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Yamareco

記録ID: 536181
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳・横岳・硫黄岳(行者小屋テント場ベースで)

2014年10月24日(金) 〜 2014年10月25日(土)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
30:19
距離
27.5km
登り
2,368m
下り
2,351m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:12
休憩
0:48
合計
6:00
10:14
54
11:08
11:08
141
13:29
14:00
73
15:13
15:30
44
16:14
宿泊地
2日目
山行
8:59
休憩
1:42
合計
10:41
5:52
102
宿泊地
7:34
7:39
30
8:09
8:13
3
8:16
8:17
10
8:27
8:28
10
8:38
8:43
4
8:47
8:51
9
9:00
9:01
9
9:10
9:27
8
9:35
9:37
25
10:02
10:02
20
10:22
10:31
21
10:52
11:08
15
11:23
11:27
77
12:44
12:45
32
13:17
13:46
122
15:48
15:51
42
16:33
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口に駐車。1日500円。
コース状況/
危険箇所等
よく整備されている。
八ヶ岳ズームラインから、一番大きいのは阿弥陀岳。
1
八ヶ岳ズームラインから、一番大きいのは阿弥陀岳。
美濃戸口から林道を歩く。
美濃戸口から林道を歩く。
紅葉がきれいです。
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紅葉がきれいです。
美濃戸に着きました。
美濃戸に着きました。
いかにも八ヶ岳っぽい森の中。
いかにも八ヶ岳っぽい森の中。
阿弥陀岳がちらり。
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阿弥陀岳がちらり。
沢沿いになり、横岳の荒々しい稜線が見えます。
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沢沿いになり、横岳の荒々しい稜線が見えます。
赤岳も見えた。こっちからだと、登れなさそうに見えます。
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赤岳も見えた。こっちからだと、登れなさそうに見えます。
行者小屋とテント場。大同心がやたらと目立ちますね。はしっこにテントを張りました。
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行者小屋とテント場。大同心がやたらと目立ちますね。はしっこにテントを張りました。
とりあえず、阿弥陀岳と中岳の鞍部に向かってみます。
とりあえず、阿弥陀岳と中岳の鞍部に向かってみます。
大きくトラバースしつつ、徐々に高度を上げていきます。
大きくトラバースしつつ、徐々に高度を上げていきます。
鞍部に着いた途端、見えるのがこれ。キレットの間、真ん中に。
2014年10月25日 23:09撮影
4
10/25 23:09
鞍部に着いた途端、見えるのがこれ。キレットの間、真ん中に。
南アルプスも。右から、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳(と間ノ岳が重なっている)。
2014年10月25日 23:10撮影
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10/25 23:10
南アルプスも。右から、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳(と間ノ岳が重なっている)。
天狗岳。
権現岳も立派です。
権現岳も立派です。
阿弥陀岳はとても圧迫感を持って見上げる感じ。
阿弥陀岳はとても圧迫感を持って見上げる感じ。
夕暮れの行者小屋と硫黄岳。
夕暮れの行者小屋と硫黄岳。
赤く染まる大同心、小同心。ヨーロッパ・アルプスみたい。
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赤く染まる大同心、小同心。ヨーロッパ・アルプスみたい。
朝、今度は文三郎道を登って赤岳に登ります。こんな階段ばっかり。ガラガラの急斜面で、よくこんな尾根に道を作ったなあ。
朝、今度は文三郎道を登って赤岳に登ります。こんな階段ばっかり。ガラガラの急斜面で、よくこんな尾根に道を作ったなあ。
振り返ると、硫黄岳、横岳と、行者小屋。
振り返ると、硫黄岳、横岳と、行者小屋。
もう少しで、阿弥陀、赤岳の稜線の道と合流します。
もう少しで、阿弥陀、赤岳の稜線の道と合流します。
振り返ると阿弥陀岳が。バックは、右が北アルプス槍穂高、左が噴煙を上げる御嶽山、中央アルプス。
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振り返ると阿弥陀岳が。バックは、右が北アルプス槍穂高、左が噴煙を上げる御嶽山、中央アルプス。
赤岳は、こんな岩岩しい道を登ります。
赤岳は、こんな岩岩しい道を登ります。
