奥穂高 北穂高 2年ぶりの雪山

2022年05月05日(木) 〜 2022年05月06日(金)

• GPS: 15:36
• 距離: 36.4km
• 登り: 2,612m
• 下り: 2,743m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:35

5:54 スタート地点
6:02 6:03 明神館
6:07 6:07 徳本口
6:38 6:39 徳沢公衆トイレ
7:28 7:36 横尾
7:50 7:50 横尾岩小屋跡
8:22 8:35 本谷橋
9:04 9:05 大崩落地
9:17 9:17 Sガレ
9:49 10:05 涸沢ヒュッテ
10:09 10:10 涸沢
11:16 11:16 ザイテングラート
11:57 12:10 穂高岳山荘
12:49 12:58 奥穂高岳
12:59 13:00 穂高岳
13:29 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:46
• 合計: 7:44

6:04 穂高岳山荘
6:29 6:29 ザイテングラート
6:53 7:07 涸沢小屋
8:57 9:03 北穂高岳北峰
9:07 9:12 北穂高小屋
9:15 9:15 北穂高岳北峰
10:08 10:08 涸沢小屋
10:11 10:11 涸沢
10:15 10:23 涸沢ヒュッテ
10:38 10:38 Sガレ
10:46 10:46 大崩落地
11:13 11:14 本谷橋
11:37 11:38 横尾岩小屋跡
11:49 11:58 横尾
12:38 12:38 徳澤園
12:39 12:39 徳沢公衆トイレ
13:08 13:09 徳本口
13:14 13:14 明神館
13:40 13:41 小梨平
13:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

さわやか信州号：上高地−大阪線利用

コース状況／危険箇所等

上高地BT−横尾
→　雪なし
横尾−涸沢：
→　本谷橋までほとんど雪なし。
　　それ以降は雪上の世界
涸沢−穂高岳山荘：
→　雪が腐っていてしんどい
穂高岳山荘−奥穂高：
→　雪・ガレミックス
　　雪壁はステップが切られており、
　　全く問題なし
涸沢ー北穂高：
→　こちらも腐り気味だが、
　　奥穂側より登降は楽だった。

写真

5/5 5:21

　やってきましたBT、到着直前まで爆睡してて慌てて準備したのは秘密・・・。

5/5 5:29

穂高が美しい。個人的に、紅葉よりこの時期の上高地が観光にはベストシーズンだと思う。

5/5 5:30

焼岳も朝日に輝いております。

5/5 5:36

明日は平日だから？　テントはそこまで多くなかったです。

5/5 5:57

ところどころに残雪はあるものの、道上には全くなし。

5/5 6:03

明神着。　

5/5 6:35

この道通るのも久しぶりだ。

5/5 6:35

こう見ると雪少ないですね。

5/5 6:42

徳澤着。結構な賑わい。

5/5 6:43

よく考えると中に寄ったことないな(;'∀')

