折立〜高天原〜新穂高 秘湯訪ねて、四万七千九百四十円
- GPS
- 28:38
- 距離
- 48.0km
- 登り
- 3,379m
- 下り
- 3,619m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:12
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:01
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:00
天候 | 一日目:晴れ 二日目:晴れ 15時前後に激しい夕立 三日目:晴れ 16時過ぎに激しい夕立 四日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
名古屋〜富山:北陸ドリーム名古屋号 4950円(ネット割引あり) 23:15 名古屋(新幹線口)発 05:00 富山駅着 富山〜折立:富山地鉄バス 3500円(要予約) 06:00 富山駅発 08:00 折立着 帰り 新穂高ロープウェイ〜高山濃飛バスセンター:濃飛バス 2160円 12:55 新穂高ロープウェイ発 14:31 高山濃飛バスセンター着 高山バスセンター〜名古屋(新幹線口):濃飛バス 2980円 15:00 高山BC発 17:30 名古屋(新幹線口)着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された良い道です |
その他周辺情報 | 宿泊 薬師沢小屋:一泊三食(弁当つき)10200円 高天原山荘:一泊二食 9200円 双六小屋:一泊二食 9500円 高天原山荘でバッジを買う。ひとつ500円(一種類しかない) 双六小屋でバッジを買う。ひとつ600円(バッジは七種類ある) 三俣山荘でカレーを食す。1100円(食堂は二階で展望が良い) 鏡平山荘でトイレを使う。100円(外部トイレ利用。大1、小1) わさび平小屋でりんごをかじる。250円(きゅうり、とまと、オレンジなどあり) 新穂高ロープウェイを少し下ったところに「中崎山荘 奥飛騨の湯」がある。 立ち寄り湯 800円 その他、 夜行バスに乗る前にジュースを買う。150円 富山駅前を少し歩いたコンビニで行動食を追加。527円 新穂高ロープウェイの売店でソフトクリーム(310円)とジュース(130円)を買う。 高山BCの売店でサンドイッチとコーヒーを買う。433円 ひるがの高原SA(トイレ休憩)でソフトクリーム(350円)と飛騨牛コロッケ(200円)を買う。 |
写真
感想
〜yukicchi7、北アルプスの山小屋に感謝する。〜
昔はテントを担いで歩いていたのですが、今はもう無理。ひざが痛い。
でも、「縦走」したくありませんか?
そんな体ぼろぼろのあなたでも、山小屋があれば大丈夫。
テントを立てる必要ないし、布団だって用意してある。ご飯も作ってくれるし、後片付けの必要もない。
日帰り装備にちょっと毛が生えた程度の荷物で、憧れのアルプスが縦走できます。ちょっと、資金が増えますが。
今回、僕にとって北アルプス最後の秘境、雲の平・高天原へ、山小屋連泊で行ってきました。
いやあ、山小屋泊まり、実に「楽」です。
荷物が減って、歩くのが楽なのはもちろんの事、準備・撤収の時間がないから、時間も節約。お昼も小屋で弁当を買う・食堂で食べるので、お湯を沸かす必要さえいりません。
そして今回、二日ほど激しい夕立に遭遇しましたが、小屋の中なら涼しい顔です。これがテントならまったく身動き取れません。テントの中で蓑虫状態です。
運悪く、歩行中に夕立に遭遇してしまった人もいましたが、なあに、シャワーを浴びて、洗濯したと思えばいいのです。小屋の中には暖かい乾燥室があり、翌日にはぱりぱりに乾いた服で、また歩き出せるのです。
テントの人たちは・・・。翌日も天気がいいですので、歩いているうちに乾いてきますよ。
北アルプスには適度な間隔で、立派な山小屋があり、実に優雅に歩く事が出来るのです。
〜yukicchi7、北アルプスの山小屋に涙する。〜
でも、いいことばかりではありません。シーズン中の山小屋、人が多い。
「本日、混雑に付き、布団一枚に二人です」
こんな張り紙を見て、戦慄が走ります。
布団一組に枕が二つ乗せてあるのを見たときには、恐怖を感じました。
汗くっさいおっさん二人と、ひとつの布団で・・・。
変な妄想はやめてください。そんなことはありませんでしたよ。どの小屋も、布団一組、人一人でしたよ。今回は。
(しかし、聞いた話によると、近くの○晶小屋では妄想が現実にあったという話を聞いたような・・・。)
それから、みんな朝が早い。
食事は、夕方は17:00より、朝は5:00より。
早立ちの人たちは3:00頃からごそごそ動き始めます。普通の人たちだって、4:00過ぎにはごそごそと・・・。
もうちょっと寝たいのに、ここはお寺の宿坊か?
