![]() |
![]() |
![]() |
だいたいからして、灯台のあるところは岬の突端なわけで、軽い遊歩道などが整備されてたりして、海と断崖が織りなす絶景ポイントだったりするので。山登りをする以前から訪れる機会は多々あったりしました。パラパラとページをめくると、行ったことのある灯台が記憶とともに呼び起こされまして。当時は、ただ登っただけだけども、説明板にかかれていたようなことは、本書に書かれているので、思い出を補完するにも役立ってます。日本の灯台50選なんてのもあるんですね。勉強になるわい。
灯台の歴史と説明とそこまでの行き方、分布図など、およそ掲載の灯台を訪ね歩くには十分かなと思える情報は一通り載ってます。175ページなんで厚みがあります。インターネットで調べただけで書けるような薄っぺらい内容ではありません。灯台写真家である著者が足で訪れた風景に溶け込んだ美しい灯台の写真が満載です。前半、3分の2はフルカラーで残りはモノクロ。1944円という高額本なんだから、全てフルカラーにしてくれるとよかったんですけどね。しかしながら、この本は…いいものだーーー!!