3年越しのツクモグサ、絶好の八ヶ岳☆

2016年05月29日(日) [日帰り]

• GPS: 12:10
• 距離: 23.5km
• 登り: 2,008m
• 下り: 1,991m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:14
• 休憩: 1:51
• 合計: 12:05

0:16 八ヶ岳山荘
1:02 1:02 やまのこ村
1:05 1:06 赤岳山荘
1:12 1:24 美濃戸山荘
3:17 3:20 中ノ行者小屋跡
4:14 4:27 行者小屋
4:52 4:53 中岳のコル登山道水場
4:55 4:56 阿弥陀岳北稜
5:05 5:18 中岳のコル
5:36 6:00 阿弥陀岳
6:16 6:17 中岳のコル
6:29 6:32 中岳
6:53 6:54 文三郎尾根分岐
7:07 7:29 赤岳
7:38 7:38 赤岳頂上山荘
8:00 8:00 赤岳天望荘
8:03 8:03 地蔵の頭
8:10 8:10 二十三夜峰
8:20 8:21 日ノ岳
8:30 8:36 鉾岳
8:43 8:43 石尊峰
8:50 8:50 横岳（三叉峰）
8:56 8:57 無名峰
9:01 9:02 横岳（奥ノ院）
9:14 9:14 台座ノ頭
9:28 9:28 硫黄岳山荘
9:43 9:43 硫黄岳
9:55 9:55 硫黄岳
10:11 10:11 赤岩の頭
10:40 10:40 ジョウゴ沢
10:43 10:44 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
10:48 10:52 赤岳鉱泉
11:22 11:22 堰堤広場
11:44 11:44 美濃戸山荘
11:48 11:48 やまのこ村
12:17 12:19 八ヶ岳山荘
12:21 ゴール地点

天候

晴れ、雲は上空と低空にしか無く、視界良好
風は弱め、無風の時間帯もありました
日の出前は霜が降り、手がかじかむくらいでした

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：出発地から車で一般道を通り（0円）美濃戸口八ヶ岳山荘駐車場
帰り：八ヶ岳山荘駐車場（500円）から車で中央道、圏央道を通り（3260円）到着地

コース状況／危険箇所等

・ツクモグサは、日ノ岳から鉾岳、石尊峰までの間、
　西側の岩壁巻き道に咲いています。
　赤岳天望荘から行った場合、岩峰を2つくらい越え、
　東側から岩壁を大きく登り、西側へ乗り越すところに
　開花しているものがたくさん咲いています。
　以降、西側の岩壁巻き道に咲いており、
　東側へ乗り越すところまで続きます。
・ホテイランは、美濃戸山荘から柳川南沢へ入って15分くらい、
　南沢を左岸へ渡り、少し登ったところに植生保護の標識が
　出てきますので、関連する標識に注意して歩いてください。
　右岸に渡り返したら行き過ぎです。
・トレッキングポールは、八ヶ岳山荘から中岳のコルまで、
　中岳先の鞍部から赤岳直下の竜頭峰・キレット方面巻き道分岐まで使用しました。
・夜に柳川南沢のコースを歩くのは迷いやすいと思います。
　2回ほど迷い、1回は20分以上正規ルートが分かりませんでした。
　涸れ沢で上流に引きこまれますが、大抵は対岸へ渡るルートとなっています。
　夜に歩くなら柳川北沢の方が分かりやすいと思います。
※川に落ちないよう注意

その他周辺情報

桔梗信玄生プリン
おみやげは中央道談合坂SA上りで買いました

写真

5/29 0:52

0:20頃出発。月が出ていないため、辺りは真っ暗で星がよく輝いていました。星がよく見えるところから手持ち2秒で撮っています。天の川、さそり座、いて座が直ぐに分かりました。

5/29 1:12

1:12 美濃戸山荘
休憩させていただきました。灯りが点いており助かりました。おにぎり2個補給。

5/29 1:24

南沢へ向かいます。行者小屋まで誰も会いませんでした。途中、2ヶ所ほど道迷いし、時間が掛かりましたが、落ち着いて正規ルートに復帰することができました。

5/29 1:38

ホテイラン
ロボットアニメに出てくるメカみたいな印象です。数少ないけど量産型？

5/29 1:42

ホテイラン
ちっちゃ☆5センチくらいです。見つけるのに少し時間かかりました。ヤマレコから頂いていた情報を元に、注意して歩いていたら標識がありました。花はどこ？ん？と思って眼を凝らすと、足下に咲いていました。

