天空の縦走路 白峰三山(広河原→奈良田)

2023年10月22日(日) 〜 2023年10月23日(月)

• GPS: 34:56
• 距離: 29.4km
• 登り: 2,964m
• 下り: 3,661m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:13
• 休憩: 3:46
• 合計: 8:59

6:23 広河原インフォメーションセンター
6:27 6:28 旧広河原山荘
6:45 6:45 白根御池分岐
7:12 7:16 第一ベンチ(1880ｍ)
7:35 7:42 第二ベンチ(2059ｍ)
8:17 8:34 白根御池小屋
9:56 10:18 草すべり分岐
10:22 10:34 小太郎尾根分岐
11:11 12:10 北岳肩ノ小屋
12:29 12:30 両俣分岐
12:52 14:33 北岳
14:45 14:47 吊尾根分岐
15:03 15:03 トラバースルート分岐
15:22 北岳山荘

2日目

• 山行: 10:44
• 休憩: 1:16
• 合計: 12:00

5:19 北岳山荘
5:57 5:58 中白根山
6:55 7:07 間ノ岳
8:12 8:12 農鳥小屋
9:52 9:52 西農鳥岳
10:20 10:21 農鳥岳
10:49 11:01 大門沢下降点
12:54 13:30 大門沢小屋
15:02 15:11 大古森沢出合
15:37 15:38 早川水系発電所取水口
15:55 15:58 森山橋
16:30 16:31 大門沢ゲート
16:34 16:34 奈良田第一発電所
16:55 16:55 奈良田駐車場
17:08 17:08 奈良田バス停
17:14 17:14 奈良田湖バス停
17:19 早川町営奈良田第1駐車場

心拍数　平均 108bpm 最大 185bpm

天候

1日目：超ドピーカン☀️　2日目：晴れ(高曇り)🌤

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

奈良田第一駐車場(無料)
100m程度歩いて奈良田バス停へ。
5時半奈良田バス停→6時15分広河原　運賃￥1300+協力金￥300(ICカード利用の場合は、協力金のみ車掌さんへ)

コース状況／危険箇所等

◯全般：とても良く整備されており、思っていたより歩き易い。
◯広河原→白峰御池：20分ほど歩くと少し急登になり、第2ベンチを過ぎて少しすると傾斜が緩む。
◯白峰御池→肩の小屋
・草すべりはひたすら急登。
・草すべり分岐辺りから手が悴んで来たので薄手の手袋を追加で装着。
・小太郎尾根分岐から稜線歩き。冷たい西風が吹き付けるので、小太郎尾根分岐でソフトシェル羽織れば良かったかも。小屋に着いてからソフトシェル着用。
◯肩の小屋→北岳→北岳山荘
・肩の小屋の少し上から積雪あり。北岳山頂までは北斜面なので、一旦溶けた雪が再凍結してツルツルになってる箇所有り。行ける処まで行ってチェンスパ装着。チェンスパ装着すれば全く問題なし。登りはチェンスパ装着しなくても行ける人いると思うが、下りはチェンスパ必須だろう。
・北岳山頂から小屋までは南斜面なので積雪少ない。チェンスパなくても行けそうだが、下りなので装着したまま小屋まで歩いた。
◯北岳山荘→間ノ岳
・稜線上または稜線より西側を歩くので、冷たい西風に吹き付けられるエリア。防風・防寒対策万全に。
・岩稜地帯はしっかりマーキングされているが、先が見えずに行き先を見失う箇所が幾つかあった。自分の思い込みで進まず、周りを見回してルートファインディング確実に。
・間ノ岳山頂付近に積雪あり。チェンスパなしで突破したが、チェンスパ装着した方が安心して歩ける。
◯間ノ岳→農鳥小屋
・積雪は間ノ岳山頂エリアだけ。下り斜面には積雪ほぼ皆無。
・(感覚的に)最長5mの間隔でマーキングされているので、どんなに悪天候でも道迷いは有り得ない(農鳥小屋の名物オヤジの仕業か？ 素晴らしい仕事だとしか言い様がない)。
・今年の農鳥小屋はテン場のみの営業だと聞いた気がするが、トイレも封鎖されていたので今年は全ての営業を終了した模様。
◯農鳥小屋→西/(無印)農鳥岳→下降点
・積雪ほぼ皆無。
・農鳥小屋から暫く、結構な急登。
・間ノ岳～農鳥小屋間ほどではないにしろ、かなり短い間隔でマーキングされている。道迷いの心配なし。
◯下降点→大門沢小屋
・前半は、急斜面に岩と樹の根のミックスで段差大きく、その上に乗ったザレガレと落葉で滑り易くて歩き難い。
・左手が開け、急斜面に小さな沢が見える(写真83)辺りから徐々に斜度が緩み、歩き易くなってくる。
・1箇所、沢だまりのすぐ横を木製階段で降りて行く様な箇所があるが、最後まで降りてはダメ。階段の途中で降りて右手側に渡渉して行くのが正解。よく見るとピンテが2本ぶら下がっているが、階段に集中しているので気付けない。
・大門沢小屋は今年の営業を終了した模様。避難小屋となっていた。トイレは1つだけ利用可能。紙はないので要持参。テン場に水場があると書いてあったが、一緒にいた人の話しでは水が僅かに流れる程度で実質的に利用不可。此処での給水をあてにしていたので非常に困ったが、此処で一緒になった人が浄水器を持っており、近くの沢で給水出来たので救われた。
◯大門沢小屋→早川水系発電所取水口
※大門沢小屋で一緒になった2人と楽しく会話しながら歩いてたので、あまり記憶がない…。
・渡渉数回あるが、特に問題ない。進めば進むほど歩き易い登山道。
・最後の吊橋は、吊橋自体が揺れるのに加え、足を置く鉄板自体もペコペコするので、揺れが大盛り。特に注意書き等なかったが、1人ずつ渡った。
◯早川水系発電所取水口→奈良田第一発電所→奈良田
・何やら大規模な工事を行っており、登山者迂回路が2箇所あり。1つ目の迂回路は結構な高さまで登らされる為、油断してた処への登り返しダメージが心身共に大きい。
・後はひたすら車道歩き。硬い路面が足裏にガンガン来る。