でもよく整備されているので、見た目ほど難しいというところはない感じ。
でもよく整備されているので、見た目ほど難しいというところはない感じ。
頂上直下まで登り切ると、今日初めて富士山が見えた。今日は雲海が低いです。
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頂上直下まで登り切ると、今日初めて富士山が見えた。今日は雲海が低いです。
清里方面の尾根が面白い。遠景は、奥秩父。
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清里方面の尾根が面白い。遠景は、奥秩父。
赤岳山頂と、頂上山荘。こんなところによく建てましたね(^^;
赤岳山頂と、頂上山荘。こんなところによく建てましたね(^^;
あのギザギザは、両神山の八丁尾根。右端の三角は武甲山。
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あのギザギザは、両神山の八丁尾根。右端の三角は武甲山。
低い雲海に浮かぶ富士山。御正体山、丹沢も見えます。右の天子山地、結構高いですね。
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低い雲海に浮かぶ富士山。御正体山、丹沢も見えます。右の天子山地、結構高いですね。
南アルプスと権現岳。北岳は白いです。
2014年10月25日 23:12撮影
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10/25 23:12
南アルプスと権現岳。北岳は白いです。
赤岳山頂小屋から、横岳方面。横岳の右峰の上には、浅間山。
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赤岳山頂小屋から、横岳方面。横岳の右峰の上には、浅間山。
赤岳天望荘あたりまで下って、振り返る。
赤岳天望荘あたりまで下って、振り返る。
横岳への登り。こんな岩峰も越えていきます(この峰自体には登りません、下部を横切って、右側を登る)。
横岳への登り。こんな岩峰も越えていきます(この峰自体には登りません、下部を横切って、右側を登る)。
浅間山アップ。後ろに、草津白根山方面。
2014年10月25日 23:13撮影
10/25 23:13
浅間山アップ。後ろに、草津白根山方面。
横岳頂上。岩岩しく緊張するので、疲れます。
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横岳頂上。岩岩しく緊張するので、疲れます。
横岳山頂から北方面。硫黄岳と蓼科山。遠くには、蓼科山の左、後立山連峰、右、妙高、焼山。一番右には浅間山。
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横岳山頂から北方面。硫黄岳と蓼科山。遠くには、蓼科山の左、後立山連峰、右、妙高、焼山。一番右には浅間山。
槍穂高、霞沢岳。左端には諏訪湖も見えますね。
2014年10月25日 23:15撮影
10/25 23:15
槍穂高、霞沢岳。左端には諏訪湖も見えますね。
ずっと遠くには日光の山々。その前に薄く赤城山。わかりやすい平らな荒船山の後ろには、妙義・相馬岳が見えます。
2014年10月25日 23:04撮影
10/25 23:04
ずっと遠くには日光の山々。その前に薄く赤城山。わかりやすい平らな荒船山の後ろには、妙義・相馬岳が見えます。
一番緊張したヤセ岩稜を乗り越えるところ。
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一番緊張したヤセ岩稜を乗り越えるところ。
台座ノ頭あたりからなだらかになってきて、赤く酸化したいかにも火口近くっぽい噴出物も増えてきます。
台座ノ頭あたりからなだらかになってきて、赤く酸化したいかにも火口近くっぽい噴出物も増えてきます。
硫黄岳山荘。
山荘あたりから、噴煙を上げる御嶽山。噴煙の形はどんどん変わっていました。
2014年10月25日 23:07撮影
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10/25 23:07
山荘あたりから、噴煙を上げる御嶽山。噴煙の形はどんどん変わっていました。
硫黄岳北側の爆裂火口。柱状節理が見えますね。
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硫黄岳北側の爆裂火口。柱状節理が見えますね。
北八ヶ岳。遠くの白馬岳(左の高い山)はもう雪で白い?
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北八ヶ岳。遠くの白馬岳(左の高い山)はもう雪で白い?
赤岩ノ頭付近、赤岳鉱泉分岐から、南八の峰々。
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赤岩ノ頭付近、赤岳鉱泉分岐から、南八の峰々。
赤岳鉱泉に下る途中、硫黄岳の火口縁を見上げて。
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赤岳鉱泉に下る途中、硫黄岳の火口縁を見上げて。
下の沢にようやく到着。
下の沢にようやく到着。
赤岳鉱泉から行者小屋に向かう中山乗越。
赤岳鉱泉から行者小屋に向かう中山乗越。
行者小屋のテント場は、一気にテントが増えていました。
行者小屋のテント場は、一気にテントが増えていました。
長い南沢を下ってようやく美濃戸山荘に到着。
長い南沢を下ってようやく美濃戸山荘に到着。

