北アルプス 奥穂高岳 北穂高岳 「雨の中の登頂」

2015年05月03日(日) 〜 2015年05月06日(水)

• GPS: 75:25
• 距離: 41.7km
• 登り: 2,559m
• 下り: 2,550m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:48
• 休憩: 0:18
• 合計: 6:06

5:24 上高地バスターミナル
5:33 5:33 河童橋
6:29 6:31 嘉門次小屋
6:33 6:33 山のひだや
6:38 6:39 明神館
6:43 6:43 徳本口(徳本峠分岐)
7:18 7:19 徳澤園
7:31 7:31 新村橋(パノラマ分岐)
8:09 8:23 横尾 (横尾山荘)
9:31 9:31 本谷橋
11:30 涸沢ヒュッテ（テント泊）

2日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:42
• 合計: 4:37

5:33 涸沢ヒュッテ（テント場）
7:26 7:44 穂高岳山荘
8:24 8:28 穂高岳
9:10 9:30 穂高岳山荘
10:10 涸沢ヒュッテ（テント泊）

3日目

• 山行: 8:45
• 休憩: 1:32
• 合計: 10:17

5:41 涸沢ヒュッテ（テント場）
5:46 5:47 涸沢小屋
7:17 7:37 北穂高岳東稜2893ｍ撤退
9:07 9:10 涸沢小屋
9:13 9:27 涸沢ヒュッテ
11:47 12:01 本谷橋
12:53 13:09 横尾 (横尾山荘)
13:59 13:59 新村橋(パノラマ分岐)
14:11 14:26 徳澤園
15:01 15:01 徳本口(徳本峠分岐)
15:06 15:14 明神館
15:45 15:46 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
15:58 小梨平（テント泊）

4日目

• 山行: 0:22
• 休憩: 0:11
• 合計: 0:33

8:17 小梨平テント場
8:31 8:42 河童橋
8:50 上高地バスターミナル

天候

5/3（日） 晴れ 夕方より曇→雨
5/4（月) 雨
5/5（火） 曇のち晴れ
5/6（水） 晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

山形より新潟経由
国道13号〜113号〜7号
新潟西IC〜北陸道〜上信越道〜長野自動車道〜松本IC
国道158号〜さわんど駐車場
沢渡駐車場（バスターミナル）よりシャトルバスで上高地へ

さわんど第3駐車場 600円/日
シャトルバス沢渡〜上高地 往復2050円 片道の場合は1250円

コース状況／危険箇所等

◆上高地〜横尾　
特に問題視なし

◆横尾〜涸沢　
5/3は気温が高く、雪質は腐れ雪のザクザク
本谷橋（橋はまだ架かってない）からは雪渓が続くのでここからアイゼン使用

◆涸沢〜白出のコル（穂高岳山荘）
5/4は深夜から雨が降り出し雪質は相変わらずの腐れ雪
早朝は霧雨だったものの登りはじめると小雨に午後からは本降りに変わった。
雪崩れが心配なのでなるべくザイテングラート寄りを登った方が良い、ただザイテングラートギリギリあたりにはクラックがあるので注意。
コルに近づくと傾斜が増すが慎重に登れば特に心配はない。

◆白出のコル〜奥穂高岳
登りはじめてすぐにハシゴがある、慎重に登れば問題無し。
ハシゴを過ぎて残雪期核心部、傾斜のキツイ雪壁、雪質はアイスでガチガチピッケルを打ち込んでアイゼンの前爪をしっかくかませて慎重に登った。登りよりも下りのほうが神経を使ったフロントポジションで確実に下りた。ここで足を踏み外すと一気に・・・ネットが張ってあるものの無事では済まないだろう・・・
核心部をすぎると今年は雪解けが早く雪の付きも少なく岩肌が多く露出していた。浮石に注意しながら登りつめれば奥穂高岳山頂。