5/29 3:47

柳川南沢から大同心
涸れた河原へ出たところで目立つ山が見えました。撮った時は阿弥陀岳と思っていたのですが、帰ってから調べるとどうやら大同心のようです。

5/29 4:01

柳川南沢から市民薄明の月
見えているのは赤岳と阿弥陀岳の間の中岳のようです。

5/29 4:16

行者小屋から赤岳
行者小屋からは稜線の山々が見え、稜線からは行者小屋が良く見えました。

5/29 4:17

行者小屋から大同心
どうやってできたのか分からないような形をしています。

5/29 4:24

4:24 行者小屋
小屋の前のベンチは霜が降りて白くなっていました。手がかじかんで感覚が無いため、毛糸のミトンを手にはめました。おにぎりを1個補給。

5/29 4:26

行者小屋のテン場
ここでこの日初めて人に会いました。テント泊から出発のようです。

5/29 4:35

4:35 阿弥陀岳分岐
阿弥陀岳がモルゲンロートに染まります。

5/29 5:06

5:06 中岳のコル近くでお日さまが稜線の上に出ました。赤岳天望荘の辺りです。サングラスを装着しました。

5/29 5:09

5:09 中岳のコル
ベンチがあったので休憩。トレッキングポールを片付けました。

5/29 5:10

八ヶ岳中岳のコルからの富嶽
うぉっしゃあー、富士山がよく見えます。良い日に来たとうれしくなりました。

5/29 5:13

中岳のコルから横岳と硫黄岳
対照的な2つの山が並びます。

5/29 5:37

5:37 阿弥陀岳
落ち着いてハシゴと岩場をこなし、登りきりました。
正面は硫黄岳、右は横岳、左は天狗岳、奥は浅間山です。

5/29 5:38

阿弥陀岳からの富嶽
上空の巻雲と低空の雲海が良い感じです。

5/29 5:39

阿弥陀岳からの富嶽のズーム
富士山が見えるとやっぱりテンション上がりますね。

5/29 5:43

阿弥陀岳から乗鞍岳
乗鞍岳ってあんまり話題にならないですよね…。
手前の諏訪は雲海に覆われており、美しいです。

5/29 5:43

阿弥陀岳から北アルプス
手前真ん中は霧ヶ峰、右向こうに美ヶ原

5/29 5:46

阿弥陀岳から天狗岳
雨の日に登り、何も見えなかった思い出があります。右奥は四阿山や根子岳、最悪の日に登ろうとした覚えが…。

5/29 5:46

阿弥陀岳から北八ヶ岳と蓼科山
蓼科山は麓から圧倒的な存在です。奥は妙高山、火打山、焼山、高妻山などです。

5/29 5:47

阿弥陀岳から横岳
阿弥陀岳から見ると横に長く見えます。

5/29 5:48

阿弥陀岳から赤岳
逆光で岩肌があまり見えませんが、シルエットが格好良いです。

5/29 5:50

阿弥陀岳から中央アルプス
木曽駒ケ岳、宝剣岳から南が未踏で、行ってみたいです。
手前は入笠山です。日傘嫁と我が娘の3人で行きたいなぁ…。

5/29 5:53

阿弥陀岳から編笠山と南アルプス北部
編笠山は観音平からの上りが急登で辛かった覚えがあります。
奥は正面に北岳、右に甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳です。仙丈ヶ岳は地蔵尾根から登りたいです。

5/29 5:54

阿弥陀岳から赤岳天望荘の向こうに御座山が見えました。

5/29 5:56

阿弥陀岳から北アルプス北部のズーム
八方キレットとか不帰キレットとか行きたいなぁ…

5/29 6:19

中岳の稜線から行者小屋
赤岳鉱泉と並んで稜線からよく見えました。

5/29 6:29

6:29 中岳
少し石碑があるくらいです、通過します。
奥は権現岳と南アルプス

5/29 6:31

中岳から阿弥陀岳
この辺りから見る阿弥陀岳が最も迫力あるかと思います。

5/29 6:51

6:51 文三郎尾根分岐
鞍部ではなく少し登ったところにあります。人がどんどん登ってきました。緩やかな登りなので少し下からトレッキングポールを出しました。

5/29 6:59

6:59 キレット分岐
ここでトレッキングポールを収納し、手袋を防寒ミトンから指抜きグローブに換えました。
赤岳までの岩場は簡単でした。前回の南八ヶ岳縦走の時はおっかなびっくりでしたが、もう慣れてしまいました。

5/29 7:18

7:18 赤岳
行者小屋までが辛かったですが、そこからは目標が良く見えて励みになり、特に問題なく到着しました。

5/29 7:18

赤岳からの富嶽
朝早いと良く見えますね。うれしいです。

5/29 7:19

赤岳から奥秩父山塊
真ん中右が金峰山っぽいです。

5/29 7:20

赤岳から真ん中奥は両神山
両神山は山容で直ぐに分かります。左端は御座山です。

5/29 7:22

赤岳から真ん中奥は赤久縄山や御荷鉾山みたいです。

5/29 7:23

赤岳の新しい標識らしいです。

5/29 7:24

赤岳神社
お参りしました。

5/29 7:25

赤岳から阿弥陀岳
堂々とした山容です。登って良かったです。

5/29 7:27

赤岳から木曽御嶽山
今回の山行で綺麗に見え、強く印象に残りました。いつか登りたいです。

5/29 7:28

赤岳から南アルプス北部と権現岳
南アルプスは右から仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳、北岳
左の方には地蔵岳オベリスクや鳳凰三山も見えます。
アサヨ峰は目立たず、かわいそうです。
手前は真ん中左が権現岳、右はギボシ、編笠山、左端は三ツ頭です。

