黒部五郎岳、 鷲羽岳、水晶岳(100名山縦走)


- GPS
- 168:00
- 距離
- 56.1km
- 登り
- 4,395m
- 下り
- 4,392m
コースタイム
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 11:30
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 8:55
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:55
天候 | 18〜20日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程危険個所なし |
その他周辺情報 | 下山後はひがくの湯にて入浴(700円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 日焼け止めは必須 |
感想
7月18〜20日まで連休が取れたので裏銀座方面へ行くことにしました。
5月に行った槍ヶ岳から見た裏銀座方面の山深い景色を見たときにいつか行きたいと思っていたので早速行っちゃいました。
初めての一泊以上の山行なので、一応のことも考え食材を12食分も詰めてしまい家でザックの重さを量ったら23キロあり残雪期装備並みの重さになってしまいました。
21時頃に東京を出発。2時に新穂高温泉に到着し、少しの仮眠をとり、いざ出発!
7月18日
5時30分に新穂高温泉無料駐車場を出発するとすぐ新穂高センターに着き、わさび平小屋までの長い林道歩きが始まります。この林道歩きでウォーミングアップを済ませ小池新道へ入っていきます。小池新道は最初はなだらかな登りで途中からだんだん傾斜が厳しくなってきますが、周りの景色や沢もあったので比較的に余裕をもって登れました。鏡平小屋に着くと目の前に槍ヶ岳が出迎えてくれ、ここまでの登りを忘れさせてくれるような絶景です。
鏡平小屋からは弓折乗越まで上り詰め、双六小屋までは稜線歩きとなります。この稜線はアップダウンも少ないため、比較的楽に双六小屋まで行くことができました。
双六小屋からは黒部五郎岳まで行くことも考え、双六岳を回避する巻道コースにしましたが、巻道コースでもキツイ!距離が長いうえに意外とアップダウンもあり、道が見えているだけに「あそこまで行かなきゃいけないのか...」と思ってしまうコースでした。巻道コースだが侮るなかれって感じでした。三俣峠に着き三俣蓮華岳までの登りは気力で行きました。三俣蓮華岳に着き、これから行く黒部五郎岳を見ると、カールがかっこよかったですが、小舎が見えないほど下ってからの登りに見えたので少し憂鬱になってしまいましたが、鷲羽岳、水晶岳、薬師岳等々の山々を見て元気を取り戻しました。
黒部五郎小舎までは意外と距離があり、三俣蓮華岳方面からは約500mを下るだけですが、7時間以上歩いてる足にはかなり堪える道でした。
遅い昼ご飯を食べ、14時10分にカールコースで小舎を出発しました。はじめはなだらか登りでカールまで行き、実際にカールが目の前に見えたときは綺麗すぎて感動しました。カールに感動した後は、稜線までの急な登りが待っており、登り切ると頂上に到着しました。頂上には木の看板しか置いておらず、標識的なものはありませんでした。頂上からは薬師岳までの稜線が見えましたが、かなり長くアップダウンもありそうでした。当初は太郎平まで行くつもりだったので行かなくて正解でした。帰りは稜線コースで帰ろうかと思いましたが、足が登り返しに耐えられなそうだったのでカールコースで帰ることにしました。17時に無事到着し、テントを張って疲れていたので20時頃には就寝しました。
7月19日
本当は5時に起きて5時半には出発したかったのですが、18日の疲れもあり、結局出発は7時になってしまい、起きた時には7張あった周りのテントはもうありませんでした(笑)
小舎から三俣方面へはまず登り300m程の登りが待っており、朝一にはつらい登りでした。三俣巻道分岐まで行くと三俣小屋までは比較的楽な道になります。巻道には三俣小屋手前で雪渓があるので十分気を付けて通過します。
三俣小屋でテントを張り身軽な状態で鷲羽岳、水晶岳を目指します。身軽な状態なので鷲羽岳までの急登もなんとか行くことができました。鷲羽岳まで登ってしまえばアップダウンはあるものの400m以上の登り返しがないため、気持ちは楽で、水晶岳も稜線もずっと見えているので気持ちよく歩けました。水晶小屋手前は登りですが、
その登りさえ終わればすぐ小屋に到着します。小屋で昼食をいただき、水晶岳にアタック!
水晶岳までの道は頂上直下以外はなだらかな道で、危険個所もなく安全に登れました。頂上では北アルプスの最深部だけあって周りは山ばかりで表銀座、裏銀座、槍・穂高、立山・劔等々の役者ぞろいの絶景で感動しました。小さく三俣小屋が見え、あまりの遠さに早く戻らないと...と気持ちを奮い立たせ帰ることに。帰りは鷲羽岳でゆっくり写真撮影して、三俣小屋まで下りました。
テント場に戻りいろいろ片付けをしているときに同じテント泊のソロの方に話しかけていただき意気投合。いろいろ話していると5月の槍ヶ岳と6月の鹿島槍ヶ岳は一日違いで行っていたことが判明。山の話で盛り上がり、三俣小屋の喫茶店(夜の部)に誘っていただき一緒にお酒を飲むことになりました。小屋泊の方やテント泊の方もおり、かなり楽しい時間を過ごすことができました。みなさん百名山を50〜60座程登られており、強者ばかりだなと感心しました。あの時一緒にお話しした方々本当にありがとうございました。お酒も入っていたため、気持ちよく寝ることができました。
7月20日
眠りが深かったこともあり、気持ちよく5時半に起き、鷲羽岳方面から上がるご来光を見ながらゆっくり朝食、テント片付けをし、7時半に出発しました。前日の喫茶店(夜の部)にいた夫婦の方が双六岳稜線コースで行くと言っていたので僕も帰りは稜線コースで行くことにしました。三俣蓮華岳までは登りのみなのでつらく感じます。稜線コースはそこまで激しいアップダウンがないため、登り切ってしまえば景色もいいので巻道コースよりも楽しいコースでした。双六岳を少し下ったとこにある平地から見る槍ヶ岳が絶景でこの写真を撮れただけでも来てよかったと感じれました。
双六小屋から新穂高温泉までは長い道のりを無心で下りました。最後の林道歩きが長いですが、上高地〜横尾程ではないのでまだマシでした。無事、無料駐車場まで到着し、温泉に入り帰路に着きました。
今回、初めての2泊以上のテント泊でかなり長い行程だったので疲れましたが、三俣小屋で声をかけていただき、皆さんと話ができたのでとても楽しい山行となりました。本当にありがとうございました。またどこかで会ったらよろしくお願いします。
三俣山荘ではこちらこそ楽しい時間をありがとうございました‼
また来月も北アルプスでニアミスしましょう(笑)
稜線コースで戻って本当に良かったです。写真、素敵ですね。
三俣山荘夜の部、本当に楽しかったです。また、どこかの山でお会いできることを楽しみにしています。
稜線コースよかったですね!
お二人のおかげでいい写真が撮れました。
三俣山荘の夜楽しかったですね!
今度は僕も夫婦で行く時に会えたらいいですね!
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