◆涸沢〜北穂高岳
5/5　深夜まで雨が降っていたそれが早朝の低温で固まり雪質はガチガチのアイスバーン
ピッケルも刺すのに苦労する硬さになっていた。
前日のトレースが残っていてそれを辿っていく、先行者釣られて登っていくと北穂高の東稜線から登るコースだった、通常は使わないルートでも付いて来てしまったのでしかたない、このまま登ることにした。このルート稜線まで最短で登れるルートだが稜線直下の傾斜がかなりキツイ、登りはまだいいが下りはフロントポジションで慎重に一歩一歩下った。ピッケルがもう一本欲しい状況でした。
2814Pの稜線にでると岩壁を登るルートになった。通常は右側をトラバースして行けるらしみたいなんだけど今年は雪が少なくこのルートは使えなかった。このまま進もうとするとロープとザイルが必要になる感じだったので、今回はここで撤退することになった。

写真

5/3 4:33

いざバス乗り場へ

5/3 5:15

上高地へ到着
去年の8月以来か

5/3 5:20

本日の装備
この日の為にヘルメット購入しました〜

5/3 5:20

早朝なのにこの賑わい

5/3 5:29

河童橋が見えてきた

5/3 5:31

この眺めは何度見ても素晴しい
梓川の奥には穂高連峰

5/3 5:31

反対側を見ると焼岳

5/3 5:32

中央にジャンダルムに馬の背、奥穂高岳

5/3 5:34

こんな感じ

5/3 5:39

木々の間から朝日が差し込む

5/3 5:43

今日は少し遠回りになるが梓川右岸の自然探勝路を進みます
木道が歩きやすい

5/3 5:44

これは六百山かな？

5/3 5:58

もういっちょ焼岳

5/3 5:58

六百山

5/3 6:16

人が少なくて歩きやすい＾＾

5/3 6:19

途中、猿と一緒に木道を歩いた

5/3 6:25

明神橋が見えてきました

5/3 6:26

せっかくなので明神池に寄って行きますか

5/3 6:27

嘉門次小屋

5/3 6:28

明神池拝観料300円・・・
今回は止めとこう＾＾

5/3 6:28

穂高神社奥宮

5/3 6:28

柵の向こうに明神池がなんとか見えた

5/3 6:29

あまり大きくはないな

5/3 6:32

明神橋を渡り明神へ向かいます

5/3 6:33

日が高くなり景色も色鮮やかになってきたね

5/3 6:33

明神橋から眺める明神岳

5/3 6:37

明神到着、ここから見える明神岳、前来た時は穂高岳だと勘違いしていた＾＾；

5/3 6:37

明神館

5/3 7:08

ええっとこの山は・・・明神岳と前穂高岳かな？

5/3 7:11

梓川の土砂は240mぐらい埋まっているらしい

5/3 7:16

徳沢キャンプ場

5/3 7:18

徳沢到着〜
アイスが美味しいらしいが食べるなら帰りかな

5/3 7:49

夏道が雪で歩きにくいのでこの時期は別にルート（資材運搬路？）を歩く

5/3 8:08

横尾大橋の脇を通り横尾到着〜

5/3 8:09

横尾山荘

5/3 8:13

横尾大橋にはGW名物の鯉のぼりが泳いでいました

5/3 8:42

横尾大橋を渡り樹林帯へここから残雪がちらほら、まだアイゼンは必要ありません。

5/3 8:53

屏風岩が見えてきた

5/3 9:06

気温が上がってきて暑い・・・

5/3 9:21

ででーん！
屏風岩が目の前に迫力あるなぁ

5/3 9:21

沢沿いに見える奥のピーク、名前あるのかな？

5/3 9:35

