記録ID: 5864851
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
山の神ゴジラ剱岳と神の宿る立山三山周回。水と緑の室堂に心を映しながら。
2023年08月22日(火) 〜
2023年08月25日(金)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 16:58
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,154m
- 下り
- 1,513m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 6:03
距離 4.8km
登り 516m
下り 464m
2日目
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 5:48
距離 2.6km
登り 431m
下り 432m
天候 | 全体的に晴れに恵まれました。午前中は晴れ、午後から雲が出ました。2日目は午後一時軽い雨。3日目は午後一時強い雨。 雄山ではお祓い中に大雨になったと神主さんが話していました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路・室堂ターミナルから立山アルペンルート。信濃大町駅からJRで東京。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂を要に、山の神ゴジラ剱岳ピストンと立山三山周回を目論む本コース。 水と緑と山と空、生き物と出会い神を感じる山旅となりました。室堂の穏やかな水と緑が登山者の心を映す鏡のように感じました。 私の場合、剱岳は前剱で撤退、立山三山周回は浄土山をカットとなりました。でも充分に楽しめました。体力や天気に合わせて、無理なく楽しみたいと思います。 ともかく素晴らしいコースでした。同じプランで仙台や大阪からも来ていました。多分、全国から来ているでしょう。進むとともに景色が変化し、写真を撮ったりラインをしていると中々前に進めません。 注意・マップ上のログ及びコースタイムリストから以下の区間が抜けています。そのため撮影位置がズレて表示されている写真が有ります。(操作ミスやバッテリー節約が原因です)直し方が分かりません。ご容赦ください。 ①1日目の室堂からみくりが池。 ②2日目の剱澤小屋〜剣山荘手前、前剱からの下山の剣山荘から剱澤小屋。 ③3日目として剱澤小屋から内蔵助山荘までのすべて。(別山へ剱沢からの直登路は使わず剱御前小屋を経由した) ④コースタイムにある3日目は4日目と読み替えてください。 実際のコースは以下のとおりです。 1日目・室堂から剱澤小屋まで。 室堂、雄山、みくりが池、地獄谷、雷鳥平と景色を堪能した後は、登りが待っています。 剱御前小舎のある別山乗越を越えて行きます。しかも一旦、雷鳥平に標高を下げてから一本調子の急登。夜行早朝着の体にこの登りはややきついですが、振り返ると見える素晴らしい眺めが慰めてくれました。 剱御前小舎からは登りから解放されます。正面に見える剱岳にゾクゾクしながら、剱沢右岸の斜面をトラバース気味に緩やかに剱澤小屋まで下ります。剱沢キャンプ場には色とりどりなテント。外人女性が素晴らしい足どりで水場を往復していました。 剱澤小屋に着いてみると、正面に起立する剱岳。看板役者出突っ張り?の歌舞伎の舞台の前で寝泊まりすることとなります。 2日目・剱澤小屋を出て剱岳往復。(前剱で撤退) 剱沢を渡り剣山荘上部から稜線の急なアップダウン。 一服剱から剱岳方面は、急斜面で転・滑落や落石に注意。ヘルメットが必要と思います。 非力な私は帰りの脚力に不安を感じ前剱で撤退。剣山荘で地元の銘酒をいただいていると雨が降ってきました。 3日目・剱澤小屋から内蔵助山荘まで。 剱御前小屋までは一昨日通った道を戻ります。足が軋むので別山への直登路は避けました。 剱御前小舎上部から別山、真砂岳を経て富士の折立直下は、ハイマツに白砂、ゆったりと眺望を楽しめる稜線でした。ただし残雪期の巻道は要注意のようです。一時的な風雨を避けるため内蔵助山荘に泊まりました。 4日目。内蔵助山荘から室堂まで。 貴重な稜線上の山小屋で夜景や日の出を堪能。朝日を浴びながら富士の折立までハイマツ白砂の緩やかな稜線を楽しみました。 富士の折立から雄山はガレ場。富士の折立ピークへはちょっとした岩登り、360度のパノラマを得られます。気をつけて楽しみました。 大汝山ピークでは、恐れ多いのですが雄山神社峰本社をやや眼下に絶景を楽しみました。 雄山から一ノ越まではガレの下り。上り下り別々に丁寧にルートが設定されています。ここは室堂から多くの観光客が来ていました。軽装の方、外国の方、子供連れの方。登山者よりも多いようです。 一ノ越から室堂までは緩傾斜。石畳をモルタルで固めて有ります。ごく一部ですが壊れかけており、油断できません。また石畳をなるべく痛めないように、端の石は踏まないようにしました。 この区間で子育て中の雷鳥を見ることができました。ラッキーでした。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴利用できる施設も有るようです。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
自然と雄山の頂上に目が行きます。
人間は高い所に目が行くのでしょうか?
大きな社務所やとんがって見える社殿(雄山神社本社)が見えます。(まだこの時は細かいことは知りません)
あそこを通って無事に帰らなければなりません。
人間は高い所に目が行くのでしょうか?
大きな社務所やとんがって見える社殿(雄山神社本社)が見えます。(まだこの時は細かいことは知りません)
あそこを通って無事に帰らなければなりません。
室堂ターミナルの施設配置図です。
多様な機能がコンパクトに集約されています。ぐるりと歩いて一通り頭に入れます。
コインロッカー近くに分別ゴミボックス、入山安全相談窓口に登山届ポストが有ります。
画面左の待合室では登山者が朝飯を食べたり、身支度を整えたりしていました。
階段を上がって2階にもトイレが有ります。
ハイシーズン週末など混雑が予想されます。
多様な機能がコンパクトに集約されています。ぐるりと歩いて一通り頭に入れます。
コインロッカー近くに分別ゴミボックス、入山安全相談窓口に登山届ポストが有ります。
画面左の待合室では登山者が朝飯を食べたり、身支度を整えたりしていました。
階段を上がって2階にもトイレが有ります。
ハイシーズン週末など混雑が予想されます。
剱澤小屋に到着。小屋前の平地から剱岳を望みます。最高のポイント。24時間かぶりつき状態。
荷物置場を見るとザイルも散見。ヘルメットはほとんどの方が携行。食事の様子からガイド引率のグループも二、三いるようです。
荷物置場を見るとザイルも散見。ヘルメットはほとんどの方が携行。食事の様子からガイド引率のグループも二、三いるようです。
別山から富士の折立までは白砂、ハイマツの気持ち良い稜線歩きが続きます。真砂岳ピークをバイパスするトラバース道も見えます。
途中の真砂岳から左に延びる稜線に内蔵助山荘が見えます。
こじんまりとしていますが、綺麗で家族的雰囲気の山小屋でした。
足の遅い私、予想される雨を避け、ここに泊まりました。
風雨の後、幸い天気は回復し、富山の夜景と鹿島槍ヶ岳に昇る朝日を満喫しました。
途中の真砂岳から左に延びる稜線に内蔵助山荘が見えます。
こじんまりとしていますが、綺麗で家族的雰囲気の山小屋でした。
足の遅い私、予想される雨を避け、ここに泊まりました。
風雨の後、幸い天気は回復し、富山の夜景と鹿島槍ヶ岳に昇る朝日を満喫しました。
感想
一生忘れられない山旅となりました。
山で出会った方々、山小屋や関係者の皆様、ありがとうございました。
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