写真

10/22 3:29

3時半頃、奈良田第1駐車場に到着。半分くらい埋まってた。
今回も凄い星✨オリオン座の中にも沢山の星が見えていた。トイレに行って、1時間ほど仮眠。

10/22 5:12

少し早目に奈良田バス停に来たつもりだっだが、既にバス待機中。と言っても先客2人。
乗客10名を乗せ定刻通りに出発。次の奈良田で2名追加。計12名、無事縦走を終えて下山しましょう。

10/22 6:19

初、広河原。インフォメーションセンター入口をスルーして上まで来たら、いきなり北岳のお出迎え。いつも思うけど「ホントに彼処まで行けるんかな〜？」

10/22 6:26

では入山。よろしくお願いします。

10/22 7:10

本日の朝日☀️
本日もよろしくお願いします👏👏
新たに導入したカメラのせいかもしれないけど、日差しが強烈。

10/22 8:17

出発から2時間ほどで白峰御池小屋に到着。小休止。

10/22 8:34

白峰御池のすぐ横がテン場なんですね。

10/22 9:27

草すべりルートはひたすら急登だけど、景色が見えるせいか全然へっちゃら。更に今日は体調が絶好調で、心拍センサーのバイブが発動しても全然気にならない。

10/22 10:06

草すべり分岐に到着。高嶺・オベリスク・鳳凰三山がよく見える。

10/22 10:26

小太郎尾根分岐で富士山ドーン🗻

10/22 10:27

北岳もだいぶ近くに見えて来た。

10/22 10:33

南アルプスの女王・仙丈ヶ岳と貴公子・甲斐駒ヶ岳。
仙丈ヶ岳をこんなにマジマジと見るのは初めてかも。

10/22 10:33

どなたか小太郎山に行っている模様。

10/22 10:34

では行きますか。風が寒〜い🌬

10/22 11:10

肩の小屋に到着。例の吹き出し💬笑。
それにしても寒いな〜と思って、気温計見たら0℃だった🧊
特に問題ないけど、高度順応と称して大休止。
トイレ借りま〜す💩(￥100)

10/22 11:38

本日のおすすめ、チキンカツカレー(タコさんウインナートッピングサービス中)￥1300🍛と黒糖ミルクコーヒー￥400☕️
標高3000mでこんな美味しいものが頂けるなんて、ほんま有り難いこってす👏

