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ぼぉ〜っと箸をみつめていたら...あっ! 思い出した、むかし炭焼きおじさんと山で弁当食ってた時に言っていたこと(^Д^)
☆山で仕事する方たちは食後、箸を「 L 」に折って片方を逆にして「 口 」の形にして置いておいたそうです?
何故かと言うと、山の者(妖怪)にこの辺はオレ様の縄張りだ!近寄るな!と言う事になるらしいのです。これは箸の長さ=口の大きさであり、この口で箸を折ったら
「 口 」の形になるから、オレ様はお前よりも口が大きくて、もちろんお前より大きくて強いんだぞ!!
....だから..汗.)近寄らないで...ヽ(´Д`;)ノって事らしいです。
山での仕事を生業とするの方たちでもやはり異形の者は恐ろしいのでしょうね「山の者は」オイラはそれ以上にいろいろ怖がりですけど.汗)
★これ書いてたら思い出しましたので、もう一つお話したく思います。
☆炭焼きは一度釜に火を入れると昼夜問ずに3日間だったか?釜の前で番をしないといけないのですが、このおじさんの釜は山の中にありまして、とは言っても山道を30分位登る程度ですが。
おじさん「なあ、夜の山って静かと思うだろ、そんな事はないんだよ結構五月蝿いんだよ。」...「動物の足音やら風で木々の揺れてとか、色んな音がするんだ」
おいら 「へーそうなんだ」
おじさん「なあ、セコって知ってるか」
おいら 「聞いたことあるよ」「夜の河原で小石がひとりでにグルグル回ってるのはセコの仕業なんでしょ?」←まったく見たことないけど聞いたことはある(昔は火ぐりといってカンテラ[カーバイト]を焚いて魚を獲っていた)
おじさん「それやら夜に川に飛び込む音がするとかな」...「あれはセコって言ってな、夏は川に住んで冬は山に住むんだよ…河童のことだ」
おいら 「へーそうなんだ!河童なんだ!」
おじさん「わしは次男での実家の近くに家を立てたんじゃが、その建てた場所がそのセコのとおり道での」←その家は山頂につながる一番長い尾根筋の始まりから少し逸れた場所に建っていた。
おじさん「夜になると家の壁に何かがぶつかる音がするんだよ、なんでかな?原因なんてわからないから悩んでいたんだよ」
おいら 「ふーん(-ω-)」
おじさん「そんな事が続いたある日の夜、家で寝ておったら夢を見てなセコと力くらべをしておった、最初の方は押さえつけられてどうにもならなかったが、負ける分けにはいかない!(自宅でやってたのかな?)と渾身の力を出して!必死に押さえつけて!やったー!勝った!思って喜んでいるところで目が覚めた」
おいら 「へー(∵`)」
おじさん「それからは件の音はしなくなった、家を建てた場所がセコのとおり道だったのだろう(<(`^´)>えっへん!)」
おいら 「....」
って会話したのを思い出しました(^O^)、ただし20年以上も前の話なので若干違うかもしれませんが会話の本筋は合っていますよ。
信じるか信じないかはあなた次第です( *`ω´)
長文失礼しましたm(_ _)m
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。(^-^)
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