五龍岳から霧雨の不帰嶮を越えて大雪渓を下る

2014年08月03日(日) 〜 2014年08月08日(金)

• GPS: 28:18
• 距離: 34.6km
• 登り: 3,555m
• 下り: 4,123m

コースタイム

<8月3日>
大阪 ===(マイカー)=== 八方 +++(ゴンドラ＆リフト)+++ 八方池山荘

<8月4日>
八方池山荘 6:40---7:22 ベンチ 7:29---8:10 八方池 8:37---
9:06 休み 9:11---9:40 扇雪渓 9:51---10:17 丸山 10:23---
10:53 休み 10:58---11:24 唐松岳頂上山荘

<8月5日>
唐松岳頂上山荘 6:12---6:42 休み 6:46---7:36 休み 7:40---
8:23 休み 8:27---8:40 五竜山荘 8:43---9:12 休み 9:16---
9:41 休み 9:45---10:01 五龍岳 10:16---11:11 五竜山荘 11:55---
12:55 休み 13:00---13:26 休み 13:30---13:58 休み 14:00---
14:32 休み 14:39---14:45 唐松岳頂上山荘

<8月6日>
唐松岳頂上山荘 6:18---6:40 唐松岳 6:45---7:25 休み 7:30---
7:37 不帰二峰南峰 ---7:57 不帰二峰北峰 ---8:30 休み 8:35---
8:58 休み 9:05---9:18 不帰一峰南峰 9:21---9:45 不帰キレット ---
9:53 休み 10:00---10:17 休み 10:20---10:39 休み 10:42---
10:57 休み 11:00---11:36 休み 11:41---12:06 休み 12:08---
12:15 天狗の頭 12:19---12:44 天狗山荘

<8月7日>
天狗山荘 6:21---7:17 休み 7:22---7:36 鑓ヶ岳分岐 ---
7:38 鑓ヶ岳 7:50---7:51 鑓ヶ岳分岐 7:53---8:34 杓子岳分岐 8:39---
9:31 休み 9:35---9:53 丸山 10:00---10:12 白馬岳頂上宿舎 10:40---
11:33 休み 11:39---11:59 大雪渓上端 12:05---
13:00 大雪渓下端 13:02---13:17 白馬尻小屋 13:55---
14:52 猿倉 ===(タクシー)=== 八方

