思っていたのが大誤算。
この日は、晴れ予報も強風予報。
そして、下りスタート。
地図やグラフよく見てない自分が悪いのだけど、兵馬の平から更に下り谷底まで行くとは思っていなかった。
登り返して向かいに蓮華温泉…
全然進んでる気がしない。
シラビソ？が綺麗な樹林帯。
まだまだ夏山と思いも、高度が上がるとあっという間に秋の山に。
花園三角点から一段上がった所は暴風。
樹林までの15メートルが全然進めなくて強風の怖さを知る。

吹上のコルに取り付いた時にはすでにガスの中。
朝日岳の印象は、ガスと強風と急登になってしまった。。

朝日小屋のテン場はフラットで最高。
常時の強風とパラつく小雨が残念でしたが。
朝日小屋は冷凍の押し鮨販売有り。
行動食に良かった。
値段は少々…

翌朝は水平道から。
ヘッデンの中足元悪く。
朝日岳山頂経由の方が色々良かったような。
遠くに白馬主稜線、紅葉を楽しみながら木道区間はいい感じ。
が、朝露の木道でスリップ転倒…

雪倉岳直近でその大きさに心が折れそうになる。
登山道が遠目に分からず、東に大きく巻くのを想像するも答えはつづらでほぼ直登。
登り切って、雪渓と一段高い稜線。
大きい。

なんだかんだで、雪倉岳到着。
白馬主稜線が壁の様に見える。
ここでも、うわーっと心が折れそうに。
素晴らしい景色なのに、、
しかし、旭岳の主張が凄い。
ここから三国境まで遠かった。

やっと白馬主稜線に辿り着くも、ガスの中。
そんなに悪い時間ではないと思うが、残念。
白馬山荘でビールをプシュ。
ガスの中、すぐ下の村営頂上宿舎のテン場受付へ。
あー、生ビールはこっちだったか。

とりあえずテント張っていると青空に
気になってた、旭岳へ。
ザレザレ。
可愛く山頂標識。
白馬岳がよく見えた。

最終日
水をたっぷり含んだテントを撤収し、日の出前、まずまずの時間にスタート。
ザックが重い。
割と好きな杓子岳。
朝日が完全にあなたのウラ。
今回は巻道で。
杓子沢のコルでやっと☀︎

白馬鑓ヶ岳に取り付く。
急登。
登り切ったらザレザレの急登。
眺望最高。
対面に三角の剱岳、南は乗鞍まで抜けてる。
3年前に立て直していた天狗山荘も確認。
茶色で稜線に馴染み過ぎ。

そして、中々着かない。
白馬鑓ヶ岳からだと本当に近いのに。

天狗山荘で、休憩がてらテントを干す。
雪田からの水も美味しい。
ここからだと、不帰ノ嶮も大分楽だと思う。

天狗の頭まで登って最高の稜線を歩いたドン付きから急降下。
天狗の大下りは辛い。
膝と足裏が…特に。

コルまで降りて、1峰登り返し。
岩登りの感じもアップしてる感じでよく出来てる。
登り切って、2峰北峰。
やっぱキレット。
緊張感に呼吸が乱れる。

2回目の方が、変に冷静だったのか色々要らんこと考えて、精神的に危なかった。
そして、核心部を越えてからの岩登りで身体が持ち上がらない。
体重は前回より10キロ増。
そのまま出た感じ。
身から出た錆…

この日もガスの上りが早く、2峰北峰でほぼガスの中。
2峰南峰では、ほぼ真っ白に。

3峰巻いて、唐松への急登

不帰ノ嶮、本当に畳み掛けてくる。

和やかな唐松岳山頂に汗だくで到着。
話しかけてくれた親父さん。
無下にしたつもりじゃなかったのです。
ごめんなさい。

八方尾根は、足裏痛と膝に段々忍び寄るいや〜な感じとの闘い。
脚を取られつつも下山。

お疲れ様でした。