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鹿沢温泉の起源は、はっきりせず、開湯が650年頃とも鎌倉時代とも。由来は鹿が湯で傷を癒していたからという普遍的なネーミングセンス。湯は、何色ってんですかね。緑がかった灰色の濁り湯。加水、加温なしの源泉かけ流し。男女別の内湯のみ。洗い場あり。浴室の壁面には、モダンなのかよく分からないが、小鬼が炎の魔法を使ってるような妙なレリーフ。床面や浴槽の縁には、析出物がびっしり。
鹿沢温泉は、かつては湯治場として温泉街を形成し栄えていたが、大正時代の火災で壊滅し、現在の場所よりも北方の地に引湯管を整備して新鹿沢温泉として移転。元々の鹿沢温泉の地には紅葉館だけが残りましたので一軒宿です。
鹿沢温泉は、過去に何度も行こうと試みているのですが、その都度、営業しておらず、まるで行けてませんでした。山間の一軒宿ではありますが、日中はけっこうな交通量の県道沿いなので、周辺はそこまで閑静ではなかったりしますが、確実に記憶に残る温泉です。特徴的な浴室の写真は、公式サイトを参照してください。
▼鹿沢温泉 元湯 紅葉館
¥500 10.00-17.30(受付16.30まで)
群馬県吾妻郡嬬恋村田代681 0279-98-0421
https://kazawa.jpn.org/
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