闘病日記5ーウィンブルドン7月14日

土日はまだ安静状態に近く、トイレと室内だけ歩くのが許される。ほとんどベッドの上で過ごす。昼間はボンヤリ過ごし、夕方は大相撲、夜はウィンブルドンを見る。最近のは若手の力士の名前を少し覚えた。
土曜日は女子シングルス決勝、今回は復活したセレナ・ウイリアムズがあっさり勝つかと思ったが、今回はハレプがセレナを圧倒、ストレートで初優勝。半分寝ており画面はほとんど見ていないので良くわからないが、報道ではハレプはセレナの厳しいショットを驚異的なフットワークで拾いまくりセレナのミスを誘ったらしい。数字を見るとセレナのアンフォーストエラーが特に多いと言う程の数ではないがハレプのそれはなんと2セットで3本、セレナの焦りを呼んだようだ。産後の驚異的な復活とはいえ、既に三十台後半、体力維持は大変だ。

翌日の男子はフェデラーが惜しかった。対戦成績でやや歩の悪いフェデラーだが第4セットを取り返し、最終セットに持ち込む。今日のフェデラーはサービスの調子がいまいちで結局それが命取りになった。第5セット一時は第九ゲームでジョコビッチのサービスを破り、第十ゲームをキープすれば勝ちで、実際40-15でマッチポイントを握った時は遂にやったと思われたがジョコの底力が凄く3度のマッチポイントを凌ぎ、双方の凌ぎ合いでとうとう
第24ゲームまで進んでタイブレーク、ここからは冒頭触れたサービスの好不調の差がそのまま表れ、ジョコビッチの勝利、年齢から行ってフェデラーにとっては最後のチャンスに近かったので勝って欲しかったが残念だった。今後はジョコビッチがフェデラーの記録を抜くことができるかなどが焦点になるか?