とりあえず、ご飯の時間だし、起きてみると、周りはすでに布団がたたまれ、ザックもしっかりパッキング済み。
僕の行動時間も、予定より一時間繰り上がりました。
そして、相部屋の悲劇といえば、隣の人の「いびき」。
いや、みんなそれほどたいしたことないですよ。過去に経験した歯軋りのむごさを思ったら。
でも、なかなか眠れない。
だからちょっと外に涼みに出ました。
ここで、サプライズ発生。
空が、満天の星空なんです。
天の川なんて、言葉通りの、夜空を横切る天空の大河です。
ここに泊まって良かったなあ。
その後は心地よく、眠りに付くことが出来ました。
〜yukicchi7、念願の野湯に浸かる。〜
そうそう、今回のたびの最大の目的は、温泉でした。「高天原温泉」です。
ここの温泉、地図を見てもどうしても登山口から二日はかかるアルプス最深部にあります。
テントを担いで歩いていた頃の、昔の自分には、近くにキャンプ指定地がないことも、なかなか足が運ばなかった事の一因です。
当時、自分は誓いました。
「年をとって、もう少しお金に余裕が出来たら、山小屋に泊まり歩いて、この温泉に入ってやる」
今がそのときです。
高天原温泉は、宿泊地である高天原山荘から歩いて20〜30分ほどの距離にあり、温泉沢の川原の中にひとつ、その野天風呂を見下ろすように、二つ(一つは女性専用で囲いがしてある)の三つの露天風呂があります。
川の中の風呂は温度はぬるめで長く入るのにちょうど良い。(眺めもいいし)
こちらをメインに温泉を堪能。ついでに自撮りもします。
フリチンでセルフタイマーをセッティングする様を、もしかしたら覗かれていたかも知れませんが、どうかスルーしてやってください。
〜yukicchi7、北アルプスに満足する?〜
今回、あまりピークは踏みませんでしたが、カール地形を歩いたり、準平原的な雲の平を歩いたりで、アルプスを十分満喫。
夕日や日の出、星空も美しかった。
雷鳥に出会えなかったのは不満ですが、高山植物は豊富で、今回はじめてみた花を見つけて満足。
もうアルプスは十分かと思いましたが・・・。
雲の平を歩けば、北に赤牛岳〜水晶岳を結ぶ尾根が見えます。これが実に印象的。
水晶岳は別名「黒岳」というそうですが、ここから見ると納得できます。
そして赤牛岳は名前のとおり、赤い。
この尾根には、読売新道という道が通っていますが、次回は・・・。
次回はここを歩きたい。
北アルプスは、なかなか自分を満足させてくれないようです。
yukicchi7さん、こんばんは。
前回のガスにまみれた伊吹山が布石であったのかと思わせるほど
会心の四日間でしたね
標高2,000mオーバーに湧くという温泉が凄く気になりました
hiroCさん、こんばんは。
まさに、伊吹山の借りを北アルプスで返してもらった感がありますが・・・。
それはそれ、これはこれ。
もう少し涼しくなったら、また伊吹山へ行こうと思います。
でも、本当にいい天気でした。
山の中の秘湯もまたロマンがあります。
次回(来年)は、白馬岳方面の温泉か、尾瀬方面の温泉に入りに行こうかと思ってます。
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