本谷橋に到着
まだ橋は架かっていません。ここから雪渓が続くのでここでアイゼンを装着。

5/3 10:39

本谷出合をすぎSガレへ向かう
大勢の登山者がいるので迷うことはないだろう
気温が高く、腐れ雪で非常に歩きづらい・・・

5/3 11:07

涸沢ヒュッテが見えた！
ここからが見た目以上にキツかった・・・へばってヘトヘト

5/3 11:45

涸沢ヒュッテテント場到着！

5/3 11:45

涸沢岳

5/3 11:45

北穂高岳

5/3 11:45

テント村から登ってきた谷

5/3 11:45

奥穂高へ登る人々
右の岩場がザイテングラートかー
人数が多く登るルートがわかる

5/3 11:45

変わって北穂高岳へ登る人々
こっちもルートが確認できる

5/3 12:57

涸沢ヒュッテ名物おでんとビール
うまし！

5/3 12:59

涸沢ヒュッテの売店、おでん、ビール、ラーメンにカレーなどなど・・・色々売ってます。
個人的に手作りパンが美味しかったです。

5/3 13:09

そういえばヒュッテの中確認してくるの忘れた

5/3 13:09

涸沢ヒュッテのテラス

5/3 13:11

涸沢ヒュッテ付近の積雪は5m、例年より2mほど少ない

5/3 13:30

テント村はご覧の通り、何張りあるんだろう

5/3 13:42

自分も設営完了
既に整地してあったので設営だけだった

5/3 14:11

奥穂高岳が見える良いビューポジション

5/3 14:11

ホント良い天気と眺め

5/3 14:14

涸沢カール
雪崩の跡がいっぱい

5/3 14:14

だんだんと雲が増えてきたかな？

5/3 14:24

涸沢ヒュッテGW名物の鯉のぼり

5/3 14:37

夕方から雨雲が広がってきて、深夜から雨が降り出した

5/4 4:01

翌朝、雨は霧雨になったものの霧が濃い

5/4 5:02

うーん、まだ霧雨だけど午後からはさらに雨脚が強まるらしいアタックするか迷う・・・

5/4 5:03

霧が出て幻想的

5/4 5:54

迷ったが午前中ならまだ行けると判断して奥穂高岳アタック開始

5/4 5:54

雨が降ったので雪質はザクザクの腐れ雪

5/4 6:18

ザイテングラートを登る
傾斜が増してきたがトレースが階段状なっているのでそれほどきつくはない

5/4 6:23

雨が霧雨から小雨ぐらいになってきたかな

5/4 6:23

ガスでしたはなんも見えない・・・

5/4 7:18

白出のコル到着〜
2時間弱となかなか良いペースだったかな

5/4 7:18

一方景色はと言うと・・・ガスで何にも見えません・・・
果たして山頂へ迎うことが出来るのか！ここで撤退か！？

5/4 7:19

岐阜県警の方がいたので奥穂高行けるか聞いてみたところ、この気象条件ならまだ行けると言ってくれたのでアタックすることにしました＾＾

5/4 7:43

コルからハシゴを登りその先に奥穂高へのルートの核心部の雪壁が現れた。ピッケルを打ち込みアイゼンの前爪をきちんと蹴りこみ慎重に登る。帰りはフロントポジションで下降

5/4 7:43

落ちたらネットがあるがただでは済まないだろう

5/4 7:55

核心部を無事に通過してあとは岩場を登っていく、今年は雪が少なくらしくご覧の通り

5/4 8:08

第二の核心部、雪壁を登ってもいいがやはり危険なので、今年は岩場が見えているので岩場沿いを登った方が安全かもしれない。

5/4 8:18

道標がみえると山頂はもうすぐ

