北アルプス縦走 薬師 黒部五郎 鷲羽 水晶 笠 槍

2021年08月21日(土) 〜 2021年08月29日(日)

• GPS: 200:00
• 距離: 96.2km
• 登り: 7,562m
• 下り: 7,399m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:00

10:00 折立
10:00 10:00 十三重之塔 慰霊碑
11:00 11:00 太郎坂
11:00 11:00 青淵
11:00 11:00 積雪深計測ポール
12:00 12:00 ベンチ
12:00 12:00 五光岩ベンチ
13:00 13:00 太郎兵衛平
13:00 13:00 太郎平小屋
14:00 14:00 薬師峠
14:00 薬師平

2日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:00

7:00 薬師平
7:00 7:00 薬師岳山荘
7:00 7:00 薬師岳避難小屋跡
9:00 9:00 薬師岳
9:00 9:00 薬師岳避難小屋跡
11:00 11:00 薬師岳山荘
11:00 薬師平

3日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 2:00
• 合計: 7:00

7:00 薬師平
7:00 7:00 薬師峠
7:00 7:00 太郎平小屋
8:00 8:00 神岡新道分岐
8:00 8:00 北ノ俣岳
9:00 9:00 赤木岳
10:00 10:00 赤木岳南峰
10:00 10:00 中俣乗越
10:00 10:00 黒部五郎の肩
12:00 12:00 黒部五郎岳
12:00 14:00 黒部五郎の肩
14:00 黒部五郎小舎

4日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:00

6:00 黒部五郎小舎
6:00 6:00 三俣蓮華岳巻道分岐
7:00 7:00 三俣山荘
9:00 9:00 鷲羽岳
11:00 11:00 三俣山荘
11:00 11:00 三俣峠
13:00 13:00 双六岳巻道分岐
13:00 双六小屋

5日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

9:00 双六小屋
9:00 双六小屋

6日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:00

7:00 双六小屋
7:00 7:00 双六池
8:00 8:00 くろゆりベンチ
8:00 8:00 花見平
8:00 8:00 弓折乗越
9:00 9:00 弓折岳
9:00 9:00 弓折岳(分岐)
9:00 9:00 大ノマ乗越
10:00 10:00 大ノマ岳
10:00 10:00 大ノマ岳の肩
11:00 11:00 秩父平
11:00 11:00 秩父平下降点
11:00 11:00 抜戸岳分岐
11:00 11:00 抜戸岳
11:00 11:00 抜戸岳分岐
11:00 11:00 笠新道抜戸岳分岐
12:00 12:00 笠新道分岐
12:00 12:00 抜戸岩
12:00 12:00 笠ヶ岳テント場
13:00 13:00 笠ヶ岳山荘
13:00 13:00 笠ヶ岳
13:00 13:00 笠ヶ岳山荘
13:00 13:00 笠ヶ岳テント場
14:00 14:00 抜戸岩
14:00 14:00 笠新道分岐
14:00 14:00 笠新道抜戸岳分岐
14:00 14:00 分岐指導標（仮称）
14:00 14:00 抜戸岳分岐
14:00 14:00 秩父平下降点
15:00 15:00 秩父平
15:00 15:00 大ノマ岳の肩
15:00 15:00 大ノマ岳
15:00 15:00 大ノマ乗越
15:00 15:00 弓折岳(分岐)
15:00 15:00 弓折岳
15:00 15:00 弓折乗越
15:00 15:00 花見平
15:00 15:00 くろゆりベンチ
15:00 15:00 双六池
16:00 16:00 双六小屋
16:00 双六岳巻道分岐

7日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:00

6:00 双六岳巻道分岐
6:00 6:00 三俣峠
6:00 6:00 三俣山荘
7:00 7:00 黒部川水源地標
7:00 7:00 ワリモ水場
7:00 7:00 岩苔乗越
7:00 7:00 ワリモ北分岐
9:00 9:00 水晶小屋
9:00 9:00 水晶岳
9:00 9:00 水晶小屋
10:00 10:00 ワリモ北分岐
10:00 10:00 ワリモ岳
11:00 11:00 鷲羽岳
11:00 11:00 三俣山荘
12:00 12:00 三俣峠
13:00 13:00 双六岳巻道分岐
13:00 双六小屋

