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いまは沿岸漁業においてもGPSや魚探やレーダー等の機器があり便利になってますよね。その分 魚たちは大変でしょうが!
タイトルにありますが 山立て とは船上において自船の位置を確認する方法です、これは昔の漁師にとって大変重要でしたそれは生活に直結するからです。
漁師は魚を獲るために、はえ縄やたて網やかご等を用いて漁をしますが、そこに果して魚がいるのかはなかなかわかりませんよね、魚とは地形の変化 瀬や肩(溝)や岩場・藻場など や 潮の流れの変化する場所 や 季節等々によって集まるのであってどこにでもいるわけではありませんから、良い漁場(場所)は人知れず覚えておく必要があります、その方法が 山立て となるんです。
☆2点での山立て
これは陸上の目標物を 近(煙突や櫓や樹木 昔なので) と 遠(これは山の頂等) を同一線上(目線)に置くんです、そしてもう一点(これはなるべく直角方向にしたほうが精度が上がる)を同一線上に置くと自船の位置(漁場)がわかりますよね。ただ同一線上になる対象を捜すのが大変でしょう。
☆1点での山たて
これは 近と遠 の目標物を同一線場に配置しません、そして腕をいっぱいに伸ばして指を目標物の間に入れて指の数を数えます 2本とか3本半とか(これで位置がわかります)ただ 精度的には劣りそうですね。これは僕は知りませんでした、漁師さんに教えていただきました。
写真左は1点山立ての様子
写真中は豊前海の朝凪
写真右は赤クラゲです、こいつは海水浴場でよく被害に遭うヤツですかなり痛いくて子供は刺されるとあとが残るかもです、打ち上げられて死んだヤツも刺さりますよ。
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