10/22 12:16

肩の小屋を出て出発の準備をしていたら、隣の人に話し掛けられた。奈良田から出発して日帰りで三山縦走するとの事。何時に出たのかと思って聞いたら0時半だと言う。凄い人はいるもんだ。
その方にこの先の状況を教えて頂き、その後の山行がとても楽に進める事が出来た。
肩の小屋から北岳までが1番の核心部で、教えて頂いた通り処々に凍結箇所出現。この辺が限界…と感じてチェーンスパイク装着中。

10/22 12:35

頂上見えた❓❓❓

10/22 12:42

と思ったら久々の偽ピークだった。何か違うな〜と思ってたんだけど、やっぱり…ね😅

10/22 12:43

今度こそ、頂上見えた。

10/22 12:52

北岳山頂に到着。良かった〜、来れた。今日は体調絶好調だけあって、結構余裕。体調良いって素晴らしい😊

10/22 12:52

それにしても景色が凄い。しかも、仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳が結構下に見えてる。当たり前と言えば当たり前なんですが。

10/22 12:52

甲斐駒から鳳凰三山繋ぐ稜線も、いつか歩きたい。

10/22 12:52

赤抜沢ノ頭で見た北岳が凄い迫力で、あの時いつか絶対登ると心に決めた。やっと来れました。ありがとう👏

10/22 12:52

上に見えるのは富士山🗻だけ、の世界。そんな処がある事はわかってたけど、想像出来てなかった。自分の身体で体感して、感動中🥹

10/22 14:24

SOTA活。
北岳 3193m JA/YN-001 山梨県南アルプス市<JCC#1708>
70分程で13局さんと交信。最長は茨城県神栖市の約230km。
山頂は寒くて、そんなに長くは運用出来ないだろうと思っていた処、風が弱まり気温も上がったので、最高ロケーション&快適環境で思う存分無線を楽しめた。各局、TNX FB QSO‼️
一方、周波数と音量のダイヤルが一緒に回ってしまう為、音量を小さくする事が出来ないトラブルが発生。山頂にいた皆さん、迷惑掛けてたら本当にごめんなさい🙏🙇‍♀️🙇🏻🙇🏻‍♂️陳謝

10/22 14:27

気になる存在、北岳地蔵。結構お金持ってそう。
また来るね。

10/22 14:28

今日の富士山を見た人は結構限られてそう。ラッキーでした🤞

10/22 14:32

北岳山荘見えた。思ってたより近そう。
その向こうに間ノ岳。明日は今日以上にハードな1日になる筈。楽しみだ。

10/22 14:59

北岳振り返り。近付くのは大変だけど、離れるのはあっという間。恋愛みたいだね。

10/22 14:59

仙丈ヶ岳…いつか必ず。

10/22 15:12

小屋までもうちょっと。

10/22 15:19

あと少し。
その後、到着時の写真撮るの忘れてしまう。

10/22 15:57

寝床を確保したので、取り敢えず1人カンパイ🍻
少し冷えるのでストーブの近くを確保。寸胴の中身は夕食のトン汁か。
この後、何名かと楽しい時間を過ごして寝床に帰ったら、1つの布団にオジさん2人が潜り込み、何やらイチャイチャ…もとい、ヒソヒソ話しているのを見て若干退いてしまう。
※決してLGBT否定派ではないです。

10/22 16:49

日没タイムが近付いて来たので外へ。

10/22 16:50

凛とした間ノ岳。明日はよろしくお願いします。

10/22 16:50

此方の影が映る雲に浮かぶ富士山🗻

10/22 16:54

稜線上に出れば凄い光景が見られそうだが、寒い(手袋持って来るの忘れた)ので、此処から雰囲気だけ味わう。

10/22 16:57

富士山アーベントロート紅富士🗻また明日。

10/22 17:32

本日の夕飯🍚
ご飯とトン汁おかわり可。

10/22 17:34

ホイル焼きの中身。タラと野菜類。超旨。晩酌はケチらないで熱燗にしとけば良かったか。トン汁2回おかわりして大満足。今日も食堂を最後に後にする大満足の晩餐だった。

10/22 19:10

夕飯後、星空撮りに外へ。カメラの使い方、全然わかってないので真っ黒な写真が2枚…(ボツ)。今度から星空はiPhoneにしよう。
外へ出る前に小屋の人が着火作業していたが、戻って来てもまだ作業中。作業完了後も温風が出るまで10分程。本格稼働するまで時間の掛かるストーブらしい。小屋の人に聞いたら「薪ストーブの方が良かったです…」との事だった。
この後、標高が高いせいか、またもや便意を催す。トイレに行ったら洋式は全て閉鎖され空いているのは和式のみ。着ているのはほぼ冬山装備で下手するとパンツやタイツが大小まみれで大惨事になりかねないので取り敢えず明日に持ち越し。

