槍ヶ岳(表銀座縦走)中房温泉〜大天井岳〜槍ヶ岳〜新穂高温泉

2022年07月15日(金) 〜 2022年07月16日(土)

• GPS: 34:40
• 距離: 30.5km
• 登り: 2,761m
• 下り: 3,131m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:52
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:40

5:56 中房温泉登山口
6:26 6:26 第１ベンチ
6:51 6:52 第２ベンチ
7:20 7:20 第３ベンチ
7:50 7:51 富士見ベンチ
8:20 8:29 合戦小屋
8:48 8:49 合戦山
9:18 9:18 ベンチ
9:33 9:41 燕山荘
10:15 10:17 蛙岩
10:32 10:43 大下りの頭
12:08 12:09 小林喜作レリーフ
12:15 12:24 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
12:45 12:47 大天荘
12:55 12:57 大天井岳
13:05 13:06 大天荘
13:36 大天井ヒュッテ

2日目

• 山行: 11:26
• 休憩: 1:05
• 合計: 12:31

4:04 大天井ヒュッテ
4:29 4:29 貧乏沢下降点
5:34 5:39 赤岩岳
6:10 6:26 ヒュッテ西岳
7:19 7:20 水俣乗越
8:54 8:55 ヒュッテ大槍
9:46 9:46 槍ヶ岳山荘
10:18 10:29 槍ヶ岳
10:46 10:46 槍ヶ岳山荘
11:49 11:56 飛騨沢千丈乗越分岐
13:02 13:22 槍平小屋
14:05 14:05 藤木レリーフ
14:09 14:09 滝谷避難小屋
15:13 15:14 白出沢出合
15:44 15:44 穂高平小屋
16:11 16:13 小鍋谷ゲート
16:25 16:26 新穂高温泉駅
16:35 新穂高温泉バス停

