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Yamareco

記録ID: 352392
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

高瀬ダム−新穂高温泉 4泊5日 全行程57.27km

2013年09月11日(水) 〜 2013年09月15日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
99:33
距離
57.3km
登り
4,547m
下り
4,772m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:01
休憩
0:20
合計
8:21
7:02
7:02
413
13:55
13:55
49
14:44
15:04
8
15:12
烏帽子小屋キャンプ場
2日目
山行
9:01
休憩
0:11
合計
9:12
5:25
190
烏帽子小屋キャンプ場
8:35
8:39
33
9:12
9:12
21
9:33
9:33
2
9:35
9:35
66
10:41
10:41
69
11:50
11:57
28
12:25
12:25
7
12:32
12:32
66
13:38
13:38
20
13:58
13:58
39
14:37
14:37
0
3日目
山行
8:01
休憩
0:46
合計
8:47
7:11
7:11
27
7:38
7:38
51
8:29
8:38
65
9:43
9:51
74
11:05
11:24
70
12:34
12:44
101
14:25
14:25
87
4日目
山行
11:19
休憩
0:06
合計
11:25
4:00
120
6:00
6:00
20
6:20
6:22
164
9:06
9:06
104
10:50
10:52
49
11:41
11:43
69
12:52
12:52
42
13:34
13:34
56
14:30
14:30
55
15:25
5日目
山行
4:53
休憩
0:19
合計
5:12
5:11
29
双六小屋キャンプ場
5:40
5:40
11
5:51
5:51
10
6:01
6:03
37
6:40
6:51
27
7:18
7:19
27
7:46
7:46
11
7:57
7:57
27
8:24
8:24
16
8:40
8:43
34
9:17
9:18
42
10:00
10:00
5
10:05
10:05
0
10:23
ゴール地点
天候 晴れ、曇、雨、雷
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
山にいる5日間、車は信州名鉄交通へ預けました(無料)
スタートの七倉のゲートは6:30に開放(タクシー乗車)
ゴールの新穂高温泉から信濃大町駅までは、バスと電車で移動(4時間)
コース状況/
危険箇所等
1day  高瀬ダム−烏帽子小屋−烏帽子岳−烏帽子小屋キャンプ場
2day 烏帽子小屋キャンプ場−(野口五郎岳)−(水晶岳)−祖父岳−雲ノ平キャンプ場
3day 雲ノ平キャンプ場−黒部源流碑−三俣山荘−鷲羽岳−黒部五郎キャンプ場
4day 黒部五郎キャンプ場−黒部五郎岳−三俣蓮華岳−双六岳−双六キャンプ場
5day 双六キャンプ場−鏡平山荘−新穂高温泉

※水晶岳はガスってたのでスルーしました。
※新穂高温泉−平湯温泉(乗り換え)−松本駅 バス2時間 2800円 
※松本駅−信濃大町駅 電車1時間 680円
その他周辺情報 新穂高温泉 http://shinhotaka.com/

中崎温泉がお気に入りです
http://shinhotaka.com/nakazaki.html
ブナ立尾根から烏帽子岳へ
途中のケルン
1
ブナ立尾根から烏帽子岳へ
途中のケルン
ニセ烏帽子から烏帽子岳を望む
1
ニセ烏帽子から烏帽子岳を望む
2日目にあるく裏銀座コース
2日目にあるく裏銀座コース
烏帽子小屋キャンプ場は、蚊がいっぱいでした。
蚊取り線香あると便利です
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烏帽子小屋キャンプ場は、蚊がいっぱいでした。
蚊取り線香あると便利です
雲ノ平までは、ガスと雨 
この区間はまたチャレンジしたい。
どんな景色が広がっているんだろ
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雲ノ平までは、ガスと雨 
この区間はまたチャレンジしたい。
どんな景色が広がっているんだろ
雲ノ平山荘とチングルマ
ビール買ってキャンプ場へ。
テントに水が浸水しそうだった。
激しい雨がいくつもの小川を作ります
1
雲ノ平山荘とチングルマ
ビール買ってキャンプ場へ。
テントに水が浸水しそうだった。
激しい雨がいくつもの小川を作ります
ミヤマリンドウ
鷲羽岳から、黒部五郎岳
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鷲羽岳から、黒部五郎岳
黒部五郎岳
やっと着いた。
大きな岩を下ってきたけど、明日はこれを登らなきゃいけない><
やっと着いた。
大きな岩を下ってきたけど、明日はこれを登らなきゃいけない><
神々しい朝
ゆっくり辺りに色がついていく。
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神々しい朝
ゆっくり辺りに色がついていく。
肩に乗れば、薬師岳がキレイでした
肩に乗れば、薬師岳がキレイでした
カールコースから山頂へ
そして、下りは稜線コース
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カールコースから山頂へ
そして、下りは稜線コース
薬師岳を見ながら、三俣蓮華岳へ
薬師岳を見ながら、三俣蓮華岳へ
クロスした雲
無事この山旅が終わりますように
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クロスした雲
無事この山旅が終わりますように
三俣蓮華から双六岳へ向かう縦走路
ガスが湧いてます
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三俣蓮華から双六岳へ向かう縦走路
ガスが湧いてます
双六岳へ向かえば向かうほどガスガスガス(泣)
双六から槍ヶ岳を見たかったのに
双六岳へ向かえば向かうほどガスガスガス(泣)
双六から槍ヶ岳を見たかったのに
最終日、雨の中テントを撤収
台風が迫っているので出発を早めた。
鏡平山荘から見た槍は雄大で威圧的
最終日、雨の中テントを撤収
台風が迫っているので出発を早めた。
鏡平山荘から見た槍は雄大で威圧的
鏡槍
この後、太陽がでたり隠れたり、雨もザーっと降ったりやんだりと不安定な天候ででした。

