北岳〜間ノ岳〜農鳥岳(白峰三山)日帰り縦走


- GPS
- 14:36
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 2,763m
- 下り
- 3,438m
コースタイム
- 山行
- 13:08
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 14:36

7:32 二俣
9:04 草すべり分岐 2740m
9:28 小太郎尾根分岐 2840m
9:56 肩ノ小屋

10:33 両俣分岐 3100m
10:51 北岳

11:23 吊尾根分岐 3090m
11:38 トラバースルート分岐 2980m
11:48 北岳山荘

12:23 中白根山

13:12 間ノ岳

14:14 農鳥小屋

14:57 西農鳥岳

15:29 農鳥岳

16:14 大門沢分岐
18:15 大門沢小屋

19:44 取水口吊り橋
19:52 ダム工事現場
20:00 林道最上部
20:26 奈良田ゲート
20:42 奈良田第二駐車場

全行程所要時間 14時間35分
広河原〜北岳 4時間44分
北岳〜間ノ岳 2時間00分
間ノ岳〜農鳥岳 2時間03分
農鳥岳〜奈良田第二駐車場 4時間57分
天候 | ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道南アルプス公園線は道幅も狭く途中工事箇所もあり動物の飛び出しに要注意です 中央道からのアクセスですと52号線ローソンのあと左手セブンが最後のコンビニです 差の先は自販機しかありません 甲府南より1時間半ほど街を抜けたらほぼ何も無いと認識したほうが良いです 帰りの温泉は下部温泉近辺でしたら19時ごろまで入れそうです |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全般で(右俣コース)で雪渓で怖いところはありませんでした ただ 3000mの稜線を上り下り なかなか息が切れます 大門沢降下点!! ココからがこのコースの核心部デス しびれる下りが延々続きます 大きな段差が多い上に粘土質の滑りやすい道です ストックがかなり重宝します 大門沢小屋からの下り 途中マークの少ないところありますが 去年よりマークは多目w 逃さなければ大丈夫でした 林道下り やはり長い。。。 自転車デポは必須かな |
写真
感想
去年からチャレンジしたかった白峰三山日帰り縦走
天気予報もよさそうだったのでyamagaさんを誘ってチャレンジすることに
登山前日、会社で突発的な仕事が入り、徹夜でこの縦走にチャレンジすることになってしまった
<広河原〜北岳>
奈良田第二駐車場で待機してたジャンボタクシーを登山者で乗合い広河原へ向かいます。
路線バスより早く6時には、広河原に到着
身支度を整えて6:07登山開始
快晴で、広河原から北岳頂上がはっきり見える
まずは森の中の緩勾配を登ってゆく
yamaga氏かなり飛ばす。。
去年も一緒に無茶ブリな登山をしてyamaga 氏のペースを知っているつもりだったが、彼は去年よりパワーアップしている。急こう配も大股でスイスイと歩く
対して徹夜明けの俺…もぅこの時点で少々グロッキーに…
二俣からは右俣ルートの急こう配をぐいぐい登る
後ろを振り返ると鳳凰三山が見えてきた
この付近から、寝不足が祟ってフラフラに…坂の途中で一旦小休止、10分ほど睡眠をとる。寝たのはホンの数分だが頭が一気にスッキリ
小太郎尾根分岐に乗越すと、西側の視界がぱぁ〜と開け、仙丈ケ岳目の前にドドォ〜んと鎮座して見えた
ここから先は稜線歩き
肩ノ小屋でカレーライス900円也を食べエネルギーをチャージ
北岳へは広河原から4時間44分で到着
昨年、八本歯ノコル経由で登ったのとほぼ同じ所要時間
途中で寝たり、食事をしたことを思えば、まぁまぁのペースか??
360度の大パノラマが展開され、穂高連峰から中央アルプスそして南アルプス南部まで一望
もち目の前には富士山もはっきり見える
<北岳〜間ノ岳>
北岳から農取岳は稜線歩き
北岳から一気に北岳山荘へ向けて高度を落とす
ここから先はなだらかな稜線歩き
去年歩いた時はずっとガスっており何も見えなかったが、今回はハッキリと遠方の山々まで見えて、とても楽しい
ただし、とても景色は良いが、直射日光が容赦なく照り付け、3000m級の稜線とは思えないほどとても暑い
そして徐々に寝不足も祟ってきた
中白根山(3055m) を経由し、間ノ岳へ
北岳から2時間ジャストで到着
頂上からはパァ〜と開けたパノラマは目の前に農取岳が鎮座しており塩見岳・蝙蝠岳方面へのダイナミックな稜線が展開している
<間ノ岳〜農鳥岳>
ここからいよいよ核心部の農鳥小屋越え(笑)
間ノ岳から農鳥小屋へ向けて一気に高度を落とす
初めて見る農鳥岳
今まで数々の写真で見たことがある山だが、実物を見ると想定外に登山道の勾配がきつい
写真で見ると遠近感が乏しく、判らなかったのだ
あぁ〜またあの急こう配を登り返すのかぁ(汗)と思いつつ、一気に高度を落とすのがつらい
