高瀬ダム−新穂高温泉 4泊5日 全行程57.27km
- GPS
- 99:33
- 距離
- 57.3km
- 登り
- 4,547m
- 下り
- 4,772m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 8:21
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 9:12
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 8:47
- 山行
- 11:19
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 11:25
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 5:12
天候 | 晴れ、曇、雨、雷 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
スタートの七倉のゲートは6:30に開放(タクシー乗車) ゴールの新穂高温泉から信濃大町駅までは、バスと電車で移動(4時間) |
コース状況/ 危険箇所等 |
1day 高瀬ダム−烏帽子小屋−烏帽子岳−烏帽子小屋キャンプ場 2day 烏帽子小屋キャンプ場−(野口五郎岳)−(水晶岳)−祖父岳−雲ノ平キャンプ場 3day 雲ノ平キャンプ場−黒部源流碑−三俣山荘−鷲羽岳−黒部五郎キャンプ場 4day 黒部五郎キャンプ場−黒部五郎岳−三俣蓮華岳−双六岳−双六キャンプ場 5day 双六キャンプ場−鏡平山荘−新穂高温泉 ※水晶岳はガスってたのでスルーしました。 ※新穂高温泉−平湯温泉(乗り換え)−松本駅 バス2時間 2800円 ※松本駅−信濃大町駅 電車1時間 680円 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉 http://shinhotaka.com/ 中崎温泉がお気に入りです http://shinhotaka.com/nakazaki.html |
写真
感想
ランクでヤマレコのポイントが増えるみたいなので、いまさらながらSを取ろうかと思い、感想を書きました。
(1日目)
北アルプス三大急登の一つブナ立尾根
燕の合戦尾根も登ったので、今回で2つ目制覇。
長く険しい登りですが、時間をかけて歩けばなんとかなるもんです(笑)
稜線に出て、烏帽子岳ピストン。
烏帽子小屋キャンプ場でテント泊しました。テン場はやぶ蚊が多くて大変で、蚊取り線香を持ってくれば良かったと思いました。
小屋やテン場から日が沈む様子を眺めている時間がたまらなく好きです。
(2日目)
烏帽子から雲ノ平までの長丁場
この日はガスって眺望もきかず、せっかくの裏銀座でしたがさっぱり見えません
まさに苦行...。
野口五郎小屋から風とともに、雨が落ち、岩は滑るし難儀しました。
時折、雨が止み、チングルマの綿毛が雨粒で光っていました。
ガスっているので、水晶は諦めました。。
ワリモの分岐付近では、雷鳥が5羽ぞろぞろ歩いていて、天候が悪いのも案外悪くないと思いました。
人ってのは、ほんとに勝手なもんです(笑)
雲ノ平のテン場と受付する小屋は20分ほどかかります。
受付とビール500ml✕3本、黒部の山賊、山バッチを購入してからテン場へ向かうと良いでしょう!
テン場は広くて、水は豊富、トイレもあり素晴らしく快適でした。
ここからの景色も良いそうですが、ガスで見えません。何しに来たのだろうと思うほどでしたね(笑)
深夜には雨が降り、夜中テントまわりに溝を作りました。
これもいい経験です。
(3日目)
雲ノ平から、鷲羽、黒部五郎へ向かいます。
今日も長丁場です
長く歩くことは、割と好きな方なので、全然苦ではありません。
前日テントの中で、黒部の山賊を早速読みました。一部ではあるものの、今回あるくルートにまつわる話がいっぱい。
黒部の源流を口に含めば、いつしか天候は回復していました。
ここが三俣山荘
物語の中心だなーとか思いながら、ザックをデポして鷲羽岳に登りました。
コバルトブルーの鷲羽湖に、鷲羽からの眺望。
北アルプスの懐から360度。スケールの大きさがビシビシ伝わってきます。歩いてきた裏銀座の稜線、そして歩いて行く黒部五郎岳がずっと先の方に見えていました。
黒部五郎までは、大きな岩の下り。
てことは、明日はこれを登っていかなければなりません。
しかも、黒部五郎岳を一周して(笑)
今、振り返って考えると、無茶苦茶なコースを計画したなと思いますね。
雷鳴を聴きながら寝袋にもぐり、明日もガスと雨かなと思っていたら・・・
山の神様っているんですよ!
目が覚め、ジッパーを開けると空に大量の星。(コンタクトはずしていたので、はっきり見えませんでしたが)
とてもキレイでした!(笑)
(4日目)
初めてのナイトハイク
カメラと水、食料をサブバックにつめ、いそいそと出発
テント場には、出発の準備をする明かりがいくつか灯っていました。皆さん早いですねー
黒部のカールで日が上っていくのを見ました。
それまで、真っ黒だった世界に、どんどん色を付けていきます。
素晴らしい朝の時間を、誰もいないカールで独り占めです。
黒部五郎岳の山頂から見た景色は、今でも忘れません。
この場所まで歩いてこれるとは思いませんでしたから、感慨深いものがありました。
胸や目の奥が熱くなってくるのが、はっきりわかります。
だって、初めての北アルプスの縦走で、ソロ4泊5日 ありえないよね(笑)
稜線コースを下り、テントをザックに仕舞って、ゴロゴロした岩の急登を登ります。
この体験のおかげで、今ではどんな辛い登りでも、ここを思い出して比較すれば楽に思えてなりません。
ちなみに4日目は、黒部五郎小屋から双六小屋までのこれまた長丁場です
おへその三俣蓮華岳に登り、ぐるっと眺望を楽しんで双六岳へ向かいます。
地図には双六付近は雷鳥がわんさか出るみたいな事だったけれど、1羽もあえませんでした。
ガスって良いコンデションだったのにー!
だんだんガスでも楽しくなってきている自分が不思議でした。
双六岳から少し下ると、広尾根に出ます。ここから槍ヶ岳を撮りたかったのですが、あいにくのガス(笑)
なので、今年(2014年)は、東鎌尾根から西鎌尾根を通り槍を見るコースにしました。ま、双六から見れなかったんだけど(汗)
双六小屋のテン場は広くて安全、安心、飲み物、食べ物とも充実しています
生ビールの注ぎ方は、泡が3、ビールが7で注いでほしいものです!
1:9じゃダメだって。ねぇ(笑)
(5日目)
最終日は新穂まで下るだけ
鏡平で逆さ槍を狙いました。槍の穂はくっきり見え、青空ではなかったけど思い出の1枚を撮ることが出来ました。
新穂までの舗装路、ほんときついですよね。
5日間の中で、一番だったかもしれません(笑)
で、たくさんダラダラ書いたけれど、情報量Sになったぞー!
10ptゲット(笑)
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