5/5 6:46

この先う回路になるそう。
右岸側にわたって通行するみたいです。

5/5 6:48

う回路、立派な橋もたってました。

5/5 6:52

わかりづらい💦

5/5 7:06

住友建機でした。コ〇ツだと思ってた。

5/5 7:07

5/5 7:09

再度左岸にわたります。こちらにも立派な橋。

5/5 7:30

横尾到着。

5/5 7:38

前回はこの先でアイゼンしたが・・・。

5/5 7:56

全然雪ないです。

5/5 8:07

屏風岩。
流石の迫力、でも雪ないですね。

5/5 8:18

いよいよ雪の世界が見えてきた。南岳？

5/5 8:25

本谷橋、すでに架橋済み。
ここからアイゼン装着しました。

5/5 9:01

本谷、川底がすでに割れていました。
前回はずっと川底の雪がつながっていました。

5/5 9:16

いよいよ小屋が見えてきた

5/5 9:54

着。結構な方が降りてきている模様。

5/5 9:54

北穂沢側も数名。

5/5 9:54

明日が平日のためか結構空いてました。

5/5 10:08

テントの数は少ない。
明日は一応平日だしね。

5/5 11:45

一気に登って。
実は高山病の気が出て全く余裕がなくなりました・・・。

5/5 12:07

山荘着・・・。バテバテでした・・・。
GARMINさんで確認したところSpO2が80％前半でした・・・。
弱い。

5/5 12:07

おおー霞んでいるがなかなか。

5/5 12:07

しんどいけどあとちょっと。
行きましょう。

5/5 12:21

5/5 12:21

雪をかぶった笠さんと白さん。お久しぶり。

5/5 12:21

トレースばっちりでなんてことはない登りですが、バテバテで力がでない・・・。

5/5 12:39

2つの雪壁は共にステップばっちりで何も怖いところがなかった・・・。

5/5 12:49

ジャンからの3連星。ってトレースがある・・・。

5/5 12:49

素晴らしいの一言！

5/5 12:49

到着！

5/5 12:49

おお！素晴らしい！

5/5 12:50

後立山までくっきり。

5/5 12:50

霞んでますが頸城三山まで見えてます！

5/5 12:51

前穂と明神。釣り尾根は無理です💦

5/5 12:51

パノラマ銀座-表銀座、こちらはもうあまり雪がないですね。

5/5 12:51

対照的に雪たっぷりな後ろ立山。
燕前後で全く景色変わりますね。

5/5 12:51

当然、日本海側のダイヤモンドコースも雪たっぷり。美しい。

5/5 12:51

黒部五郎から薬師まで。今年はどうするかなぁ。

5/5 12:53

立山までの全景。
やはり雪のある景色が美しい。

5/5 12:54

ジャンと笠

5/5 12:54

奥に霞んだ白山

5/5 12:54

しっかりトレースついてる。すごいな・・・。異次元。

5/5 12:54

焼岳からの三連星。

5/5 12:56

疲れも忘れてひたすら写真撮影です。

5/5 12:56

5/5 12:56

中アも真っ白で目立ってました。

5/5 12:57

5/5 13:05

いやあ素晴らしかった！！

5/5 13:05

裏銀座方面、夏にいこう！

5/5 13:05

笠も久しぶりに行きたいです！

5/5 12:58

さあ、戻りましょう！

5/5 13:25

ちなみに第一雪壁。ステップしっかりついてて、アイゼン、ピッケルもよく効いて、前回のような怖さは一切ありませんでした。

5/5 13:30

テントもそこそこ。

5/5 14:14

高山病で限界だったので、涸沢岳は翌朝に持ち越し。
14時前に山荘に戻ってきたため、軽く腹ごしらえ。
この後爆睡して少し回復。

5/5 16:59

続いて夕食。ボリュームタップりでおいしかったです👍

5/5 18:47

5/5 18:47

夕食後、撮影会。

5/5 18:49

ゆっくり鑑賞会。
この後明日の準備とかしながら8時過ぎに就寝。

5/6 4:53

翌朝。皆さんごそごそしだして私も4時半に起床。

5/6 4:54

期待できそうな空模様！
ってもう出発してる方がいる！　ハヤイ。

5/6 4:54

私もこの後お弁当食べて5時20分ごろに出発。

5/6 5:45

まずは行けてなかった涸沢岳に。

5/6 5:46

おおー！　昨日より空気澄んでる？

5/6 5:46

ええのう・・・。

5/6 5:46

奥穂とジャン、でかいっすねぇ。

5/6 5:47

釣り尾根と山荘。

5/6 5:47

朝靄けぶる八ヶ岳。

5/6 5:49

北穂側。　ってトレースあるな(;'∀')

5/6 5:49

北ア北部全景。やはり青空に雪山は良く映える。

5/6 5:49

後立山、昨日よりくっきり

5/6 5:50

こちらも美しい。今年こそ行きたい。

5/6 5:50

笠と白山。日本海側はかなりクリアです。

5/6 5:50

鷲羽水晶野口五郎。　今年はあのあたりを攻めたい。

5/6 5:51

八ヶ岳

5/6 5:51

浅間？

5/6 5:51

本日の目的地。　標識見えとる。

5/6 6:06

戻ってきました。
お世話になりました！

5/6 6:06

一気に下ります。あの切れている先からが結構な傾斜です。

5/6 6:09

とはいえ、結構クラストしててアイゼンがよく効いたので余裕で行けました👍　ただ、めっちゃ暑かった。

5/6 6:45

北穂沢が見えます。　トラバースしてあっち行きたい・・・。

5/6 6:54

テントの数はそれなり？　整地された数と比較すると半分くらいですかね？

5/6 6:54

涸沢小屋で小休止。

5/6 7:57

一気に登ります。緩んできてはいましたが、まだアイゼンが効いていて楽に登れました。

5/6 8:20

トバース気味に入る直前が最も傾斜が立っていて高度感あり。
ただし、ステップはしっかりできているので注意して進めば難しくはありません。

5/6 8:53

後はだらだら登って到着！

5/6 8:54

日本海側は朝より空気澄んでます。

5/6 8:54

5/6 8:59

釣り尾根と中央アルプス！

5/6 8:59

昨日今日と登った山々、稜線沿いに来れればそれが一番なんでしょうが・・・。　私には無理です(;'∀')