感想

当初の予定では、南アルプス北沢峠をベースにして、栗沢山、甲斐駒ヶ岳に行く予定でした。芦安まで行ったところで、ずいぶん閑散としてるなと思ったら、なんと前夜の豪雨で山の神ゲート、北沢峠間通行止めで、バス、タクシーは運休だと? うまくいけば午後には出るかもしれないとのこと。でも人の少ない金曜日にそこまでがんばると思えなかったので、さっさと諦め、急遽八ヶ岳に行くことにしました。(結局金曜日中に復旧できたのでしょうか)

10時過ぎには美濃戸口に到着。美濃戸まで車で行くつもりだったのですが、思ったよりダートな林道で、300m程度行ったボコボコのところで、うちの車高の低い弱々しい車ではちょっと無理っぽいと、美濃戸口まで戻り、そこからは歩きにしました。
行者小屋のほうが「山小屋」というイメージだったので、そっちに向かいます。
赤岳鉱泉までそんなにかからなかったという自分の記憶(30年以上前の積雪期の記憶w)があり、行者小屋まですぐというイメージだったのですが、ここがかなりきつかった(^^; こんな遠かったっけ。。。ちょっとバテました。
当初予定の北沢峠では、バス降りてすぐテントということで、荷物がちょっと多くて重かったのも原因でしょう。南アは雪もあるかもということで、軽アイゼンとスパッツなどもそのまま持って歩いていたw なぜ車に置いていかなかった(^^;

行者小屋でテントを張り、せっかくの久々の快晴なのに、まだ山の展望を見てないのがくやしいので、行けたら阿弥陀まで、せめて中岳のコルまで登ることに。登っていくと、後ろに八ヶ岳、北アルプスがどんどん見えてきます。
コルに出た途端、目の前に、富士山が。ここまでの苦労が一気に報われた感じ。
明るいうちにご飯作りたいので、阿弥陀はスルー。前もスルーしたので、まだ行ったことありません(^^;

夜は非常に寒く、外に置いた水が、朝には完全に凍っていました。でも、天の川を見たのはずいぶん久々でした。満足。

次の日は赤岳から硫黄岳まで周回。この日も非常に天気がよく空気も澄んでいて、中部山岳地域を中心に、文字通り360度の大展望。これが見られて、満足しなかったら、バチが当たりますね(^^;
遠くは日光の山々、さらに乗鞍の左横に見えるのは白山?
稜線も、横岳を過ぎるところまで、岩岩しくて面白く、きっちり整備されているので見かけほど難しくありません(どちらかといえば整備過剰と感じるくらい。でも崩れやすい山だし人の多いところだからこのくらいで丁度いいのかな)。

いろいろあって想定通りにまったくいかなかったけど、だからこそとても面白く、しかも快晴に恵まれたいい山行でした。

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利用交通機関: 車・バイク
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