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(本書では、主たる要因はフィリピン海プレートと書かれていて、私の解釈とは異なっている部分はあるが…)
・ 諸説ある日本列島の成因の論議の中で、ほとんどが20Ma開裂一辺倒だったものが、「東北が、東から西に向かって移動」との記述に初めて出会った。
この章では、日経サイエンス誌からの中島林彦さんの「日本海溝移動説」から、東北日本が東から西への移動が、列島の東西圧縮を引き起こしたとが紹介されています。
・ これはぜひ、私が来年予定している「地球論争2026」の日本列島2段階変動説にも、引用させていただきたい内容です。
・ 私個人的にも、これまでの勉強してきた中でも、フォッサマグナ、グリンタフ、等、全ての変動の痕跡が、東北が東から西に向けて移動し西南日本と接合したことを表していて、それまでは日本海と太平洋はつながっていたとしか思えません。
( 中国地方と四国北部は瀬戸内海をはさんで、右よこずれの変動になっています。)
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分水嶺の謎「副題:峠は海から生まれた」
( 新説:河川争奪はなかった!? )
( 地質学者が、100年を超す地形学の常識に挑む、知の冒険第1弾 )
2023年9月 初版
著者:高橋雅紀
発行:技術評論社
左:表紙
中央:p325の解説図
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自分の為の備忘録:
日経サイエンス2017年10月 ---
特集:日本海溝移動説(中島林彦 協力:高橋雅紀)
https://www.nikkei-science.com/201710_026.html
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右は、昨日の休みは、父の命日も近いので滋賀へ草むしりに行った帰り道、妻とドライブで立ち寄った垂井の明神湖です。
(正式名:不破北部防災ダム、洪水調節専用センターコア型アースダム)本文とは関係ありません。
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