5/29 7:28

赤岳から北アルプス南部
穂高岳、槍ヶ岳、常念岳などが分かります。ジャンダルムに行きたいなぁ…。

5/29 7:29

赤岳から浅間山
未踏です。前掛山まで行けたらと思っています。

5/29 7:34

赤岳から大菩薩連嶺
手前真ん中左は金峰山のようで、五丈岩が写っているようです。

5/29 7:39

7:39 赤岳頂上山荘から赤岳天望荘、横岳、硫黄岳
正面遠くに浅間山

5/29 7:55

オヤマノエンドウ
すごく小さいです。

5/29 7:58

赤岳天望荘からの富嶽
いいですねー、この山荘、富士山が見えます。

5/29 8:00

8:00 赤岳天望荘
夜に外に出たら星がいっぱい見えるんでしょうね…。いいなぁ…。

5/29 8:00

赤岳天望荘から横岳
赤岳から見るのとはまた違った印象です。

5/29 8:04

8:04 地蔵ノ頭
男の子を連れた親御さんが写真を撮っていました。

5/29 8:24

ツクモグサ
日ノ岳の北側の乗越にありました。見つけられるのか少し心配になってきたところで、見つかりました。周りには数人の方々が撮っていらっしゃいました。

5/29 8:28

ツクモグサ
中までのぞいちゃいます。うひょひょ☆

5/29 8:29

ツクモグサ
開花しているものがありました。何とかピント合わせがうまくいきました。

5/29 8:34

ツクモグサ
西側の斜面にたくさん咲いています。

5/29 8:37

ツクモグサ
5つ子です☆雛たちが口開けて餌を欲しがっているように見えますよね。

5/29 8:38

石尊峰直下から
空は巻雲が広がって良い感じです。

5/29 8:45

キバナシャクナゲ
地図見るとキバナシャクナゲ自生地って書いてあるんですよね…。前回ここへ来た時は、キバナシャクナゲばかり撮っていて、ツクモグサは1つも撮れていませんでした。

5/29 8:48

ミヤマキンバイ
少しですがありました。私はあまり花に気付かないのですが、これは目立って分かりました。

5/29 8:51

8:51 三叉峰
杣添尾根の分岐です。向こうは浅間山
良い天気です。

5/29 8:54

横岳近くから赤岳
荒々しく見えます。

5/29 8:55

横岳近くから阿弥陀岳
縦走の稜線から外れていて、独立峰みたいな感じです。

5/29 9:00

9:00 横岳
通過します。

5/29 9:10

横岳近くから硫黄岳
穏やかな硫黄岳はこの辺りから撮るのが良いかもしれません。

5/29 9:43

硫黄岳爆裂火口
火口の淵に沿って先の方まで歩いて行きます。

5/29 9:48

9:48 硫黄岳
ここが行き止まりです。この先は崩れそうで危険です。
左奥は榛名山っぽいです。

5/29 9:49

硫黄岳爆裂火口
行き止まりから山頂標識の方を見るとこんな感じです。大地の殻の上に人がいるような感じです。

5/29 10:08

10:08 赤岩の頭
ここは南八ヶ岳を一望する良い展望台だと思います。

5/29 10:47

10:47 赤岳鉱泉
多くの人が休んでいました。硫黄岳を10:00に出発、予定より1時間遅れなので気合入れて歩いてきました。

5/29 10:51

赤岳鉱泉のアイスキャンディは解体中です。
残りの道は心を鬼にして歩いたら、予定よりも少し早く12:20に八ヶ岳山荘に着きました。日傘嫁に怒られたかった？さすがにそういうわけにもいきませんので☆
今日も1日お疲れさまでした。

5/29 15:01

日傘嫁と我が娘へのおみやげ
桔梗信玄生プリンです。プリンにいつもの黒蜜掛けて食べます。本当はテレビでやってたプレミアム桔梗信玄餅アイスを狙っていたんですが、保冷が難しそうで止めました。
巨峰餅は未だ食べていません。

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

装備

個人装備

山行計画に記載

感想

Reynard

八ヶ岳は、前回2013年に縦走しています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-308491.html
ツクモグサを撮れなかったのが心残りでした。
ヤマレコの皆さんの記録を読んで、今回の目標は
阿弥陀岳、ツクモグサ、ホテイランでコースを組みました。

下山時刻の制約があったため、柳川南沢を未明に歩くことに
なってしまいました。行者小屋までが少々辛かったですが、
何とか全ての目標を達成することができました。
ありがとうございました。

私の山行のルールが変わりました。
日曜日15時までに神奈川県へ帰るようになっています。
急いだ山行が多くなりますが、ご容赦ください。
詳しくはプロフィールに書いています。

2016/6/4 動画を追加しました。