記録ID: 4550138
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
船窪・烏帽子・野口五郎・水晶・鷲羽・三俣蓮華・双六
2022年07月30日(土) 〜
2022年08月03日(水)
体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 36:04
- 距離
- 47.4km
- 登り
- 4,494m
- 下り
- 4,427m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:34
2日目
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:50
3日目
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:22
4日目
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 8:00
5日目
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 8:29
12:30
ゴール地点
天候 | 朝:晴れ→昼:ガス→夕方:夕立→夜中:晴れ、ほぼこのパターンでした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:新穂高温泉→高山→大阪 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<急登レベル> 船窪に至る七倉尾根の急登は最強区間平均傾斜23度※、これはお隣の三大急登ブナ立尾根(25度※)に少し及ばないものの、登山口から山小屋前までの標高差は、七倉尾根が勝ります(七倉1372m、ブナ立1249m、GoogleEarthによる独自確認)。体力覚悟が要るコースです。 (※)傾斜計算紹介のURL。諸説あるのでご参考まで。 https://yamap.com/activities/6299516/article <危険区間> ・船窪岳付近の、砂ナイフリッジは鉄パイプ設置のお陰で少し安心度を持って通過できました。この付近には、ロープが無しでは登れないくらいのザラザラ急斜面があり、腕力を頼りに登りました。さらに、短距離ですがアリ地獄地帯もあります(登っても、足が砂利に取られてどんどん沈む急斜面)。 ・その他、縦走ルートには、岩場に鎖・梯子等の要注意個所は多数ありますが、北アでは標準レベルです。 <高山植物> ・チングルマは半分くらい花、半分くらい綿毛。コマクサの群落が所々にあり(野口五郎付近より北に点々と)、コバイケイソウ群落があり(双六付近)。ツガザクラ、ニッコウキスゲ等もいっぱい咲いてました。 |
その他周辺情報 | ・タクシー料金は、信濃大町駅~高瀬ダム9千数百円、信濃大町駅〜七倉7千数百円 ・下山した新穂高温泉には、中崎山荘日帰り入浴900円(JAF割引有) |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | 三俣山荘より北側は水場が殆どないので要注意(天水頼りの山小屋で有料水補給。購入量制限を設定しているところもありました) |
感想
自分にとってこれまで未踏区間であった船窪〜裏銀座を無事に縦走することができ、念願の北アルプス主稜線の全踏破ができました。かつて(数十年前)、崩壊荒れで走破を諦めた船窪付近の縦走路も、関係者のご尽力によって整備が進んだことに感謝です。初踏破路を晴天で歩けたことは大変な幸運でした。
南北に連なる北ア全山を眺めながら尾根歩きできることが、裏銀座ルートの醍醐味だと思います。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
初めまして。
いや〜、吃驚です。
小生が船窪岳を歩いたのは40年以上前です。
当時の崩壊は、信州側は崖でしたが、黒部側はまだハイマツ帯でハイマツの中を2〜3回歩行しました。
現在は両側とも砂の崖ですね。
船窪小屋はあったかな?
小屋跡か、建物はあっても営業はしてなかった?(昔のことで記憶が、、)
余談ですが、小生はネパールとブータンを35年程前に訪れました。
思い出を楽しむことができました。
有難うございました。
ありがとうございます。自身の記録では、1991年夏に栂池から入って後立山を南に向かって縦走、針ノ木にテント泊の翌日、船窪小屋経由で七倉に下山しました。
ここからは、縦走当時の記憶になりますが、船窪小屋は当時あった、船窪越え烏帽子までの縦走は止めた(道崩壊で危険と、山仲間からの助言を受けた)ように覚えています。
山は変わらずとも、登山道は開設や廃道で変化しますので、新旧比べると面白いですね。
fujikitaさんに思い出を楽しんで頂けて、投稿冥利に尽きる思いです。
こちらこそ、有難うございます。
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