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Yamareco

記録ID: 78859
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳〜間ノ岳〜農鳥岳;白根縦走

2010年08月26日(木) 〜 2010年08月28日(土)
 - 拍手
GPS
51:25
距離
24.6km
登り
2,481m
下り
3,122m

コースタイム

1日目
6:10広河原発-6:20広河原山荘-大樺沢-8:00二俣-左俣コース-10:20八本歯のコル-11:00トラバース道分岐-11:25吊尾根分岐-11:50北岳山頂-(昼食)-
13:15山頂-14:14北岳山荘(小屋伯)
2日目
4:45北岳山荘-5:35中白根山-6:30間の岳-(朝食)-
7:15山頂-8:40農鳥小屋
9:25農鳥小屋-10:13西農鳥岳-11:35農鳥岳-(昼食)-
12:11農鳥岳-12:40大門沢下降点-15:15大門沢小屋(泊)
3日目
6:20大門沢小屋-9:08ゲート-9:35奈良田
天候 晴れ。最終日のみ、1.5時間ほど雨
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
8/25 京都(ひかり)→静岡(特急ふじかわ)→甲府(泊)
8/26 4:30甲府-(タクシー)-広河原 ;16000円
コース状況/
危険箇所等
○広河原:広河原山荘に登山届けポストあり。
○広河原〜大樺沢〜二俣:1箇所、廃道になったところがあったが、道標がわかりにくかった。踏み跡がしっかりしているところを進んだらよかっただけだった。なだらかな登りで、テンポよく登れる。
○二俣〜左俣〜八本歯のコル:二俣にバイオトイレあり。北岳・バットレスを眺めながらの登り。雪渓を歩くことはない。沢に少し残っているが、はるか離れている。梯子までは、ザレ道で下りの人は結構滑っていた。注意。梯子が、多い。登山者が多いと、渋滞しそう。
○八本歯のコル〜北岳山頂:お花畑が多い。やや大きめの岩場の登り。山頂近くは細いところがあり、風が強いときには注意。
○山頂〜北岳山荘:山頂付近を除けば、それほどの危険箇所なし。涼しくて気持ちよかった。
○北岳山荘:平日のため、布団は一人1枚。人数が少なかったので、山頂でご一緒した方の提案でロフトみたいな5人用天井部屋を3人で使用させていただけました。
夕食は、ライス・汁物おかわりOK。
缶ビール500円;銘柄いくつかあり。生ビール900円
○北岳山荘〜間の岳:歩きやすい道です。間の岳頂上は広い。
○間の岳〜農鳥小屋:ひたすら下り。ガレ場あり。農鳥小屋手前で雷鳥親子がいました。
○農鳥小屋:トイレ無料。主人は、気さくな方で、9-10時までにここを出れば、奈良田まででいけるよ。とか、今日は雨降らないよー。などなど。
○農鳥小屋〜農鳥岳:西農鳥岳の頂上は標識なし。あったと思われるところに、錆びた標識らしきものあり、その周辺は大量のトイレットペーパー。殆どトイレ状態。ひょっとして、西農鳥岳は違うのかとウロウロと探しながら農鳥岳へ移動した結果、時間をくってしまった。その間にあっという間にガスが出てきて、農鳥岳について昼食を摂っていると大雨に。
○農鳥岳〜大門沢小屋:雨は1時間くらいでやみました。大門沢下降点までは歩きやすい道。下降点からは、急激な下りで、雨のためか、登山道は小川のように。道も狭いため、Wストックはかえって邪魔でした。1本杖のほうが歩きやすいと思います。沢にある丸太橋は、滑りやすいものもあり、水量によっては橋でなく徒渉したほうが良いような所もありました。
○大門沢小屋:シャワーあり500円。缶ビール500円。昔ながらの山小屋の雰囲気が楽しめます。布団からすぐ土間で靴を履けるので、非常に便利が良かった。朝夕の食事は汁物のおかわりは小人数分しかなかったです。
○大門沢小屋〜奈良田:急な下りが続いた後、林の中をゆったりと歩けるところが続きます。ただ、吊橋や滑りやすい丸太橋あり。
○奈良田:奈良田の里温泉はいいお湯でした。熱い浴槽とぬるい浴槽とあります。

