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日記
杉戸町では縄文前期の貝塚などの遺跡だけでなく、古墳時代や古代の遺跡も出ている。今回の展示では目沼古墳群の埴輪群や近年発掘された椿遺跡の土師器や須恵器が目を引く。目沼古墳群は、この地域を代表する古墳群で、円筒埴輪以外にも武人埴輪や馬形埴輪などが出ている。椿遺跡は椿地区整備事業の際に新たに発見された遺跡で古墳時代から古代にかけての住居跡や土器類が多数発見された。この地域の古墳・古代集落の動向を知るうえで重要な発見だったようだ。パネル解説を見ると、ブルドーザーで破壊される一歩手前で遺跡を発見し、辛うじて部分的に調査をしたが、部分的な調査にとどまり、全容解明には至らなかったようだ。それでも中川低地におけるこの時期の人々の暮らしの一端が解明され、多数の土器を見ることができるのは喜ばしい。今後さらに集落の解明がなされることに期待したい。
7月2日（水）杉戸町エコスポいずみ「モノ言うもの」展��
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