5/4 8:18

左だな

5/4 8:18

山頂が見えた！もう一登り

5/4 8:24

奥穂高岳、登頂〜！
百名山はこれで12座目かな？
周りなんもみえねぇ〜＞＜
ジャンダルムと馬の背見たかった・・・

5/4 8:24

よく確認してこなかったけど方位盤かね？
雨で長居も出来ず早々に下山開始ですよ

5/4 9:25

穂高岳山荘に戻ってきました。
奥穂高登頂記念にバッジを購入

5/4 9:25

今度は泊まってみたい

5/4 9:25

また来ます

5/4 9:26

天気が良ければ涸沢岳まで行きたかったが、この天気じゃあねぇ
戻りましょう

5/5 2:24

奥穂高から涸沢に戻ってから雨が強まりテントの中でずっと過ごしていたが、深夜になってテント内が明るいことに気づいて外に出てみると満月が出ていた。

5/5 2:26

稜線の上には北斗七星

5/5 2:26

深夜だけど起き出す人もちらほら

5/5 2:28

稜線に月が沈む

5/5 2:34

月が明るすぎてヘッデンもいらないぐらい

5/5 2:35

月が太陽みたい

5/5 4:25

空が白み始めた

5/5 4:31

朝食は売店で買ったシーフードヌードルお値段400円

5/5 5:30

モルゲンロートを期待していたが雲が出てモルゲンは見られず・・・ぐぬぬ

5/5 5:30

今日は北穂高岳へ向かいます

5/5 5:44

涸沢小屋の脇を通過

5/5 5:44

テント村、昨日の雨で登ってくる人が少なかったのでこの日は少なめ

5/5 5:44

涸沢カール、前日午後ゴロゴローと音がなったので雷かと思った。
雪崩の音だった、雪崩って雷の音とそっくりなんだな。

5/5 6:01

雨上がりで雪が凍りガチガチになっていた。
アイゼンがよく食い込む

5/5 6:29

あれ、ルーとこっちだっけ？
先行者みんなこの尾根目指しているけど・・・

5/5 6:29

こっちだったと思うんだけどなぁ

5/5 6:29

コルジュで小休止

5/5 6:30

ん？奥に見えるあの特徴的な山容、あれはもしかして・・・
富士山か！

5/5 6:42

東稜の稜線がもうすぐ、稜線直下は結構な急傾斜
足を滑らせたら一気に下まで行くだろうな・・・

5/5 7:05

東稜にでた

5/5 7:05

稜線にでると槍ヶ岳が見えた。
槍さんご無沙汰しています〜

5/5 7:07

登ってきたルート、上から見ると壁にみえる・・・

5/5 7:25

登っていくとロープとザイルで登っていくPTが居た。
通常は岩場の右側をトラバースして歩けるらしいんだが、今年は雪が本当に少なく岩場を進まないといけない状態になっているらしい。
ロープとザイルがないと進むのは困難らしいので今回はここで撤退することにした。

5/5 7:25

最後に東稜からの眺めを撮っておこう
奥穂高岳

5/5 7:25

前穂高

5/5 7:25

蝶ヶ岳

5/5 7:25

常念岳方面

5/5 7:34

北穂高岳へ登る通常ルート
素直にこっちにしとけばよかった＾＾；

5/5 7:34

／^o^＼フッジッサーン

5/5 7:44

槍ヶ岳

5/5 7:46

稜線から涸沢カール

5/5 8:35

下山途中、ザイテングラートのあたりにヘリが向かった
後から聞いたが白出のコルの下辺りからザイテングラートの下あたりまで600m滑落、アンザイレンした男女二人組みだったらしい、その時は心配停止と聞いたが亡くなられたらしい・・・