8日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:00

6:00 双六小屋
7:00 7:00 樅沢岳
7:00 7:00 硫黄乗越
7:00 7:00 左俣乗越
7:00 7:00 千丈乗越
9:00 9:00 槍ヶ岳山荘
10:00 10:00 槍ヶ岳
10:00 10:00 槍ヶ岳山荘
10:00 10:00 殺生ヒュッテ
12:00 12:00 播隆窟
12:00 12:00 坊主岩屋下
13:00 13:00 槍沢・天狗原分岐
14:00 14:00 槍沢大曲り
14:00 ババ平

9日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:00

7:00 ババ平
7:00 7:00 槍沢ロッヂ
7:00 7:00 二ノ俣
7:00 7:00 一ノ俣
9:00 9:00 槍見河原
9:00 9:00 横尾
9:00 9:00 新村橋
9:00 9:00 徳澤園
11:00 11:00 徳沢公衆トイレ
11:00 11:00 徳本口
11:00 11:00 明神館
13:00 13:00 小梨平
13:00 13:00 河童橋
13:00 13:00 河童橋公衆トイレ
14:00 14:00 上高地バスターミナル
14:00 ゴール地点

☆実働時間
<08/21>
0825 折立
0945 三角点
1145 太郎平小屋 10分休憩
1155 太郎平小屋
1210 薬師峠キャンプ地
1315 昼食（カレーメシ 田舎ごはん）
1900 夕食（白飯2 味噌汁）

<08/22>
0500 起床
0800 朝食（田舎ご飯）
0815 薬師峠
0935 薬師岳山荘
1110 薬師岳避難小屋跡
1150 薬師岳
1310 薬師岳避難小屋跡
1325 薬師岳山荘
1415 薬師峠
1445 昼食（カレーメシ 白飯2 ドライフルーツ）
1800 就寝

<08/23>
0500 起床
0630 朝食（白飯 田舎ご飯 味噌汁）
0815 薬師峠
0835 太郎平小屋 10分休憩
0845 太郎平小屋
0935 北ノ俣岳
0950 北ノ俣岳
1130 赤木岳
1230 黒部五郎岳山頂
1340
1500 黒部五郎小舎
1630 夕食（カレーメシ 白飯2 ドライフルーツ コーヒー）
1830 就寝

<08/24>
0300 起床
0400 朝食（白飯 田舎ご飯 味噌汁）
0445 出発
0540 三俣蓮華岳巻道分岐
0630 三俣山荘
0640
0715 鷲羽岳
0740
0815 三俣山荘
0830
0905 双六岳巻道分岐
1005 分岐
1015 双六小屋
1200 昼食（カレーメシ 白飯2）
間食（アーモンド小魚 ミックスナッツ）

<08/25>
0500 起床
0710 朝食（わかめご飯 田舎ご飯 味噌汁）
1300 昼食（白ごはん2 味噌汁）
1500 就寝

<08/26>
0330 起床
0415 朝食（白飯 田舎ご飯2）
0515 双六小屋
0555 弓折岳分岐
0700 秩父平
0750 抜戸岳
0850 笠ヶ岳山荘
0910 笠ヶ岳山頂
0930
1025 抜戸岳
1155 大ノマ乗越
1210 弓折岳分岐
1225
1300 双六小屋
1500 昼食（カレーメシ 白飯2）