10/23 4:15

今日もよく寝た。2時過ぎに目が覚め、4時過ぎまで布団の中でゴロゴロして行動開始。トイレに行ったついでに外に出て星空チェック。今日も凄い🌌

10/23 4:37

昨晩、朝の食堂利用は何時まで良いかを聞いたら、朝食の準備が始まる4時までとの事。食堂利用を諦め、玄関先でお弁当を食べていたら、小屋の人が温かいお茶を持って来てくれた。本当に有り難い。

10/23 5:14

5時15分、お世話になった北岳山荘を出発。ヤマテン予報(夕飯時に小屋からも発表有り)では6時に-3℃の風速8m/sなので、体感温度-11℃。ライトダウンを除いて持ってきた全ての着衣を装着。出発をもう少し遅らせようとも思ったが、今日は長丁場なので予定より15分遅れでのスタートとした。

10/23 5:17

稜線に出たら、なんだか凄い光景が待っていた。

10/23 5:18

朝陽を待つ間ノ岳。

10/23 5:52

中白峰山に到着したら…

10/23 5:52

丁度、日の出タイム。
本日もよろしくお願いします👏👏

10/23 5:53

北岳モルゲンロート。
薄らと色付いて品を感じる。

10/23 5:54

仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳モルゲンロート。

10/23 5:58

間ノ岳モルゲンロート。最早、見惚れるだけ。

10/23 6:18

歩いているうちにモルゲン終了。少し近付いた間ノ岳、カッチョええ…

10/23 6:36

写真ではわかり辛いが、甲府の街が光に照らされていた。

10/23 6:38

チェンスパ装着するか悩ましい処だが、行ける処まで行ってみる。

10/23 6:44

山頂見えた。

10/23 6:51

あと少し。左手に五丈岩っぽい岩塊を確認。此処にもダイダラボッチの痕跡か❓

10/23 6:55

間ノ岳山頂に到着。
実は私、つい2〜3日前まで間ノ岳が百名山の1座だと認識しておりませんでした。北岳に登る前に百名山読んでおこうと目を通し、北岳の次は何処の山が載っているんだろうと次のページをめくり、愕然とした次第。
山頂には百名山をアピールするものが1つもない。こんな私が言うのも何ですが、もっと主張して良いと思いますよ‼️

10/23 6:56

静かな時間が流れている神々しい世界。

10/23 7:01

次に目指す西農鳥岳・農鳥岳。

10/23 7:01

南アルプスのスケールのデカさを感じる一帯。
仙丈ヶ岳の次は塩見岳に登りたい。奥の悪沢岳・赤石岳、そのまた奥の光岳など、登山口にさえ辿り着けるのか想像もつかない。

10/23 7:01

此方の山々は見るの初めてかも。

10/23 7:11

農鳥小屋に向け下降開始。此方は殆ど残雪なし。

10/23 7:14

このフォントは農鳥小屋の「ウケツケ」フォントでは❓
下りに入って過剰なまでのマーキングに感服していたが、此処に来て農鳥小屋の名物オヤジの気配を感じる。

10/23 7:36

美しい…

10/23 7:36

この稜線、富士山が素晴らし過ぎて、同じ様な写真ばかり何枚も撮ってしまう。

10/23 7:57

農鳥小屋に到着。さっきのはやはりこのフォントと同じだろう。
今年はテント場のみ開放と聞いた気がするが、トイレも完全封鎖されているので、現在は今年の営業完全終了したものと思われる。