<8月8日>
八方 ===(マイカー)=== 大阪

天候

曇り一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

8/3 13:43

ゴンドラ「アダム」で兎平へ。さらにリフトを二つ乗り継いで、初日はほとんど歩かずじまい。

8/3 14:04

リフトを降りたら目の前が八方池山荘。

8/3 16:23

お風呂があってびっくり＆ラッキー。

8/3 17:37

夕食はバイキング形式。
ま、そんなに取れんけど・・・

8/4 4:47

夜は雨が降っていたが、日の出の時刻にはこんな感じ。

8/4 5:10

雲が邪魔で、太陽が顔を出したのは日の出時刻の20分も後。
そのせいで、綺麗な朝焼けとはいかなかった。

8/4 5:14

太陽が出た直後は晴れていたのだが・・・

8/4 6:00

朝食に生卵♪
食事に関しては民宿並み？

8/4 6:28

朝食食べてる間に曇っちゃった。

高山植物の咲き乱れる八方尾根を歩き出す。
雨のせいで花はどれもびしょびしょ。

8/4 7:03

セリ科の花はどれもよく似てて・・・

オオバギボウシ

クガイソウ

8/4 7:12

イワシモツケ

ハクサンチドリ

8/4 7:54

ハクサンシャジン

8/4 7:54

タカネマツムシソウ

8/4 8:15

八方池。今日は白馬も映っていなかった。

8/4 8:39

池の周りではマツムシソウが満開。

8/4 8:46

ミヤマダイモンジソウ

ホタルブクロ

8/4 8:57

ハッポウワレモコウ

8/4 8:58

シロバナハクサンシャジン

8/4 9:07

タテヤマウツボグサ

紫色が美しい。

ハクサンコザクラ

8/4 10:46

イワカガミ（白花）

8/4 11:11

イワカガミ

8/4 16:53

唐松岳頂上山荘の夕食（その1）。
加工食品や手を加えずに済む食材ばっかり・・・

8/5 5:28

唐松岳頂上山荘の朝食（その1）。
ま、朝はこんなもんか。
でも甘い卵焼きは嫌い。だし巻きにしてほしい・・・

8/5 6:00

朝はなんとか唐松岳のピークは見えていた。

8/5 6:41

五龍のピークは雲の中。

8/5 7:06

毛勝三山だけ陽が射して光っている。

8/5 7:13

8/5 7:20

タテヤマウツボグサ
大きくて目立つのでつい撮ってしまう。

8/5 7:21

クロトウヒレン

8/5 7:55

8/5 8:00

8/5 8:35

五竜山荘に到着。

8/5 8:45

風強し。

8/5 8:51

ミヤマコゴメグサ

8/5 10:07

五龍の頂上でちょっとだけ晴れ間が。
ま、悪運強しw

五龍岳頂上三角点。

8/5 10:58

8/5 11:19

五竜山荘の「きのこうどん」は本当にきのこがいっぱい。

8/5 11:57

クルマユリ

8/5 11:58

チシマギキョウ

8/5 12:03

8/5 12:17

クロユリ

8/5 12:31

ハイマツの実。

シロバナハナニガナ

こっちは普通のハナニガナ

8/5 13:08

カライトソウ

8/5 14:04

大黒岳付近の岩場登り。

8/5 14:27

8/5 14:33

唐松に戻ってきた。

8/5 14:35

五龍岳の頂上が見え隠れ。

8/5 16:55

唐松岳頂上山荘の夕食（その2）。
昨日とほとんど同じ・・・

コマクサ

8/6 5:29

唐松岳頂上山荘の朝食（その2）。
昨日とまったく同じ・・・
また甘い卵焼き・・・

唐松岳の三角点。

8/6 7:37

いよいよ不帰の核心部に突入。
この先写真撮る余裕なし(^^;;

8/6 7:40

チングルマの実。

8/6 7:54

雷鳥の親子発見。
こういう曇った日は良く逢う。

8/6 7:56

8/6 7:57

ハッポウウスユキソウ

不帰嶮の名所、鉄梯子。
すごい高度感。

8/6 9:00

こんな岩場を降りてきたなんて・・・

8/6 11:19

シコタンソウ

8/6 12:17

コマクサ

8/6 12:36

ガスで視界が悪い中、ほっとする標識。

天狗山荘の自炊室で持参したラーメンを作る。
生ビールがうまい♪

8/6 15:10

ウルップソウ

8/6 15:10

ヨツバシオガマ

8/6 17:31

天狗山荘の夕食は何と宿泊者もびっくりの紙鍋の水炊き。

8/6 18:18

夕方になって晴れてきた。

8/6 18:18

鑓ヶ岳。

8/7 5:03

久々の御来光。

8/7 5:04

8/7 5:07

鑓ヶ岳が朝日に染まる。

8/7 5:08

天狗山荘も。

8/7 5:29

天狗山荘の朝食。

8/7 6:23

8/7 6:28

8/7 6:30

ウルップソウ

8/7 6:43

8/7 6:52

正面に天狗山荘も見える。

8/7 7:12

出そうな気がしたブロッケン！

8/7 7:21

もうすぐ鑓頂上。

8/7 7:30

ずっと雲の中だった立山の頂上がやっと見えた。

鑓の三角点標石。
ポンと置いてあるだけ・・・

8/7 8:14

ミヤマアケボノソウ

8/7 8:23

8/7 8:32

コマクサ

8/7 9:03

ニホンカモシカと接近遭遇。
何故かこっちをじっと見ていた。

大雪渓を登る登山者が蟻のよう。

8/7 9:30

クルマユリ

8/7 9:46

ハクサンフウロ

8/7 9:46

ヨツバシオガマ

シロウマタンポポとミヤマクワガタ

8/7 9:52

タカネシオガマ

8/7 10:08

ハクサンイチゲ

8/7 10:46

ウルップソウ

8/7 10:48

杓子岳と鑓ヶ岳。

8/7 11:03

ミヤマオダマキ

ミソガワソウ

8/7 11:07

クルマユリ

8/7 11:48

ホソバトリカブト

8/7 12:05

大雪渓を下る・・・

8/7 12:18

どんどん下る・・・

8/7 12:26

途中で振り返る。

8/7 12:45

もうすぐ末端。

8/7 13:30

白馬尻小屋の「きのこピラフ」。
なかなか美味。

8/7 13:49

白馬尻から見上げる。

8/7 14:45

ソバナ

8/7 14:48

林道から猿倉へショートカット。

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

感想

bykin

山小屋の感想：宿泊料金が同じでも小屋によってサービスは・・・
■八方池山荘
小さな小屋で、今回の宿泊時は予約で満室だった。
山の上なのにお風呂があって驚いたが、汗を流せるのはありがたい。
交通に恵まれているので、食事はさすがにそこそこの内容。
天気が良ければ食堂前のベランダから御来光が拝める。
■唐松岳頂上山荘
2014年の宿泊代は9500円〜となっているが、9500円というのは食堂等のある本館ではなく50M離れた（＝食事のとき雨が降ってたら雨具着て本館に行かなくてはならない）北館の料金で、本館は800円も高い。（個室の南館はもっと高額）
水は完全有料制（500ml＝300円）で、歯磨き用の水も50ml＝80円で買わなければならない。→食事時のお茶は無料
連泊したが、二日ともほぼ同じ食事（しかもおかずは全部保存食系）が出てきて（写真参照）がっかりした。
連泊のため、デポ荷物の置き場所を確認したら、最初は建物の外の板敷に置けと言われた・・・後で別の責任者？に再交渉したら乾燥室に置けるようになったが・・・
■五竜山荘
水は1000ml＝100円だが、お昼の食事をしたら無料でもらえた。
注文した「きのこうどん」はきのこがたっぷり入っていた。
従業員も教育ができていて、いい感じだった。
■天狗山荘
水は小屋の前の雪渓から大量に供給されるのでタダ。
夕食になんと紙鍋の水炊き（固形燃料で温める旅館でよく出るやつ）が出た。
まさか山小屋で一人鍋をつつけるとは思わなかった(^^)v
部屋は二段式だが下段の天井（＝上段の床）が結構低い。上段に登るのは楽だが。