裏銀座縦走(烏帽子〜野口五郎〜三俣蓮華〜双六〜槍ヶ岳)


- GPS
- 104:00
- 距離
- 46.9km
- 登り
- 3,733m
- 下り
- 3,495m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:10
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:40
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:50
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:40
天候 | 七倉山荘前にてテントで前泊 <1日目> 晴れ <2日目> 晴れ <3日目> 晴れ後曇り <4日目> 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
上高地→沢渡(バス)→松本→信濃大町(電車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所 なし |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
3年前から計画するも、なかなか登山口までの取り付きの悪さと、休みが取れず行けなかった、裏銀座をようやく縦走することに・・・。
<前泊>
前日、夕方より七倉山荘前でテント泊
<1日目>
歩き始めは軽快に歩けましたが、ブナ立尾根は急登で眺望もなく、途中ヘロヘロになりながら、ようやく烏帽子小屋の山荘に辿り着けました。
テント設営後、空身で烏帽子岳に向かいましたが、思ったより距離があり、山頂手前は、少しスリリングでした。
<2日目>
終日快晴の中の稜線歩きは、立山、穂高を望みながら素晴らしく良い景色で、疲れながらも前日の疲れを忘れるほどの360度絶景の中歩けました。
ただ、三俣山荘手前の登りは、きつかった・・・。
<3日目>
この日も絶景の稜線歩きで当初は気持ちよく歩けましたが、双六小屋で休憩をしてから、急に疲れ、槍ヶ岳は諦めようかと思いましたが、途中で、兵庫県から来られた同じルートの方と話、同行しながら、何とか槍ヶ岳のテント場まで辿りつきました。
最後の西鎌尾根は、今回一番きつかった・・・。
しかし、双六岳・三俣蓮華岳からの景色はすばらしかったです。
途中、三俣山荘でお話しした、横須賀からの単独行のテント泊女性と三俣蓮華岳で休憩時またお会いし、颯爽と、大きい荷物を担ぎ、薬師岳に向かわれました。・・・凄いな!と思いました。
槍のテント場は比較的空いており、快適に過ごせました。
槍ヶ岳は曇ってきたのと、混んでいて特に登る気もしなく、登りませんでした。
<4日目>
上高地までは長い下りでしたが、下りるだけだったので、前日と違い、気も楽でのんびり歩けました。
前日知り合った方と、小梨平まで同行し、別れ、風呂に入りバスターミナルまで辿り着きました。
<総括>
以前から,山歩きの最終目標で、いつか歩きたいと思っていた裏銀座を快晴の中、ようやく歩け、登山を始めて約7年の中でNO.1の山歩きができました。
初めて登山をした塔ノ岳山頂で、一人歩きで辛く、「もう登山など二度としない」と思っていた時、頂上で年配のご夫婦に、「こんなに綺麗な富士山は滅多に見れないよ、塔ノ岳を登れれば、槍ヶ岳にも行けるよ、だから登山を頑張って続けなさい」と言われたことを、改めて思いだしました。恐らく、初めての登山が曇っていれば、辛い思い出しかなく、今頃登山はしていなかったと思います。
この山行は、自身でも今までの総決算の山行だと、計画時から強い思いこみがあり、その時の事が、槍ヶ岳で久々に思いだしました。その言葉が無ければ、登山はここまで続いていなかったと思います。本当に、今、思うと感謝しています。
二人の娘と山に登った事、一緒に登った友人が大けがをし、ヘリコブターで運ばれた時、「もう、登山は止めよう」と泣いた時、沢山、山で知り合った方、いろんな事を思い出しながらの山歩きでした。
今まで、いろんな事はありましたが、本当に、山に、感謝、感謝の山歩きでした。
4日間天気にも恵まれ、ネットと本で3年間さんざん調べたルートでしたが、自身が想像していた以上の景色で、人も少なく、最高の北アルプスを堪能できました。
今までは、表銀座の稜線が一番の景色だと思っていましたが、その2倍位に素晴らしい景色でした。
しかし、毎日8時間以上の実走は本当に疲れました。
ただ、疲れ以上に満足感、充実感を味わえた山行でした。
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