10/23 8:18

西農鳥岳に向け急な斜面に取付く。

10/23 8:51

山頂見えた。けど、まだまだあるな〜。

10/23 9:02

西農鳥岳山頂に到着。風があるので若干寒い。

10/23 9:41

寒いけど頑張ってSOTA活。
西農鳥岳 3051m JA/SO-005 山梨県南巨摩郡早川町<JCG#17007F>
30分程で4局さんと交信。最長は千葉県館山市の約165km。
甲府盆地が見えるので大丈夫かと思っていたが、初めは全く応答なし。諦めかけた処で漸く三重県桑名市から応答頂いた(約155km)。その後、ポツポツポツと応答頂き、SOTA規定の4局クリア。風が冷たく、口も頭も回っていなかったので、逆にラッキーだったのかもしれない。山に囲まれ過ぎてロケ的にはイマイチかも知れないが、その分遠くの局との交信が楽しめた。
各局、TNX FB QSO‼️

10/23 9:47

無線を片付けてる処に2人到着。1人は同じ小屋に泊まってた人で、朝食を食べてから出て来たそう。途中で雷鳥を見たとの事で羨ましい。
もう1人は農鳥岳側から来た人で、4時半出発で日帰りで三山縦走するとの事。凄い人達、結構いるもんなんだな。

10/23 10:07

農鳥岳の山頂見えた。

10/23 10:11

山肌の隙間から間ノ岳、北岳、高嶺、地蔵岳、八ヶ岳登場。

10/23 10:20

農鳥岳山頂に到着。
このフォント、結構好き🥰

10/23 10:21

念願の白峰三山3座目まで来れたので、暫しの間、思いに耽る。

10/23 10:21

南アルプスのスケールのデカさ、少しだけだが体感出来た気がする。

10/23 10:21

中々足を踏み入れ難いエリアだけど、年に1座くらいは新たな山に挑戦したい。

10/23 10:21

あれ？また西農鳥岳山頂に人が立ってる。早くしないと明るいうちに下山出来ないぞ〜。

10/23 10:22

今回は富士山の凄さも改めて思い知らされた。唯一無二、不ニだよ富士山🗻

10/23 10:22

天空の縦走路もあともう少し。そこからまだまだ長い下りが待っている。
下降点まで、この3000m級の景色を楽しんで歩こう。

10/23 10:49

下降点に到着。折角なので鐘を鳴らした。
今回の稜線歩きは此処で終了。次回は更に伸ばして、笹山から下りるのも有りかも知れない。
此処から長い下りが延々続くので、引き続き気を引き締めて行く。

10/23 12:15

下降点から此処まで、めちゃ歩き辛かった〜😫

10/23 12:34

渡渉1つ目。天然池みたくなってて良い感じ。

10/23 12:40

背後から陽の光が差し込み綺麗だった沢。

10/23 12:56

大門沢小屋に到着。取り敢えずトイレを確認し、昨晩から我慢していた💩について難を逃れる。トイレットペーパー持ってて良かった。
一難去ってまた一難。給水出来ると思っていたのでペットボトルの残り全部飲んでしまったが、テント場にあると書いてある水場が見当たらない。
テン場にいた人に聞いてみたが、給水するつもりがなかったのでわからないとの事。
後続の人(先程の西農で、雷鳥に会ったと聞いた羨ましい人)も水場の水がチョロチョロだったとドン引きしている。
よく見ると小屋は避難小屋化しているので、どうやら今年の営業は終了したらしい。詰んだ…と思っていた処に救世主現る😇

10/23 13:50

神降臨👼先程のテン場にいた人が浄水器を持っているとの事で、神に縋り付く。雷鳥に会った羨まさんと水無難を逃れる。命の恩人と神に感謝👏👏

10/23 15:33

その後、3人で楽しくくっちゃべりながら歩いてたので、早川水系発電所の吊橋までワープ。途中で鈍足な自分に対して2人から「ペースが速い❗️」とクレームあり。マジか⁉️と思ったら半分ジョークだった模様。

10/23 15:35

楽しいドキワクアトラクションを終えたので、2人が楽しく揺れるのを見守る。

10/23 17:26

その後もキツい迂回路にアスファルトと困難続くが、仲間がいればなんて事ない。気が付けば駐車場に到着。
2人と握手を交わして又の再会を誓う🤝
最高の山行に感謝👏有り難う御座いました‼️