○北岳山頂でkurikuri8さんと岐阜からの山スキーをされる方とお知り合いになり、山小屋も同室にしていただき、いろいろな山話を伺うことができました。kurikuri8さんは、北岳山荘で別れ、岐阜の方と奈良田までご一緒しました。南アルプスは初めてであり、単独行でもありましたので心強かったです。
○関西からは南アルプスへのアプローチが悪い・・・。
広河原のゲート。
出発です。
広河原のゲート。
出発です。
広河原の朝。
はるか向こうへ行きます。
結構、遠いな。
広河原の朝。
はるか向こうへ行きます。
結構、遠いな。
始まるな、って感じです。
この時点で、トイレを探してウロウロしているうちに、最後尾のスタートに。
始まるな、って感じです。
この時点で、トイレを探してウロウロしているうちに、最後尾のスタートに。
「広河原橋」って名前だったんですね。
「広河原橋」って名前だったんですね。
今年から設置されたカウンター。
今年から設置されたカウンター。
広河原山荘。ここは、ちょっと中をのぞいて通過。
大樺沢ルートへ。
広河原山荘。ここは、ちょっと中をのぞいて通過。
大樺沢ルートへ。
時期的に、花は少ないと思っていたのだが、思ったより多い。
時期的に、花は少ないと思っていたのだが、思ったより多い。
お花畑。
やっぱり、花が多い。
北アルプスと比べるからか?
お花畑。
やっぱり、花が多い。
北アルプスと比べるからか?
二股。
右上にバイオトイレあり、すごい音がしている。
左股へすすみます。
二股。
右上にバイオトイレあり、すごい音がしている。
左股へすすみます。
バットレス。
誰か登ってるかな?
バットレス。
誰か登ってるかな?
登ってきたところを振り返る。
鳳凰三山
登ってきたところを振り返る。
鳳凰三山
雪渓が少し残ってます。
雪渓が少し残ってます。
大分、あがってきた。
左奥の山は何だろう?
大分、あがってきた。
左奥の山は何だろう?
雪渓を歩くことはありませんでした。
雪渓を歩くことはありませんでした。
上部二股。
標識は、倒れているのか寝させているのか。
上部二股。
標識は、倒れているのか寝させているのか。
梯子の始まりです。
梯子の始まりです。
バットレス遠望。
誰も登っていないようです。
バットレス遠望。
誰も登っていないようです。
延々と、梯子が続くのが見える。
延々と、梯子が続くのが見える。
八本歯の頭
分岐まであと少しが、なかなか。
分岐まであと少しが、なかなか。
ばててしまって、写真を撮りながら休憩しているような状態。
ばててしまって、写真を撮りながら休憩しているような状態。
八本歯のコル
北岳方面。まだ続く梯子。
北岳方面。まだ続く梯子。
トラバース道(北岳⇔北岳山荘⇔八本歯のコル)
トラバース道(北岳⇔北岳山荘⇔八本歯のコル)
山頂方向が少し晴れた。
山頂方向が少し晴れた。
手前は、お花畑。
手前は、お花畑。
吊尾根分岐点
北岳へ向かいます。
北岳へ向かいます。
八本歯の頭〜池山吊尾根方面を振り返る
八本歯の頭〜池山吊尾根方面を振り返る
北岳山荘の方向。縦走路のガスが晴れた。
北岳山荘の方向。縦走路のガスが晴れた。
山頂が見えた!
この折れた標識は・・・
何故こんな所に。
この折れた標識は・・・
何故こんな所に。
到着!
山頂は、2組しかいませんでしたが、暫くすると、どんどんと増えてきます。
到着!
山頂は、2組しかいませんでしたが、暫くすると、どんどんと増えてきます。
三角点にタッチしておきます。
ここは、「3192m」
三角点にタッチしておきます。
ここは、「3192m」
こっちが、「3193m」。
と、171回も北岳登頂されている方に伺いました。
国土地理院の「3193m」計測に同行されたそうです。
こっちが、「3193m」。
と、171回も北岳登頂されている方に伺いました。
国土地理院の「3193m」計測に同行されたそうです。
ガスが少し晴れて、仙丈ケ岳見えました。
富士山方面は、真っ白でした・・・
ガスが少し晴れて、仙丈ケ岳見えました。
富士山方面は、真っ白でした・・・
昼食を摂って、北岳山荘へ向かいます。
昼食を摂って、北岳山荘へ向かいます。
右側を巻いていきます。
右側を巻いていきます。
なだらかな尾根道で歩きやすいです。
なだらかな尾根道で歩きやすいです。
吊尾根を通らずに、八本歯のコルから北岳山荘へ急ぐ場合はここにつきます。
吊尾根を通らずに、八本歯のコルから北岳山荘へ急ぐ場合はここにつきます。
北岳を振り返る。
北岳を振り返る。
北岳山荘が見えてきた。
あれ?
北岳山荘が見えてきた。
あれ?
北岳山荘到着。
工事中です。
北岳山荘到着。
工事中です。
今日は、1人1枚!
北岳の返り見。
ガスも晴れて、よく見える。
ガスも晴れて、よく見える。
夕食+弁当2つ
