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https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-332690
saitama-nの日記:足元を見やがって!(jRO→ココヘリ正会員のスライド)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-332723
こちらで愚図る日記を書きましたが、ココヘリというよりはjROの変化を憂いてのものです(jROを変化させたココヘリへの怒りは無くもない)。
ここらで少し落ち着いてココヘリについて日記にします。
ココヘリは登山者の携帯するココヘリ発信機の電波をヘリコプターに積んだ受信機で捜索するものです。
COCOHELI ココヘリ | 山岳遭難対策制度
https://www.cocoheli.com/
受信側でココヘリ電波の変化がキャッチできれば位置の特定が可能なのだと思います(受信機の位置情報と発信機の電波の強さから位置の推測?)。
携帯電話のA-GPS(補助GPS)は基地局と通信して携帯電話(スマホ)の位置を推測をします。
ココヘリ発信機は機器のIDを電波でビーコン発信していると思われます。
最終的には目視に頼る気がしなくもないです。
ココヘリの運営会社の立場になると、下記で運営が成り立つと判断したと思われます。
1 実際に携帯の電波の届かない場所での利用形態は少ない(ココヘリの利用方法にまずは警察・消防に電話とある時点で登山者からココヘリに連絡する意味はない)
2 登山者が警察・消防に電話できれば位置情報が同時に送られます
saitama-nの日記:携帯電話の「緊急通報位置通知」
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-166669.html
ココヘリでヘリコプターを飛ばす必要は無いだろうし、仮に警察・消防の出動が難しくても提携民間救助機関(二次救助)による捜索・救助に依頼すれば良い(「都合よく出動してくれるのか?」な疑問はあります)
3 以上の事は全てベストエフォート(最大限の努力)で提供するものであって、何かあってもココヘリに責任の所在は無い(必ず発見・救助ではない)
ココヘリが最大限に生かされるのはどのような時かというと、遺体収容システムとして運用した時です(生存の望みがある時も)。
携帯電話(スマホ)の電波が届かない、携帯電話(スマホ)と通信が出来ない状況ではココヘリに頼るしかありません。
これもベストエフォート(最大限の努力)です。
無いよりはあった方が良いもの。
実際にこのような事があった時は提携民間救助機関(二次救助)が勝手に麓まで下せないので現状確認と搬出は警察・消防任せになるはずです(ココヘリが手を出せない)。
なので、個人的にココヘリは登山者というよりは残されたご家族の為のシステムと考えています(最後の砦として)。
山岳遭難は行方不明だと捜索に多大な費用が発生するし、遭難者の生死が不明のままでは家庭裁判所の判断がないと財産の処分などが出来ません(生命保険も)。
他にこのようなシステムがないので、一家の大黒柱な方(特に単独の方)はココヘリに加入が良いのでしょうね。
登る山域と時期にもよるとは思うけど。
昔の登山者からすると(携帯も何もない時代)、「お前ら準備と覚悟が足りないんだよ」だと思います。
でも、携帯電話(スマホ)もココヘリもヘリコプターによる救助も、あればあったで頼りたいよね。
とはいっても、過去のjRO(日本山岳救助機構合同会社)のお支払い実績は加入者の割合で見ると微々たるものです(大雑把に計算しても会員の0.084%でした)。
遭難は登山者のごくごく一部です(jROや山岳保険に加入する登山者ならなおさら)。
自分が該当しないように慎重に行動するです。
saitama-nの日記:ココヘリって実際どうなんだ?(何となく家族が安心する効能)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-327403
saitama-nの日記:何かあったら誰かが助けてくれる
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-306632
通信圏外の区域が無くなった時点で、ココヘリの存在理由が説明出来なく成りますね。
批判を受けながらも「送りつけ商法」的な事をするのも、何か存続の焦りが見えるような気もします。
もっともスマートフォンのキャリアが、ドコモとauばかりとは限りませんから、全てのココヘリ加入者がその限りでは無いでしょうが。
graveltrek様。
個人で衛星電話な時代が来るとは思っていませんでした。
SPACE X - 空が見えれば、どこでもつながる|au
https://www.au.com/lp/starlink/
上記の利用のイメージ画像を見るとスマホのみで衛星電話として使えると思うけど、アンテナが必要のようですね。
まずはアンテナを設置して、コンパス(方位磁石)アプリでアンテナの方向を決めて、傾斜計アプリでアンテナの角度を確認して・・・、になるのかしら?
Starlink Standard Actuated Kit 通販 | au オンラインショップ | スマホ・携帯電話向けオプション品
https://onlineshop.au.com/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=12578
※ケーブル無しで2.9kgだそうです
バッテリーはどうなっちゃうの!?
saitama-nの日記:既存のスマホで衛星電話が使えても専用アンテナを山に持って行く方は限られますね(auとスペースX社の提携)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-329046
スターリンクのアンテナを設置しての利用は既に始まって居ます。
私が述べたのは「衛星と携帯端末がダイレクトに通信できる」新世代の物の事で(Direct to Cell)と呼ばれる物です。
技術の進歩ってすごいです!
graveltrek様。
そげなものがあっただなんて!
衛星まで電波が届くの!?
理解を超えております。
衛星側の出力が高いとイケちゃうのかしら。
すでにスマホ-衛星直のSMSはできていて、イーロン・マスク氏の自慢ツイートもあったような… ただスマホの微小電波を拾うために、記事の写真のように衛星が巨大化していますし、データ通信まで可能にするにはさらに衛星が巨大化するそうです💦
スマホ-衛星直通信が一般化すれば、圏外がなくなり意識があれば遭難通報がとても容易になりますよね。ただ滑落/病気で意識不明の場合には、これからもココヘリが有用そうです。(その先の衛星データ通信が安価で、いまココが衛星経由になったら…😅)
◯ITmedia:KDDIも参加するSpaceXの「Direct to Cell」対応Starlink、まずは6基打ち上げ
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2401/04/news023.html
としみず様。
今のようにゲーミングPCが出る前は「このゲームって開発時に動かせるスペックのPCなかったよね?」なのが多くありました(発売する頃には技術が追い付く、一般化する理論で開発)。
Starlinkからは求めている物に技術が追い付くから大丈夫的なのを感じます。
イーロン・マスクが手掛けるものはそういうの多いですね。
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