由緒ある田舎の夏祭り

私のふるさとは由緒正しい田舎（笑）。銅鐸が39個出土した加茂岩倉遺跡は町内である。また、卑弥呼が魏からもらったとされる景初３年の文字がかかれた銅鏡も町内の神原神社古墳から出土している。銅剣358本が出土した神庭荒神谷遺跡も直線距離にしたら数キロ。今と異なり、昔は栄えた（？）土地である。

こんな田舎の今日は「二十三夜祭り」といって、1761年から続いている焼火（たくひ）神社の夏祭り。
数千人の小さな町であるが、花火も千二百発打ち上げられたし、屋台も数十台でる本格的なまつりである。
この地方のまつりといえば、神楽も見逃せない。今日は、出雲神楽の「清め」が貴船神社社中により奉納されていた。
普段の日中は人がいるのかと思われる通りに町内の全員が集まったかのようなにぎわいで、路上ライブもにぎやかに始まっている。

こんなときは、たまに帰省する田舎もいいもんだなと思う。