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★実はこの戸惑いの蛍光テープ(別に決まっている色・仕様ではない)は、《国土調査事業(地積調査)》の目印(境界)なのです。国土調査事業は、昭和26年から実施されている土地(地権者)の面積と境界を確定させる事業です。それまでの登記簿謄本に書かれている面積や境界線は、明治6年から実施された《地租改正事業》によっているため、面積や境界線はそれまでの尺貫法によるもので、それも非常に大雑把であるために現地と紙面の整合性が無いため、本事業をしているようです。ちなみに全国進捗率は51%で、九州は60%以上だそうです。では何故こんなにも時間が掛かっているのだろう?それは山地でいうと、そもそも先代に教えられていないや地権者が流出(過疎化)している等の要因でしょうか?また、国や県の財政もあり毎年度少しずつ実施している?
★ではこのテープは、なんでこんなにも目立つ色で周囲が伐採されているんだ!それは、境界を決めるのは地権者同士ですが地積を確定させる訳ですから、測量資格のある民間業者
に地方公共団体が依頼するために、視認性の高い色となり光波測距のための空間が必要となるためです。
★一般的な山地の境界は尾根から谷を通っていますので、基本『尾根沿いと谷沿い』は、境界ということになり、テープが目印としてあります。皆さんの楽しい登山中に、戸惑うようなテープを発見されたら。まず地形図やGPS等で現在地とルートと目的地を確認しましょう。
なお、国定公園内や林野庁の森林や地方公共団体の管理地は、国土調査事業から適用除外(地積確定済)されていますので、戸惑いのテープは無いはずです。あるとすれば伐採木を示すテープでしょう。
★読んでいただきありがとうございました。良い山旅を!!★写真と文章の整合性はありません。モカです犬です
kensuiさん、こんにちわ。国土調査事業(地積調査)の蛍光テープなんてあるんですね。有用な情報をありがとうございます。
それにしても、そういうテープや林業者のマーク、登山道のマークなど、その手のマークに関するルールを一度、統一、周知する必要があるかもしれませんね。
言葉が足りませんでした。あくまでも測量用の目印なので、視認性があれば何でもいいです、たとえば布切れなど。各地方公共団体によりバラバラです。私がよく歩く山域では、蛍光ピンクテープ(市販)でしたが。失礼しました。
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