5/6 8:59

青空と白のコントラスト

5/6 9:00

後立くっきり

5/6 9:01

前穂、来年行きますかね。

5/6 9:01

奥穂、山頂に人が見えます。

5/6 9:01

大天井と頸城三山、昨日や朝よりくっきり

5/6 9:01

パノラマ-表銀座。

5/6 9:02

今年はこっちを攻めたい。

5/6 9:11

大キレットからの槍までの稜線。この景色を見たかった。

5/6 9:11

少し進んで小屋のテラスから。

5/6 9:11

ここの景色、本当に最高です。

5/6 9:12

来年は絶対こっち泊まる！！

5/6 9:12

テラスの景色。最高でしょう？
（汚いザックは忘れてください💦）

5/6 9:12

東陵、こちらにもトレースが・・・。
モノ好きもいるもんだ・・・。

5/6 9:15

さあ、降りましょうか！

5/6 9:15

離れがたいですが💦
（ちなみに、気づいてなかったのですが、よーく見ると富士山映ってました）

5/6 9:48

降りると決めたら一気に降りる。

5/6 9:48

テントがほとんどなくなった。
下部は雪が腐ってきてて、アイゼン全然聞かず半分グリセードで降りてました(;´・ω・)

5/6 10:12

到着！

5/6 10:27

コーラ補充。
少し休んで、お風呂の時間が気になるので・・・。

5/6 10:30

名残惜しいですがさようなら！

5/6 10:36

こう見ると、雪も大分減ってるのだなぁ。

5/6 10:52

県警のヘリが、ゆっくり本谷筋を飛んでました。ニュースになっていた70台の方の捜索？

5/6 11:13

一気に本谷橋まで、アイゼン外してピッケルと一緒に川の水で洗浄。

5/6 11:37

後は消化試合、一気に降りていきます。

5/6 11:37

屏風岩を眺めながら

5/6 11:49

横尾大橋着

5/6 11:50

この先は下界となります。（ペットボトルの価格が一気に下がりますw）

5/6 11:51

横尾山荘、オランジーナ補給

5/6 11:59

明神の尾根末端を目指して出発

5/6 12:02

ハロ出てました。
この時期良く会う印象。

5/6 12:39

一気に徳澤

5/6 12:39

流石に平日なのでテントも少ない。

5/6 12:51

ニリンソウの群落

5/6 13:00

と思ったら川沿いのほうがすごかった。

5/6 13:00

癒し

5/6 13:16

明神館。それなりの人出でした。

5/6 13:21

明神片目に

5/6 13:43

小梨の湯！
さっぱりいたしました！！

5/6 14:33

清水橋の清流に癒されながら

5/6 14:34

フキノトウを拝み。

5/6 14:36

いつもの写真と

5/6 14:45

ごはんで

5/6 15:22

バスで帰りました！

撮影機器：

α7R II ILCE-7RM2 ボディ SONY

装備

MYアイテム

tattyan0924

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ビーコン ゾンデ 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ヘルメット

感想

tattyan0924

いよいよ始まったGW。
今年は、腰の故障や胃腸炎、ワクチンの接種などが重なり、全く冬山には行けてなかったのですが、これが今シーズン最後のチャンスと久しぶりに雪山へ。
最初は立山のつもりだったのですが、落石の影響で直通バスが運行できず、アルペンルートが大混雑と聞いていたので見合わせ。
変わりに宿題となっていた北穂を含んだ本ルートでの山行となりました。

実際の山行では両日ともに最高の天気。
特に2日目は視界もクリアになり、念願の北穂からの絶景を堪能することができました。
北穂小屋のロケーションは本当に素晴らしく、ぜひ来年はこちらに泊まって、
夕暮れ、夜明け時の最高の景色を堪能したいと感じました。
残る積雪期の前穂と合わせて来年の楽しみとしたいと思います。

一方で反省点は1日目。
涸沢までは調子が良かったのですが、アズキ沢の登りが誤算。
完全に腐った雪と高山病のダブルパンチで完全に体力を持っていかれ、
息も絶え絶えに山荘に到着する始末。
NEWアイテムのFenix6さんで酸素飽和度見たら80％強と明らかに・・・な状態
時間的には余裕がありましたが、涸沢岳からのアーベントロート観察もできず、
少しペース配分を考える必要があると感じました。

酸素飽和度の測定値は精度は？な部分もありますが、
目安としては十分使える印象。
一度常時ONで測定　→　状態を都度確認しながら
ペース配分を考えるようにしてみようかなと思っています。

ワクチンの浸透や、治療薬開発の進歩からも、
今年からは大分遠征もしやすくなるかと思うので、
目標としている北ア深部も含めて計画していきたいと思うこの頃。

やっぱり山って最高です！！