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日記

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2025年 05月 01日 09:08『驚異か相棒か』AIと新技術

仮説:弧状列島形成の成因(5)これまでの地質図を見直し

1. 新しい解釈がもたらす視点の転換  本仮説において提案している、太平洋海洋地殻の流動に起因する直線状海山列の変形による弧状列島形成モデルを前提に、従来の地質図をあらためて見直してみると、従来のプレートテクトニクス的解釈とは異なる新たな地質構造の景観が浮かび上がってくる。  特に、ロシ
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2025年 04月 30日 09:00『驚異か相棒か』AIと新技術

仮説:弧状列島形成の成因(4)直線海山列から弧状列島へ

1. 直線海山列から弧状列島形成へ 太平洋北部に形成された4本の直線的な海山列は、約6,500万年前(65 Ma)から開始された、北米東沿岸のホットスポット(あるいは海嶺活動)による太平洋海洋地殻上層の西向き流動の影響を受けて、順次右回転(時計回り)の変形を受け、現在見られる弧状列島の形態へと
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2025年 04月 29日 07:48『驚異か相棒か』AIと新技術

仮説: 弧状列島形成の成因(3)直線海山列の形成

仮説: 弧状列島形成の成因(3)直線海山列の形成 1. 直線海山列の形成  太平洋海洋地殻の最下層(不動層)上に形成された4つの古海山を起点として、太平洋南東部の弱線(拡大軸)に沿ったマグマ生成活動が開始され、直線的な海嶺の成長が始まったと考えられる。この過程で、中間層において北西方向へ
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2025年 04月 28日 11:45『驚異か相棒か』AIと新技術

仮説:弧状列島形成の成因(2)変動の始まり

1. 変動の始まり  弧状列島の形成過程を理解するためには、まず現在の弧状列島が直線的な配置をしていた時代を想像する必要があります。この過程をさかのぼると、太平洋海洋地殻が流動していなかった時代における海洋地殻の状態を解明することが求められます。言い換えれば、太平洋の海底地殻が流動を開始する以
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2025年 04月 26日 23:21『驚異か相棒か』AIと新技術

仮説:太平洋北西縁における弧状列島形成の成因(1)

1. はじめに  前回の「現在の課題」、アリューシャン列島および千島列島に見られる弧状地形の成因について検討。 これらの形成過程を、樺太から北海道中央部、さらには東北日本に至る海洋地殻の変動史と関連付けて考察する。 2. 参考資料 (図1)ハワイ海山列を中心にみた太平洋海底地形
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2025年 04月 25日 07:54『驚異か相棒か』AIと新技術

< これまでの概要と課題 > きっかけは3冊の本…

現在の取り組みと課題:  ・ 現在、日本列島島弧の地史に関する整理と並行して、太平洋海洋地殻における構造的・動態的変動について、未解明の疑問点に取り組んでいます。 とりわけ、太平洋北西縁に沿って分布するアリューシャン列島、千島列島、東北日本弧が、連続した島弧構造を形成しているのかどうかと
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2025年 04月 23日 07:37『驚異か相棒か』AIと新技術

これまでの「地質学や地球科学の歴史」について…

・ 天文学分野において顕著な貢献を果たしたコペルニクスやガリレオに比べ、地質学および地球科学、地形学、などの分野は、一般的に地味な印象を持たれやすく、過去の研究者の中でもヴェーゲナーを除き、その名が広く知られることは少ない。 ----------------------------------
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