ロフトの5人部屋に3人。
ロフトの5人部屋に3人。
広いです。毛布もいっぱい。
広いです。毛布もいっぱい。
夕食。
肉じゃがもありました。
夕食。
肉じゃがもありました。
夕焼けは無理そう。
夕焼けは無理そう。
富士山が見えた!!
富士山が見えた!!
日が沈む。星空は無理そうです。
右肩に、雷雲があるようで、ピカピカ光ってました。
日が沈む。星空は無理そうです。
右肩に、雷雲があるようで、ピカピカ光ってました。
朝の北岳。
出発です。
朝の北岳。
出発です。
富士山が見える!
朝焼けの富士山。
朝焼けの富士山。
反対方向は、まだ月が出てます。
17夜だったかな?まだ、結構まるいです。
反対方向は、まだ月が出てます。
17夜だったかな?まだ、結構まるいです。
下界は雲海の下。
下界は雲海の下。
日の出です。
朝日に染まる北岳〜北岳山荘
朝日に染まる北岳〜北岳山荘
朝日の中白根山
仙丈ケ岳に朝日が当たり始めます。
仙丈ケ岳に朝日が当たり始めます。
イワヒバリかな?
中白根山に到着。
中白根山に到着。
富士山に見守られながら。
富士山に見守られながら。
間の岳に到着。
農鳥岳方向。
富士山はまだよく見えます。
富士山はまだよく見えます。
今頃気がついた。
北アルプス:槍穂が見えました。
今頃気がついた。
北アルプス:槍穂が見えました。
朝ごはん;鮭弁で酢飯。
酢飯がうまい〜
朝ごはん;鮭弁で酢飯。
酢飯がうまい〜
乗鞍かな?
農鳥小屋〜農鳥岳へ。
農鳥小屋〜農鳥岳へ。
富士山はいつ見ても、いい。
富士山はいつ見ても、いい。
農鳥小屋を正面に捉えられた。
農鳥小屋を正面に捉えられた。
雷鳥のヒナが!?
一瞬、イワヒバリかと思ったが飛ばない・・・
雷鳥のヒナが!?
一瞬、イワヒバリかと思ったが飛ばない・・・
親鳥発見。
こんな天気のいいときに、大丈夫か?
こんな天気のいいときに、大丈夫か?
見えてからが長い、農鳥小屋への道
見えてからが長い、農鳥小屋への道
農鳥小屋到着。
小屋を出て、西農鳥岳方面へ。
また、ここからが急なのぼりに。
小屋を出て、西農鳥岳方面へ。
また、ここからが急なのぼりに。
たぶん、西農鳥岳山頂。
山頂に標識はなく、こんな印が・・・
たぶん、西農鳥岳山頂。
山頂に標識はなく、こんな印が・・・
農鳥岳到着。
ウロウロした分、えらく遠く感じた。
農鳥岳到着。
ウロウロした分、えらく遠く感じた。
やっと、昼ごはん。
北岳山荘で、「こっちがホワイトね!」
と念入りされたので、何だろうと思っていたのだが、白ご飯のお弁当。おかずは、朝の弁当と一緒で、鮭弁。食べてる途中から、土砂降りに。
やっと、昼ごはん。
北岳山荘で、「こっちがホワイトね!」
と念入りされたので、何だろうと思っていたのだが、白ご飯のお弁当。おかずは、朝の弁当と一緒で、鮭弁。食べてる途中から、土砂降りに。
大雨にやられて、写真なし。
大門沢下降点から下り、最初の沢に出会う。
ここで、水をがぶ飲みしてしまった。
おいしかった〜
大雨にやられて、写真なし。
大門沢下降点から下り、最初の沢に出会う。
ここで、水をがぶ飲みしてしまった。
おいしかった〜
大門沢小屋へ到着。
食堂。
大門沢小屋へ到着。
食堂。
こっちが、お宿。
こっちが、お宿。
夕ご飯。
汁物は、おかわりほとんどなし。
白ご飯のみおかわり。
夕ご飯。
汁物は、おかわりほとんどなし。
白ご飯のみおかわり。
中はこんなんで、土間からすぐ布団なので、使い勝手がいい。
中はこんなんで、土間からすぐ布団なので、使い勝手がいい。
朝ごはん。
生卵あり、卵かけご飯に!
朝ごはん。
生卵あり、卵かけご飯に!
朝焼けの富士山。ここでお別れ。
朝焼けの富士山。ここでお別れ。
奈良田への道は、橋が多い。
また、渡りにくい・・・
奈良田への道は、橋が多い。
また、渡りにくい・・・
いくつあるんだ・・・
いくつあるんだ・・・
非難小屋もありました。
非難小屋もありました。
こんな、穏やかな道も結構あります。
こんな、穏やかな道も結構あります。
こんなでかい石がありました。
なんか、落ちてきそう。
こんなでかい石がありました。
なんか、落ちてきそう。
やっと、渡りやすい吊橋に。
やっと、渡りやすい吊橋に。
最後のつり橋。
奈良田の登山口へ無事下山。
奈良田の登山口へ無事下山。
奈良田のゲート。
このすぐ手前に、何台か車が駐車されている。
奈良田のゲート。
このすぐ手前に、何台か車が駐車されている。
広河原へ抜ける「開運隧道」
広河原へ抜ける「開運隧道」
奈良田の町並み
奈良田の里温泉で汗を流してさっぱり!
休憩室も広いです。
奈良田の里温泉で汗を流してさっぱり!
休憩室も広いです。
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