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ザック ココヘリ 熊鈴 万能ナイフ カラビナ スリング パラコード ヘッドライト 予備電池 ストック 靴 チェーンスパイク ツェルト エマージェンシーシート ファーストエイドキット トイレットペーパー インナーシュラフ タオル Tシャツ 着替え タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 ネックゲイター フリース ライトダウン ソフトシェル 雨具 ゲイター 日よけ帽子 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス GPSロガー 携帯 時計 眼鏡 コンタクトレンズ(予備) サングラス 日焼け止め デジカメ 無線機 アンテナ ログブック 予備バッテリー 計画書 メモ帳 筆記用具 保険証 財布

感想

jj1xgo

自分の実力不足や天気とのタイミング等が合わなかった為、2年ほど温めていた計画。ボロボロになる可能性大だけど、今年の無雪期シーズン集大成とすべく、遂に実行に移す。果たして無事生還出来るのか❓

以下、写真コメントに書き切れなかった分。

◯心拍センサーでわかった事
　前回の初利用で、バイブ発動する度に歩みを止めるのは効率悪いと思ったので、発動条件を少し下げて歩みを弱める事にした。
　が、今回、草すべりでバイブ連発するも特に苦しいと感じる訳ではなく、それまでのペース継続で全く問題なし。キツいと思った時にバイブ発動せず、何でもない下りで発動したりして、負荷と心拍の関連がよくわからなくなった。
　更に前回MAX160だったのが、今回185。自分では心肺機能が弱いと思っていたが、この数字を見る限り全く問題なし。限界心拍数は220-年齢と言われてるので、今回の数値からだと実年齢より20歳も若い事になってしまう。ゾンビ化は心肺機能と関連ありかと思っていたが、それだけではなさそう。
　前日、偶々カミさんが不在だったので、18時に夕飯&晩酌、20時就寝💤 お陰で充分な睡眠をとる事が出来た。ゾンビ化は睡眠の量と質に関連するのかも知れない。
◯北岳登山者の印象
　男ばかり(平均年齢高め)で、山ガールが圧倒的に少ない。と思ったけど、雷鳥羨まさんの話しでは時期的なものらしい。
◯新たに導入したデジカメ📷
　偶にiPhoneが全然使えなくなるので、新たにデジカメを導入。フル充電だけして説明書を殆ど見ずに持って来たのでバカチョン状態(※差別用語のつもりは全く無し)。2日目使おうと思ったら「電池残量がありません」😓 訳あり商品だけあるか…。
◯大門沢小屋のトイレ
　前回の不帰ノ嶮で仲良くなった山ガールの1人が言っていた「大門沢小屋のトイレが怖かった」に納得。板が渡してあるだけ且つ上からも下からも覗かれそうなオープントイレ。こんな事なら、昨夜の北岳山荘で行っときゃ良かった。とは言え、いざとなればそんな環境でもやれるもんですな。
　しかし、よくよく思い出してみると、山ガールが言っていたのは「何か落としたら回収不可」。用達中を覗かれるのは平気なんかいっ‼️と突っ込みたくなった。

以上、過去最大のボリュームとなってしまった。最後までお付き合い頂いた方、もしいましたら、感謝申し上げます👏

※追記
やっと見つけた。救世主レポ。https://yamap.com/activities/27679090
更に見つけた。雷鳥羨まさんレポ。https://yamap.com/activities/27679022

コメント

baru

jj1xgoさん、お疲れさまでした
辛い区間にパーティが出来て良かったですね
しかし2日目の夜明けは綺麗ですね

jj1xgo

baruさん
ありがとうございます。
最後1人だったら終わった後の気分も全然違ってたでしょうね。ホント良い同志と巡り逢えて良かったと思います。
2日目の夜明けはホント凄かったです。まるで別世界にいるかの様な感覚でした。
また何処かの山でお会い出来る事、楽しみにしています。
重ね重ね、ありがとうございました♪

kumamut

山行記録読ませていただきました。
白峰三山縦走、（特に二日目）お疲れさまでした。二日間とも快晴で良かったですね。
間ノ岳のモルゲン、すごい綺麗です。実際は写真以上に素晴らしかったと思うと、うらやましいです。

来年は積雪前に、このコース行ってみたいので参考します。

jj1xgo

kumamutさん
ありがとうございます😊
kumamutさんのおかげで念願の白峰三山、無事縦走出来ました👏
晴れるのを待っていたら、この時期になってしまいましたが、会心の一撃GET出来ました。モルゲンロート半端なかったです。

私も来年、kumamutさんの剱岳、なぞりたいと思います。