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https://www.yamareco.com/modules/diary/7589-detail-255510
大変興味深い内容です。
多少スパルタな内容で山岳会や山岳部向けな気がしなくもないです。
雪山訓練で雪に埋めるのと同じようなものかしら(自分なら怖くて嫌)。
自分のように思い込みが強くて単独で山に行けば過去にいろいろやらかしています。
わざわざ遭難トレーニング(?)をするまでもありません。
偉そうに言っているけど過去の自分に何らかの手落ちがあったからです。
道迷いは数知れず(順調に歩いていると地図やGPSで確認する事無く違和感のある場所まで歩きます。現在地よりも先の地点の地図を見てチェックポイントを設けていない)。
夜道を歩いて迷うことなく道迷い(変な日本語や)。
途中のビバークを想定はしていたけど、やむを得ない消極的なビバーク(ただの闇テントともいう)。
滑るのを考慮にいれず沢沿いの木の根で滑って胸を強打(今でもうつ伏せで長時間寝ると鈍痛)。
倒木にトレッキングポールを挟んで体重移動時に曲がったポールを軸に一回転して斜面をゴロゴロ(緩斜面でも思うように止まらぬ恐怖。「止まるだろ?」という方は試しにザック背負って土手の斜面ゴロゴロしてみんしゃい)。
雨に濡れながら歩いて避難小屋で指先が凍える(濡れたら歩き続けないとダメでないかなあと思う)。
外秩父七峰縦走(歩)を地下足袋でやって舗装路歩きで序盤に足にマメこさえる(しかも両足。42kmのほぼ半分が舗装路です。運動靴で問題ないです)。
遭難のイメージトレーニングをするまでもないとしたけど遭難情報の収集(登る山は特に)と遭難原因は何かを詳細は不明ながらも自分である程度の結論を導き出した方が良いと思います(同じような状況になった時に最悪の事態に踏み込むのを躊躇するので)。
saitama-nの日記:遭難原因を考える
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-144190
また、数人の登山では気が付きにくい内容が単独では分かります(リスク管理を全て自分でやるので)。
山行で意図したビバーク(闇テント)を組み入れればビバークの練習になります(自分みたいにクマちゃん多発出没地域でやらないよーに。しかもドングリ豊富な秋)。
saitama-nの日記:ビバーク考(やるなら積極的に)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-246087
雪山はラッセルで思うように進めずというのは少なからずあるようなので場所によって単独はやめた方が良いと思います(遭難のイメージトレーニングや訓練したところでラッセルの体力が持たないので)。
自分はヘタレなので雪崩や凍結しそうな場所には行かないけどね!(気をつけても「アッー!」な状況がありそうなので)
自分の手に負えない場所には踏み入らないという選択肢もあります。
山の楽しみ方は人それぞれなので個人のリスク管理可能範囲で楽しめばいいんよ。
自分の限界に挑戦するのもいいけど、超えたら誰かのお世話にならんとだし。
あとね・・・、怖いのが慣れ。
最初のうちは計画を綿密に立てていたものの、慣れで計画が適当になったり出発時刻が遅くなったり最初の頃は足を踏み入れない怪しい小路をズンズン歩いたりと。
登山道を外れてショートカットしだすと重症です(GPS頼りに歩いて痛い目見ました)。
「初心忘るべからず」ですな。
saitama-nの日記:〇〇すれば助かったという話は嫌いだ(他山の石)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-241795
saitama-nの日記:ツェルトでビバークした時に思った事(ツェルトの立ち木利用と自立型軽量テント)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-223250
※遭難者の心理状態は下記が参考になるかと(根拠なく自分が正しいと思い現実を受け入れないのと動けるうちは闇雲に下山しようとするようです)。
saitama-nの日記:このGPSおかしい
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-142159
saitama-nの日記:Woods shock the silent killer(道迷いの心理)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-198708
saitama-nの日記:自分が正しい(大丈夫)と思う過ち
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-187225
saitama-nの日記:救助を待つ家族と遭難者の行動
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-196107
イメージトレーニングは何事においても大切と思っています。
私がいつも知人に勧めるのは、
【今、大地震がきたら何ができる?何をすべき?】
例えば風呂に入っている時、
例えば車を運転している時、
例えば渋滞にはまり、停止位置が橋梁の上である場合、
いつもこんなこと考えていると疲れるでしょうが、日常からのイメージトレーニングが咄嗟の時に役立つこともあるかもしれません。
実際私は26年前の兵庫県南部地震の時、すぐさま身重の家内を自分の体で覆い、揺れが収まれば火の元、扉のチェックに走りました。
普段からイメージしていたことが役立った一例です。
debris_flow様。
山では安易な手でどうにかしようとしますが、過去の遭難事例と示し合わせて思いとどまります。
イメージというか、過去の遭難から学ぶ事は多いと思います。
311の時は埼玉県は突き上げるような縦揺れの後にゆらゆらと長時間横に揺れました。
揺れが収まってから家族に「外へ避難しろ!」と言いに行ったら、「もう外にいるよ。アンタ家の中にいて呑気だね」と言われたとです。
地震で都市ガスが止まるイメージは出来ていたのですけど(地震後に都市ガスを復旧しました)。
山登りは、レジャーにしては死者の多いスポーツです。山より危険なダイビングは死者が少ないです。
ダイビングは、ライセンスがあってレベルに応じたコースしか潜れません。(安全講習や学科試験と実技があります最低2日間コース)
山は、残念なことに海外の一部以外ライセンスはありません。だからやってはいけない失敗だらけ。
自然相手のスポーツは、事実(天候や自分の体調やコース状況)の確認と分析とプランの修正を現場で即決して次の行動を連続しておこないます。
シュミレーションしない≒思考停止です。
野生動物が高山で死なないのは、環境に適応してるからです。例えば、雷鳥。奴は、冬の稜線でも元気です。
だって雪の被ったハイマツ食堂に冬毛のダウン着て寝てますから。そして足は立派なアイゼンとスノーシューをはいています。
人間は違いますよね。北アルプス冬の稜線は
チベット並みに厳しい環境です。
死なないために必要な知識は、全て自然界の
法則とその応用です。
シュミレーションは、事実から想定されるイベントを予想するために大事だと思います。
事実を直視する訓練として。
山は、誰も助けてくれません。
自動復帰もなければ、サービスセンターも
ありません。
こんなところでしょうか??
NUMASAN様。
雪山は体力と技術と経験が求められる状況があるので追い込まれやすいと思います。
登山者に経験という引き出しがないとシミュレーションしてもしきれないところはあると思います。
登る山にもよるだろうけど、山岳会や経験者と訓練したり登るのが良いのでないかしら。
埼玉県は凍結での滑落遭難(死亡)が冬になるとあります。
北斜面だったり谷だったりで凍結しやすいようです。
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