恒例の東京都の発掘調査発表会が国立市役所近くの市民芸術小ホールで開催されるので出掛けてみた。午後は江戸遺跡に関する講演とシンポジウムで、午前中が通常の遺跡発掘調査発表会だ。登戸駅のみどりの窓口に予定変更でいらなくなった高崎方面への乗車券を払い戻そうとしたが、まだ開いてなかった。南武線谷保駅南口緑地にあるシェアサイクルを借り、近くの体育館にあるポートまで走る。ポートにチャリを返却し、会場に向かう。まず午前中、町田市の国指定史跡、高ヶ坂石器時代遺跡の調査。この遺跡は大正時代末に調査れさ、大正14年には国指定史跡となった。敷石遺構が、最初に発見された遺跡として、著名らしい。確か大分以前に町田市の遺跡歩きをした時に立ち寄った記憶がおぼろげにある。多摩丘陵の遺跡(膨大な縄文時代遺跡中心)がほとんと消滅する中、町田市の遺跡は、いくつか史跡指定され、残されているのが救い。資料の一部は考古資料館で見ることができる。
今回は史跡の高ヶ坂石器時代遺跡は、一部私有地だったこともあり、長い間整備されてこなかった。市による土地の買い上げなどが進み、史跡整備の条件が整い、整備のための調査が行われたようだ。遺跡は牢場遺跡、稲荷山遺跡、八幡平遺跡の三つにわかれており、牢場遺跡に発見された敷石住居遺構が保存展示されて覆屋が造られていた。
HOME >
hirokok510 さんのHP >
日記
2月9日(日)東京都発掘調査研究発表会(設立50周年)
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：64人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する