わさび平小屋で食べた、甘酸っぱいリンゴが一番美味しかった
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鏡槍
この後、太陽がでたり隠れたり、雨もザーっと降ったりやんだりと不安定な天候ででした。

わさび平小屋で食べた、甘酸っぱいリンゴが一番美味しかった

感想

ランクでヤマレコのポイントが増えるみたいなので、いまさらながらSを取ろうかと思い、感想を書きました。

(1日目)
北アルプス三大急登の一つブナ立尾根
燕の合戦尾根も登ったので、今回で2つ目制覇。
長く険しい登りですが、時間をかけて歩けばなんとかなるもんです(笑)
稜線に出て、烏帽子岳ピストン。
烏帽子小屋キャンプ場でテント泊しました。テン場はやぶ蚊が多くて大変で、蚊取り線香を持ってくれば良かったと思いました。
小屋やテン場から日が沈む様子を眺めている時間がたまらなく好きです。

(2日目)
烏帽子から雲ノ平までの長丁場
この日はガスって眺望もきかず、せっかくの裏銀座でしたがさっぱり見えません
まさに苦行...。
野口五郎小屋から風とともに、雨が落ち、岩は滑るし難儀しました。
時折、雨が止み、チングルマの綿毛が雨粒で光っていました。
ガスっているので、水晶は諦めました。。
ワリモの分岐付近では、雷鳥が5羽ぞろぞろ歩いていて、天候が悪いのも案外悪くないと思いました。
人ってのは、ほんとに勝手なもんです(笑)
雲ノ平のテン場と受付する小屋は20分ほどかかります。
受付とビール500ml✕3本、黒部の山賊、山バッチを購入してからテン場へ向かうと良いでしょう!
テン場は広くて、水は豊富、トイレもあり素晴らしく快適でした。
ここからの景色も良いそうですが、ガスで見えません。何しに来たのだろうと思うほどでしたね(笑)

深夜には雨が降り、夜中テントまわりに溝を作りました。
これもいい経験です。


(3日目)
雲ノ平から、鷲羽、黒部五郎へ向かいます。
今日も長丁場です
長く歩くことは、割と好きな方なので、全然苦ではありません。

前日テントの中で、黒部の山賊を早速読みました。一部ではあるものの、今回あるくルートにまつわる話がいっぱい。
黒部の源流を口に含めば、いつしか天候は回復していました。
ここが三俣山荘
物語の中心だなーとか思いながら、ザックをデポして鷲羽岳に登りました。
コバルトブルーの鷲羽湖に、鷲羽からの眺望。
北アルプスの懐から360度。スケールの大きさがビシビシ伝わってきます。歩いてきた裏銀座の稜線、そして歩いて行く黒部五郎岳がずっと先の方に見えていました。

黒部五郎までは、大きな岩の下り。
てことは、明日はこれを登っていかなければなりません。
しかも、黒部五郎岳を一周して(笑)
今、振り返って考えると、無茶苦茶なコースを計画したなと思いますね。
雷鳴を聴きながら寝袋にもぐり、明日もガスと雨かなと思っていたら・・・

山の神様っているんですよ!

目が覚め、ジッパーを開けると空に大量の星。(コンタクトはずしていたので、はっきり見えませんでしたが)
とてもキレイでした!(笑)


(4日目)
初めてのナイトハイク
カメラと水、食料をサブバックにつめ、いそいそと出発
テント場には、出発の準備をする明かりがいくつか灯っていました。皆さん早いですねー
黒部のカールで日が上っていくのを見ました。
それまで、真っ黒だった世界に、どんどん色を付けていきます。
素晴らしい朝の時間を、誰もいないカールで独り占めです。

黒部五郎岳の山頂から見た景色は、今でも忘れません。
この場所まで歩いてこれるとは思いませんでしたから、感慨深いものがありました。
胸や目の奥が熱くなってくるのが、はっきりわかります。
だって、初めての北アルプスの縦走で、ソロ4泊5日 ありえないよね(笑)

稜線コースを下り、テントをザックに仕舞って、ゴロゴロした岩の急登を登ります。
この体験のおかげで、今ではどんな辛い登りでも、ここを思い出して比較すれば楽に思えてなりません。

ちなみに4日目は、黒部五郎小屋から双六小屋までのこれまた長丁場です

おへその三俣蓮華岳に登り、ぐるっと眺望を楽しんで双六岳へ向かいます。
地図には双六付近は雷鳥がわんさか出るみたいな事だったけれど、1羽もあえませんでした。
ガスって良いコンデションだったのにー!
だんだんガスでも楽しくなってきている自分が不思議でした。

双六岳から少し下ると、広尾根に出ます。ここから槍ヶ岳を撮りたかったのですが、あいにくのガス(笑)

なので、今年(2014年)は、東鎌尾根から西鎌尾根を通り槍を見るコースにしました。ま、双六から見れなかったんだけど(汗)

双六小屋のテン場は広くて安全、安心、飲み物、食べ物とも充実しています
生ビールの注ぎ方は、泡が3、ビールが7で注いでほしいものです!
1:9じゃダメだって。ねぇ(笑)


(5日目)
最終日は新穂まで下るだけ
鏡平で逆さ槍を狙いました。槍の穂はくっきり見え、青空ではなかったけど思い出の1枚を撮ることが出来ました。
新穂までの舗装路、ほんときついですよね。
5日間の中で、一番だったかもしれません(笑)


で、たくさんダラダラ書いたけれど、情報量Sになったぞー!
10ptゲット(笑)







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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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