5/5 9:02

涸沢小屋の上に湧き出る水場

5/5 9:05

テント村、今日は一段と少ない・・・

5/5 9:05

涸沢小屋に寄ってみた

5/5 9:07

稜線で同じく進むの諦めて一緒に降りてきたご夫婦
お疲れ様でした！

5/5 9:08

涸沢小屋から眺める涸沢カール、今日は一段と空が青い

5/5 10:54

2日間お世話になったテントを撤収

5/5 11:06

見納めになるのでぐるっと写真に撮っておこう

5/5 11:07

涸沢カール

5/5 11:07

涸沢岳〜北穂高岳

5/5 11:07

北穂高岳〜東稜

5/5 11:07

東稜、この中央のピークで撤退してきた＾＾；

5/5 11:07

ここから見ると東稜も行けそうに見えるんだけどね＾＾；

5/5 11:08

下山開始です
前方のお二人は北穂高撤退仲間＾＾

5/5 11:17

涸沢、良い所でした！
また来ます〜

5/5 11:55

本谷橋まで一気に下ってきました

5/5 11:55

本谷橋から振り返る

5/5 11:55

所々雪渓が切れて沢が見える

5/5 12:26

横尾岩小屋後、ここまでくれば終わったようなもの

5/5 12:27

屏風岩を振り返る

5/5 12:27

5/5 12:36

新緑がきれい

5/5 12:46

横尾大橋まで戻ってきたー

5/5 12:47

横尾大橋より梓川

5/5 12:48

今日は気持ちの良い風が吹いて鯉のぼりも元気に泳いでいる

5/5 12:49

横尾でCCレモンで小休止、炭酸うめぇ！

5/5 13:25

さてここからは平坦な道が永遠と続きます・・・

5/5 13:57

新村橋

5/5 14:19

徳沢到着
結局ここのソフトクリーム食べなかった

5/5 14:29

いたるところに猿が居る
何食べてるの？

5/5 14:31

川で何食べているんだ？

5/5 14:32

5/5 14:32

木の芽食べてるの？

5/5 14:48

一緒に下ってきたご夫婦

5/5 15:07

明神に到着

5/5 15:08

明神館前で小休止

5/5 15:43

徳沢のキャンプ場でも良かったんだけど
小梨平のほうが眺めが良いと聞いていたのでここまで頑張りました＾＾

5/5 15:51

小梨平キャンプ場受付

5/5 15:57

うひゃー！ホントに良い景色！
奥穂高岳と西穂高がキレイに見えるじゃないか

5/5 15:58

明神岳

5/5 15:58

小梨平のキャンプ場

5/5 17:20

小梨平には入浴場あり
600円

5/5 17:50

梓川沿いに奥穂高が目の前に見えるなかなかのポジション＾＾

5/5 17:56

ここが馬の背かなぁ？

5/5 17:56

拡大したが人影は見えないな

5/5 17:56

ロバの耳

5/5 17:56

ジャンダルム？

5/5 17:57

西穂高岳

5/5 18:00

もっと夕焼けに染まると思っていたが山影であまり染まらないんだな

5/5 18:01

明神岳の山頂だけが染まる

5/5 20:36

穂高の稜線上には満天の星空

5/5 20:48

長時間露光で星の円周運動
露出約10分
ポラリスを中心にぐるぐる

5/6 5:18

翌朝、夜は風もなく終始穏やかでした

5/6 5:21

焼岳のモルゲンロート

5/6 5:27

河童橋の奥に焼岳

5/6 5:37

穂高連峰のモルゲンロート

5/6 5:51

朝の澄み切った空気感が好き

5/6 5:53

眺めが良すぎて何度もシャッターと押してしまう

5/6 5:54

一時間ほど辺りを散策して過ごした

5/6 5:56

そろそろ撤収準備しますか

5/6 8:30

最後に穂高を眺めて・・・

5/6 8:30

せっかくだし河童橋の右岸からバスターミナルまで歩いてみようかな？

5/6 8:46

右岸を歩くと40分ぐらいかかりそうだったので河童橋に戻りいつものルートで戻った＾＾

5/6 8:58

朝ごはんがまだだったのでカレーパンを購入400円

5/6 8:58

食べてみると中には目玉焼きが入っていた

5/6 9:45

無事さわんどバスターミナルに戻ってきました、お疲れ様でした〜！
まだ時間が早かったので帰りのバスはガラガラでした。

5/6 11:04

梓川SA（下り）より

5/6 11:05

北アルプスの峰々

5/6 11:08

何か食べていこうかな

5/6 11:17

ソースカツ丼

5/6 12:12

姨捨SA（下り）より長野の景色

5/6 12:12

姨捨（うばすて）って読むのね

5/6 12:59

妙高SA（下り）
奥に見える山はなんだろう？

5/6 14:01

北陸道を通ると毎回寄ってしまう米山SA

5/6 14:03

日本海の眺めが素晴しい
海に夕日が沈む絶好のロケーション

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ソフトシェル ウールアンダー上下 靴下2 グローブ アウター手袋 予備手袋2 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

manimani

　憧れだった残雪期の涸沢をベースにしての奥穂高岳、北穂高岳の登頂にチャレンジしてきました。

この度はLuskeさんの一昨年、昨年のレコを参考にさせていただきました。
この場を借りてお礼をさせていただきます、ありがとうございました。

　上高地から梓川の右岸の自然探勝路を通り明神へ、右岸は木道もあり静かで気持ちの良
い歩きが出来た。
　涸沢ヒュッテが見えてからの登りがキツかった〜。さすがに横尾までの歩きと腐れ雪の歩きに辛さでばってしまった。