天候

一日目　雨、曇、薄日、雨
二日目　曇、晴、曇、雷雨

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

道は良く整備されていますが、梯子、鎖場等のアップダウンが多数あります。

写真

7/14 22:56

大手町毎日新聞社前23時00分発の夜行バス、2019年の裏銀座縦走以来3年ぶりの乗車

7/15 5:54

小雨降りしきる中、表銀座コーススタートです。雨でモチベーション上がらず

7/15 6:22

日本三大急登と北アルプス三大急登の合戦尾根、いきなりの急登と風もなく蒸し暑さに参りますね。

7/15 8:19

小雨が降りしきる中、合戦小屋到着、ここで一息、名物のスイカ（￥500）をいただく。ご馳走さん

7/15 8:40

展望がだめなら、登山道脇の花、ウラジロヨウラク？？

7/15 8:42

樹林帯を越えました。

7/15 8:44

少しづつお天気回復傾向

7/15 8:49

合戦小屋からは急登も終わり、なだらかな登山道

7/15 9:02

ナナカマドズーム

7/15 9:07

秋の紅葉時期に赤い実を付けます。

7/15 9:11

アオノツガザクラ

7/15 9:33

登山者に人気の燕山荘、

7/15 9:43

燕岳方面、一瞬ガスが取れましたが、今日はパスして大天井岳に先を急ぎます。

7/15 9:45

雨露に濡れる高山植物の女王と呼ばれるコマクサ

7/15 9:46

奇岩・・・

7/15 9:46

雨は止めましたがガスは取れそうで取れない。

7/15 9:47

一面ピンクのコマクサの群生

7/15 10:05

振り返ると、徐々にガスが取れてきましたね。

7/15 10:06

左奥が燕岳

7/15 10:11

蛙岩（げえろいわ）

7/15 10:13

ミヤマダイコンソウ

7/15 10:16

いい感じですね。

7/15 10:26

北鎌尾根独標かな

7/15 10:29

二百名山の大天井岳（2，922m）大きいです。待ってて

7/15 10:31

ハクサンチドリ

7/15 11:27

なだらかな稜線、雨もやみ気分は爽快

7/15 11:32

至る所にコマクサ

7/15 11:39

岩陰にイワツメクサ

7/15 12:04

喜作レリーフ・小林喜作、喜作新道（東鎌尾根）を開設した山案内人兼名物猟師

7/15 12:23

ハイマツの実、ホシガラスが時々ついばんでいます。北海道ではヒグマの食料だそうです。

7/15 12:33

登山度脇はお花畑の数々、チングルマ

7/15 12:33

アオノツガザクラ

7/15 12:33

イワカガミ

7/15 12:44

大天荘（だいてんそう）到着、小休止で大天井岳山頂に行きます。

7/15 12:54

小屋から5分程、大天井岳（おてんしょうだけ）三角点

7/15 12:54

大天井岳山頂

7/15 13:33

さて、今日の宿泊地、鞍部に立地する大天井ヒュッテに向かいます。大天井岳山頂から約30分程です。

7/15 16:59

小屋に入って、夕食までのんびり過ごします。左奥が前穂高岳吊り尾根を経ておく穂高岳

7/15 17:04

本日のディナーは、トンカツとナスの煮びたし、おしんこ等、いただきます。ご馳走様でした。

7/15 17:46

こやに入って再び雨が強く降っていましたが、現在はやんでいます。中央のピークが常念岳（2，857m）

7/15 17:46

明日のお天気予報は、お昼過ぎから崩れるとの事、午前中が勝負？

7/16 4:06

四時出発、大天井ヒュッテさんお世話になりました。

7/16 4:06

槍に向けて核心の東鎌に入ります。

7/16 4:37

涼しいうちに距離を稼ぎましょう。

7/16 4:43

北鎌尾根、もう少しで雲が取れそう

7/16 5:16

チングルマと常念岳

7/16 5:26

赤岩岳山頂から、バックは常念岳

7/16 5:31

お花畑

7/16 5:31

コバイケイソウと常念岳、でかいね。

7/16 5:50

タカネヤハズハハコ、舌をかみ切りそうです。

7/16 5:58

もう少し

7/16 6:05

西岳ヒュッテ

7/16 6:11

励まされます。

7/16 6:11

西岳ヒュッテ

7/16 6:14

ここで、お弁当の朝飯を半分いただきます。

7/16 6:55

道はしっかり整備されていますが、所々ザレ場、ガレ場要注意

7/16 7:06

ニッコウキスゲ

7/16 7:18

水俣乗越、上高地へのエスケープルートとして使えます。

7/16 7:18

最近、バリエーションルートの北鎌尾根を登攀する登山者は、水俣乗越を降り北鎌沢出合い付近から取りついているようです。

7/16 7:28

さて、目を転じると槍の穂先

7/16 7:32

今山行初の槍ヶ岳が姿を現しました。

7/16 7:32

大キレットに繋がる地味な3，000m級の稜線

7/16 7:41

徐々に近づく槍ヶ岳

7/16 7:46

長い梯子

7/16 8:43

青空に槍

7/16 8:47

ヒュッテ大槍からの槍ヶ岳

7/16 8:48

計画では、ヒュッテ大槍で二泊目の予約を入れていましたが、予定より早く到着したので今日中に下山を決定、予約を直接キャンセルしました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

7/16 9:00

ハクサンチドリ？

7/16 9:27

でかい。

7/16 9:28

イワベンケイ

7/16 9:38

槍ヶ岳山荘まであとわずか

7/16 9:45

槍ヶ岳山荘着

7/16 9:45

荷物をデポして山頂へ

7/16 9:50

裏銀座方面

7/16 9:56

小槍

7/16 9:56

山頂まで10分から15分程

7/16 10:02

ほぼ垂直

7/16 10:08

左が登り、右が降り専用で分かれています。

7/16 10:11

槍ヶ岳山頂三角点

7/16 10:13

山頂の祠

7/16 10:16

順番待ちで写真を撮っていただきました。

7/16 10:17

歩いてきた東鎌と常念岳

7/16 10:59

長居は無用、さっさと槍の山頂を後にします。小休止後、下山は上高地か新穂高温泉にするか迷いましたが、飛騨沢・新穂高温泉に決定、このコースは初めてです。

7/16 11:07

ミヤマオダマキ

7/16 11:08

槍さんありがとう、又来るね、さようなら

7/16 11:17

さて、ザレ場のジグザク道を降るのみ

7/16 11:22

ここのお花畑も凄いですね。

7/16 11:36

ミヤマキンポウゲだと思いますが？

7/16 11:50

こんなん有りましたよ、有難いですね。

7/16 11:55

だいぶ高度下げてきました。

7/16 12:48

樹林帯に入ります。

7/16 13:00

槍平のテン場、バックは西穂の稜線

7/16 13:02

槍平小屋、お腹がすいたので、うどんをいただきました。ご馳走様

7/16 14:04

鳥も通わぬ滝谷、奥に雄滝が見えます。雨が降り出してきました。

7/16 14:08

滝谷避難小屋、最近はあまり使われていないようです。かつては先覚者がベースとして使っていたようです。

7/16 15:09

林道に出ました。

7/16 15:13

時折雷鳴と雨が降りしきる中、ひたすら新穂高温泉に向けて最後の力を振り絞ります。

7/16 16:45

ずぶ濡れで新穂高温泉に到着、お疲れさんでした。バスで平湯温泉乗り換えで松本行の最終便に間に合いました。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

HUAWEI nova lite 3 SIMフリー HUAWEI

感想

わくおじ

雨で始まり、雨で終了の表銀座登山でした。しかし、途中青空が広がり、眺望にも恵まれ素晴らしい山行となりました。燕山荘から大天井岳の稜線はなだらかで気持ちのい稜線漫歩とコマクサの群生があちこちに見られました。大天井岳から槍ヶ岳へ稜線は、水俣乗越のなどへのアップダウンと長い梯子場、鎖場、ザレ場等があり、気を抜けない箇所があります。歩みを進めるごとに近づく槍ヶ岳が疲れを忘れさせてくれます。本来は、二泊（大天井ヒュッテ・ヒュッテ大槍）の予定でしたが、予定より早く着いたので、急遽、ヒュッテ大槍をキャンセルし、その日のうちに下山しました
。いつもは、上高地に下山していましたが、初ルートの飛騨沢から新穂高温泉に下山しました。飛騨沢のお花畑も見事でした。お疲れさんでした。