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なんのことやら。ホームページを見る限りは、一般的な温泉旅館なのかなという印象しか受けないし、それらワードが一切出てこない。が、実際に行ってみると、そそられる不思議ワードが、館内のそこかしこにある。
建物は、まあ、少しばかり年季が入ってる感じ。だが。それはいつものこと。むしろ、そういうところばかり選んでいる。まず目に飛び込んでくるのは、玄関脇に置かれたセラミックの原石だ。脇のボードに説明が書いてある。よく分からないが凄いモノらしい。そして、無数のスリッパ。近隣の方がマイ・スリッパを置いているのだろうか。地元に愛されている証拠だ。
誰もいなければ、フロントにある料金箱にゲンナマを入れて、勝手に入って良いらしい。艶めかしいほどの昭和の匂いのする館内を奥へと進み、大浴場へ。内湯の3つの湯舟と露天風呂。1つは、源泉そのまま。泉質は、ナトリウム・マグネシウム−炭酸水素塩・塩化物泉。僅かに茶褐色に濁り、匂い無く、塩気は感じられなかった。
あと、低温サウナ。この低温サウナが、バスラ―システムというものらしい。内湯の湯舟の中には、ナニかが沈んでいる。宿自慢のアースエミー鉱石を入れたモノらしい。これを湯舟に入れると、血液循環、ホルモン分泌、免疫力、代謝が活性化するとか。言葉の意味はよく分からないが、とにかく効きそうだ。露天風呂は、脇の道路から簡単に入ってこれてしまうほどの解放感。
最大の謎は。古代生命体ソマチッド。フィトンチッドの仲間だろうか。ソマチッドは、人間の体に元々住んでいて、ネガティブな感情を嫌い、前向きな気持ちを活性化させてくれる生命体のこと、、、らしい。この時点で、もう私の理解を越えている。このソマチッドやらが、アースエミー鉱石から放散され、温泉に浸かると、前向きな気持ちになれるそうです。確かに気持ち良かったけど、それほどのモノなのだろうか。
湯上りに髭を剃り、洗面台にあった万能セラミックとやらを剃ったトコに塗ってみる。セラミックの粉を肌に塗りこんでしまって大丈夫なんだろうか。さらっとして気持ち良かったけど。
古代生命体ソマチッド。図らずも新たな知見を得ることができた。この日記を書く以外に、その言葉を使う処があるかどうか、分からないが。しかし。インパクトがあり、確実に記憶に残る温泉であることは、確か。女将さんの人柄も良い。
訪問日 2023.7.28
▼海ノ口温泉 湯元ホテル和泉館
¥500 10.00-19.00 要事前確認
長野県南佐久郡南牧村海ノ口933 0267-96-2106
https://izumikan.com/
どうもありがとうございました
確かに営業しておりました。
私は事前に電話していたのですが、建物を見て、不安になりました。
館内には不思議アイテムが溢れていますが、湯はホンモノで素晴らしいです。
源泉浴槽以外は、循環と思われますが、入って気持ちの良いことは確かです。
料金もお手頃で、比較的遅くまで営業している、この辺りでは貴重な温泉と思います。
灯明の湯も無くなったから、本当に貴重だと思います😄
灯明の湯は行ったことがありませんでしたが、写真で見る感じは、素晴らしい施設だったようで。
閉業前に是非とも行ってみたかったです。
この辺りは、アクセスが悪くて、なかなか近づけないのが難点です。
中部横断自動車道が完成すれば、幾分はアクセスしやすくなるかもしれませんが。
はい、実は灯明の湯は何回か行きました
食堂も美味しかったのですが、露天風呂が狭く、外からの視線を遮る為に高い壁があって、景色を楽しむことが出来ませんでした
アクセス大変だからか段々寂れていって、宿泊施設まで増設したのに、食堂も閉鎖されて気が付いたら閉業していました
その頃は周りに綺麗で灯明の湯より料金安い温泉が出来てきたのも一因かもしれません
なかなかやっぱりキレイな施設が近くにできてしまうと、昔ながらのところは、厳しくなってしまいますかね。
以前は、和泉館の他にもいくつか日帰りで入れる温泉があったような気がしていたのですけども、気づくと近隣では和泉館だけみたいですね。
近年、コロナの影響からか閉業される宿が多いですが、和泉館には、末永く続いてほしいと思うばかりです。
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