　涸沢でのテン泊は雨降りで少し残念な結果になってしまいましたが、それでも2日目の深夜には雨も上がり満天の星空を見られて満足の行くテン泊でした。

　奥穂高岳へのアタック、小雨の降る中の登頂になってしまった。ザイテングラートの雪質はザクザクだったが思っていたよりも登りやすく良いペースで白出のコルまで登ることが出来た。
　コルから奥穂高への登り、一人では不安だったのでコルで会った二人組みの後について登ることにしました。アイゼンを着けてのハシゴを登りはもっと大変かと思っていたが意外とすんなり登ることが出来た。
　そして奥穂高への核心部、急傾斜の雪壁、落ちたら下にネットがあるがただでは済まないだろう・・・ピッケルをしっかり打ち込んでアイゼン前爪をかませて慎重に登っていった。第二の危険箇所の雪壁は今年は雪が少なく隣の岩場を足がかりにして登ることが出来た。難所を無事に抜けあとは浮石に注意しながら岩場を登っていくと奥穂高岳の山頂だった。山頂からの眺めはガスで何も見えず！ジャンダルムや馬の背を一度近くで見たかったな〜雨も降りつづいていたので早々に下山開始。
　雪壁の難所、下りはフロントポジションで下降、登りよりもやはり下りの方が怖さが段違いだった。コルまで戻り穂高岳山荘で登頂記念にバッジを購入、これで百名山は12座目かな。
　コルから涸沢まではホントはやってはダメらしいんだが、走るように一気に下だってしまった。40分ほどで涸沢までくだってしまった。

　3日目は北穂高岳に挑戦、深夜まで降った雨と朝方の低温で雪が凍りガチガチになってたいた。ピッケルとアイゼンが良く効くのと前日のトレースが階段状になっていて登り易かった。
コルジュまで登り小休止、先行者ルートを辿り登っていくが登ってから気づいたが、どうやらこの東稜から北穂高岳で登るこのルートはバリエーションルートらしい。
稜線直下は急傾斜で奥穂高の核心部よりも危険な状態になっていた。ピッケル一本で登ったが2本のほうが安全に登れたかもしれない。
　なんとか稜線にでると槍ヶ岳が姿が見えた。槍さんお久しぶりですね〜今年もまた来ましたよ。ちょうど稜線に上がった方々が居たので一緒に進むことになったんだが、最初の岩場でいきなり行き詰ることになった。通常はこの時期岩場の右側をトラバースして行けるらしいんだが、今年は雪が少なくこのルートが危険で使えない、そうなると岩場を登り進むことになってしまうみたいなんだけど、ロープとザイルがないとこっちも危険らしい。クライミング経験者が言ってるので間違いないだろう・・・さすがバリエーションルート一筋縄では行かない。
ロープもザイルもないのでここで撤退することに決めた。
稜線からの下降がとても緊張を強いられた、この山行で一番怖かった所だ。一歩が中々踏み出せない。フロントポジションで降りていく、クライミング経験者の事前のピッケルのうまい使い方や下降の仕方のプチ講習会もあり、なんとか無事に危険箇所を下降する事が出来た。傾斜が緩むコルジュからは本格的なシリセードに挑戦、コレが中々に楽しかった。一気に涸沢小屋までくだることができた。

　涸沢のテン場に戻りテントを撤収して下山開始、徳沢のキャンプ場でテント泊でも良かったんだが、眺めがイマイチなので眺めがいいと聞いていた小梨平のキャンプ場まで下ることにしました。北穂高岳を同じく途中で撤退したご夫婦と涸沢から一緒に下ってきたが小梨平でお別れをしてキャンプ場に向かう。
受付を済ませテントを設営しようとしたら、エアマットがないことに気づいた・・・え？どこかに落としてきたか！！ザックに外付けにしていたのでどっかで落としたのだろう、戻るにはさすがに大変出し諦めるしかないか・・・ちょっと気分が凹んだがしかたがない、受付で銀マットをレンタルして何とかその場をしのいだ。
　設営した場所は目の前に奥穂高や西穂高が見える絶好のビューポジション＾＾いい眺めだ。
売店でつまみを買ってテントから絶景を眺めながらゆっくりと過ごすことができました。

　翌朝、河童橋まで朝の散策をして気分をリフレッシュ、疲れも十分に取れたところで帰路に着きました。