<08/27>
0325 起床
0410 朝食（田舎ご飯 白飯 味噌汁）
0510 出発
0640 三俣山荘
0700 黒部川水源地標
0740 岩苔分岐
0745 ワリモ北分岐
0800
0825 水晶小屋
0830
0900 水晶岳山頂
0955
1015 水晶小屋
1030 ワリモ北分岐
1110 鷲羽岳山頂
1115
1200 三俣山荘
1215
1235 三俣峠
1250 三俣蓮華岳
1320 中道稜線分岐
1335 双六岳山頂
1415 双六小屋
1520 夕食（カレーメシ 白飯2 ドライフルーツ）
1800 就寝

<08/28>
0230 起床
0250 朝食（田舎ご飯 白飯 味噌汁）
0315 撤収
0350 出発
0510 左股乗越
0605 千丈乗越
0655 槍ヶ岳山荘
0755 槍ヶ岳山荘にてヘルメットレンタル
0810 槍ヶ岳
0940
0955 槍ヶ岳山荘にてヘルメット返却
1005
1020 大喰岳
1030
1045 槍ヶ岳山荘
1050
1110 殺生分岐
1200 槍沢・天狗原分岐
1215
1240 槍沢大曲り
1300 ババ平
1445 昼食（白飯 田舎ご飯2 ドライフルーツ）
1600 到着

<08/29>
0410 起床
0430 朝食（白飯 田舎ご飯 味噌汁）
0445 撤収
0510 出発
0555 二ノ俣
0635 横尾山荘
0720
0805 徳沢小屋
0850 明神館
0910 上高地バスターミナル
1130 上高地バスターミナル
↓バス
1333 松本駅