そして寝不足が祟って、頭が痛くとても辛い ガレ場の下りなので神経を使わなければならないが集中力が途切れがちになりそうでペースがガクッと落ちる
核心部の農鳥小屋では、他の客が山小屋のオヤジに向って
「お客さんが到着したわよ〜」
とご丁寧にお声掛け いやいや 呼びかけなくても良いのに(汗
で山小屋前で談笑していたオヤジさんと二言程度会話を交わしそのまま進む
ぶっきらぼうな方でしたが、そんな変な印象の方ではなかった
農鳥小屋から一気に西農鳥岳へ向けて急こう配を登る。この区間、意外に歩きやすい登山道で、頭はフラフラながらもサクッと30分で西農取岳に登り返すことができた。
ここから農鳥岳への30分は、ストックが使えない起伏が多い岩稜帯で少々神経を使う
西農鳥岳から30分で農鳥岳へ到着
眺望は西農鳥岳の方がよかった(汗)
keijiはこれで国内3000m峰コンプリート 日本100高山も27座までは全て登ったことになる
ここ農鳥岳頂上で眠不足による倦怠感と頭痛のため暫し睡眠…と思ったが、15分ほど目を閉じて休憩したもののコバエたちが五月蝿くてあまり寝ることができなかった
<農鳥岳〜大門沢小屋>
農鳥岳からは一旦稜線を歩きつつ、徐々に東側へトラバースするように稜線を離れてゆく
稜線の肩にある凹状地形のあるなだらからな場所を30分歩き、大門沢分岐へ
大門沢分岐2840mからは1776mへ向けて急こう配を一気に下ってゆく
100mほど下降してすぐに針葉樹林帯に入る
この樹林帯風が通らず恐ろしく蒸し暑い
大きな段差のある岩や根っこ場が多く、この大きな段差の足元は滑りやすい粘土状の土
至るところにスリップ痕があり、多くの方々が、コケたのが想像できる
ストックを使いながら慎重に下山する
途中追い越した2パーティー4名の方々もそれぞれヘトヘトになりながら、この悪路のことをぼやいていた
標高2200m程度まで下ると左手から大雪渓近づいてくるが、この左手雪渓から時折吹いてくる風が冷たくてとても気持ち良い。ただし雪渓への崖で、ぱっと見た目は崖側に草があり危なくなさそうだが、足を滑らせたら一巻の終わりという場所も数か所あり要注意…
標高約2040m地点で小休止
ここで体を冷やして、歩き始めるとナント膝が笑って、膝にが入らない
こんな風になるとは初体験
筋肉がおかしくなるのには、塩分が関係あるんじゃないか??
と思い塩飴をなめて塩分補給
塩が効いたのか?体が温まったからなのか?暫くすると膝が笑う症状はなくなった
標高1850mを下回り蒸し暑い樹林帯歩きとなって、しばらくすると、大門沢小屋の赤い屋根が見えてきた
<大門沢小屋〜奈良田>
大門沢小屋でこれからのヘッドランプをつけて下山するアドバイスを的確にもらい、下山開始
暫くは沢沿いを下降する
丸太橋による渡渉等が数か所ある
30分程度沢沿いをあるくと次は樹林帯歩き
完全に日は落ち真っ暗な登山道を進む
山小屋の方からは、樹林帯下部は道標リボンの少ない個所があると聞いていたが、一瞬針路に???ということがあったものの、迷うことなく林道まで下山
19:52 林道手前の工事現場のまっ暗闇でヘッドライトも灯さずに休憩している登山者と出会う。暗闇に人がいたので命が縮むくらい驚いた!!
林道に入るともぅ道迷いの可能性はない
安心して歩けるが、ここから先がまたダラダラと長い
20:26 奈良田ゲート到着 ここから奈良田第二駐車場までの約一キロは一般車道、約15分かけて駐車場に到着。
無事に下山しました。
今回急なお誘いでしたが
山友達のkeijikeijiさんより白峰三山縦走とのコト
一昨年の二山ピストン(間ノ岳・北岳)
去年の二山縦走(間ノ岳・農鳥岳)
に続いてついにコンプリート三山縦走!!
ドタバタで準備不足等により予定より行程が遅くなってしまい
まさかのヘッデン使用の夜間歩行www
なかなか良い経験になりました
途中
農鳥小屋では噂の方に声をかけられました
下りでどのくらい時間がかかるかわかってるのかと
去年も歩いてるので知ってますと伝えると
ならよし!good luck
と声をかけていただきました
最悪、大門小屋で泊まりも考えましたが
二人だったのと辛うじて余力が残っていたため
何とか無事下山
いやー疲れました
そうそう
大門沢小屋のおにいちゃん!
なかなか感じが良かったです♪
日帰りの旨を伝え
アホでしょ〜と言ったら
今年一番のアホみつけましたー!!www
今度は泊まりに行きます♪
しかし
いいお山でしたね〜♪
お疲れさまでした
日帰りするにはもったいないくらいの景色ですね〜
というか、やれちゃうんだ
yamagaさん 検査の結果はこれからでしたっけ?
でも全く問題なーしですね。
谷川馬蹄形も楽勝ですよ、きっと
anthemさんおはよーございます
そうなんですよね〜三日ぐらいかけて歩きたいトコロでした
しばらくお山はいいや、と思ってましたが
ようやく筋肉痛も取れ今度はどこいこーかなー
谷川岳か〜暑そうですね
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