天候

全部

アクセス

利用交通機関：

バス

大阪から富山駅まで夜行バス．富山駅から折立まで登山バス．下山後は上高地から松本までバス，夜行バスで帰阪．

コース状況／危険箇所等

王道コースなだけに登山道は非常に整備されている．弓折岳〜大ノマ岳は草が多く，朝露でずぶぬれになる．三俣山荘はコロナ感染者が発生したため臨時休業していた．

その他周辺情報

松本駅の餃子の王将がおすすめ．

写真

8/21 10:39

五光岩ベンチの後の広くてながらかな階段での出会い．たぶん僕の汗を吸っている．ミネラルたっぷり．

8/22 11:41

薬師岳山頂．ガスに巻かれて何も見えない．風も強く，ガスが斜面をどんどん上ってきては流れていく．

8/22 14:24

太郎平小屋の幕営地で2泊．人気の宿泊地だった．

8/23 11:42

黒部五郎岳にかけての広い広い稜線．

8/23 11:42

ルートははっきりしているが，ところどころハイマツが成長して水たまりが隠れているので注意．

8/23 12:45

黒部五郎岳．これから目指す山がすべて見える．

8/23 13:38

遠くに槍の姿．

8/23 14:02

黒部五郎の見事なカール．水が本当にきれい．箱庭って感じ．

8/23 15:24

黒部五郎小舎でテン泊．カラッと晴れて天気がいいので濡れたものを干す．

8/23 16:19

誰もいないのでそこらの石を集めて陣地を築造．

8/24 6:41

三俣蓮華岳．3回通過することになる．

8/24 6:44

あちらに見えるのは三俣山荘．コロナ感染者のため臨時休業中．山小屋は大変だね．

8/24 7:33

鷲羽岳．こんな遠い山にもちびっ子が元気に登ってくる．

8/24 8:02

ひときわ目立つのは赤岳．

8/24 11:15

双六小屋．広い硬い地面のサイト地．水はけはかなり悪い．この後は大雨の予報なので，急いで石をかき集めて堤防を作る．夜，ものすごい風雨で全然眠れなかった．

8/26 5:58

どこでもライチョウ．

8/26 5:59

人間には無関心．

8/26 6:05

笠ヶ岳に行きたい自分と進行方向が完全に一緒で，まるで道案内．

8/26 7:00

秩父岩あたり．ダイナミックな光景．この辺りは草が茂っている箇所があり，通過の際に朝露でびしょぬれになる．

8/26 7:49

笠ヶ岳が見えた！

8/26 8:04

この日は双六小屋からのピストンなので荷物が軽い．

8/26 8:30

ガンバレあと一息．

8/26 9:04

笠ヶ岳山頂．百名山バッジは売り切れていた．

8/26 9:07

雲海の向こうに乗鞍と御嶽が頭を出している．

8/26 9:43

下り道には「サヨナラ」

8/26 10:44

大地の力って感じ．上に押し上げたい地球の内力と，下に削っていきたい重力と雨の作用が拮抗している．

8/26 11:01

かわいい．

8/26 11:18

写真展示会があれば出品したい．

8/26 11:20

8/27 6:00

遠くに槍の黒いシルエット．

8/27 6:18

三俣蓮華岳のなだらかな斜面を朝散歩．最高のリフレッシュ．

8/27 6:58

黒部川源流地標．一筋の細い流れが滔々たる奔流になり，黒部ダムに流れこみ，電気に変換され関西地方に送りこまれる．

8/27 8:20

水晶小屋から．賞味期限切れのナッツが安く売っていた．購入．

8/27 8:21

高瀬ダム方面を眺めるベンチ．

8/27 9:20

水晶岳．山頂直下に岩肌に白い鉱脈があり，本当に水晶のクラスターがゴロゴロ転がっていた．

8/27 10:40

鷲羽岳方面．

8/27 11:48

ライチョウの家族．あともう少しで親と子の見分けがつかなくなる．

8/27 11:50

ころころしていてかわいい．

8/27 11:57

鷲羽岳を南側から．緑のハイマツと白の山肌が非常に清楚．

8/27 13:41

またまた槍ヶ岳．黒いな．

8/27 13:49

双六岳から槍ヶ岳方面．

8/27 13:50

広すぎる稜線．どこでも昼寝できる．最高．

8/27 14:36

帰ってきたら他の登山客でごった返していた．休日登山．貴重な石を独り占めして申し訳なくなったので周囲のテントに石を配って回る．

8/28 6:05

翌朝，西釜尾根．ニホンザルはなぜここまで登ってくる．食べ物はあるのか？

8/28 8:07

直下の山荘でヘルメットをレンタルして，最後の梯子を上る．

8/28 8:22

山頂についたとたんガスが晴れて360度の展望が広がる．

8/28 8:38

周りに景色を遮る山はない．

8/28 8:38

槍の先端，まるで空に浮かんでいる気分．これまで歩いてきた山が全部見える．

8/28 8:43

落ちたら大変．北鎌尾根．

8/28 8:45

景色に見とれていたら下からどんどん人が登ってくる．猫の額くらいの狭い山頂の人口密度が上がってくる．

8/28 10:01

下から．ちっちゃいマッターホルン．

8/28 11:04

サヨナラ槍ヶ岳．また今度来るよ．

8/28 11:17

8/28 13:40

馬場平の槍沢キャンプ地．ここで上高地から上がってきた部活の同期と出会い，一緒に宿泊．

8/28 16:25

上空は晴れなのになぜか雨が降ってくる．槍ヶ岳から谷を抜けてくる風が雨を運んでくるようだ．

8/29 9:34

明神池．ここで結婚式をやっているらしいよ．

8/29 10:44

相変わらずきれいな水．でもこの辺りはもう大衆化されすぎて神秘感はない．

8/29 10:59

北アルプス縦走お疲れさまでした．こんなに長い山行は先にも後にももうないでしょう．

撮影機器：

LUMIX DMC-GF1 パナソニック

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ

感想

たけ

4年間の大学生活の集大成として北アルプスで無補給単独行を実施した．折立を出発した際には食糧ではちきれそうだったザックは，最終日にはあらかた食べつくしてかなり余裕ができていた．道中台風にやられたが，おおむね計画通りに毎日の行程を消化し，なかなか行けないような奥山まで歩きつくすことができた．これで僕もようやく山男になれたかな．今回の山行で得られたものは多く，ESのネタに即採用した．