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日記
カテゴリー「ブックレビュー」の日記リスト 全体に公開
2018年 08月 09日 15:31ブックレビューレビュー(書籍)
『失踪者』
ブックレビューはおろか日記の更新自体が久しぶりです・・・。
『失踪者』 - 下村敦史著
2016年、ペルー。山岳カメラマンの真山道弘は10年前にクレバスに置き去りにしてしまった親友・樋口を迎えに行くため、シウラ・グランデ峰を登っていた。10年ぶりに再会を果たしたものの、遺体
2017年 10月 03日 01:13ブックレビューレビュー(書籍)
『神(カムイ)の涙』
「ゆるし」の物語です。
雄大な北海道の自然とアイヌに伝わる崇高な精神をテーマにした素晴らしい一冊でした。山岳メインの小説ではありませんが、自分的には心温まる読後感がとてもよかったので、ブックレビューとして残すことにしました。
馳星周というと『不夜城』『アンタッチャブル』など暴力的なイメ
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2017年 10月 03日 01:13ブックレビューレビュー(書籍)
『ソロ -SOLO-』
若干減ってはしまったものの、相変わらずのペースで本は読んでいましたが、山岳系の小説はしばらく離れていたので、気付けばブックレビューも1年振りです。9月に入って偶然書店で見かけた笹本稜平氏の新書。見かけたのがちょうど発売されて間もない頃でしたので、即買いしてしまいました。読了してから1か月近く経って
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2016年 06月 09日 00:28ブックレビューレビュー(書籍)
『大岩壁』
まだ読み途中の小説もあったのに・・・
読まなきゃいけない試験対策本もあるのに・・・
出版間もないササモト本、見つけてしまったが最後、即購入して読んでしまいました。
『大岩壁』笹本稜平著。
主人公の立原は5年前にヒマラヤのナンガ・パルバットに挑戦し、登頂目前で敗退。その際に大
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2015年 12月 18日 01:38ブックレビューレビュー(書籍)
『生還者』
「パパ―、今日ね、幼稚園でね、かけっこしたの。きりん組の中でも一番速く走れたし、車よりも速く走れるんだよ」
先日、おチビがそんなことを言ってました。実際、おチビより足が速い園児は何人かいるし、当然車より速く走れるなんてことはないんですが・・・。
『生還者』下村敦史著。
とある山岳災難か
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2015年 07月 08日 23:22ブックレビューレビュー(書籍)
『ポレポレやまのぼり』
2015年 04月 13日 17:38ブックレビューレビュー(書籍)
『神坐す山の物語』
「昔むかしの、お話だよ」
物覚えの付き始めた頃の朧げな記憶の中では、父の寝物語はいつもこの台詞から始まりました。お伽噺や史実の話など、ジャンルを問わず色々な話を聞きましたが、恥ずかしながらいずれもはっきりと覚えている話はなく、断片的に覚えていたり結末が欠けていたり。自分では夜話なんてそんなものか
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2015年 02月 17日 00:28ブックレビューレビュー(書籍)
『灰色の北壁』
(今回は短編集なので、敢えて内容にはほとんど触れません。感想だけ。)
真保裕一著。本作は短編『黒部の羆』『灰色の北壁』『雪の慰霊碑』のそれぞれ独立した三作が収録されています。映画化された『ホワイトアウト』や『アマルフィ』は有名ですが、原作を読んだことは無く、氏の作品を読むのは初めてです。
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2015年 01月 15日 01:48ブックレビューレビュー(書籍)
『センス・オブ・ワンダー』
とある育児雑誌を読んでいて、長年のベストセラーとして紹介されていたのが本書。レイチェル・カーソン著。実は本書を初めて読んだのは刊行間もなくの頃で、学生の時に読んだので20年近く前。が、まったく記憶に残っていませんでした。
当時、自然に対しての想いが無かったわけでもなかったけど、何より「親目
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2014年 12月 04日 13:34ブックレビューレビュー(書籍)
『分水嶺』
特定の作家さんの本を連続して読むのは10年以上前にハマった東野圭吾氏以来です。今回もまた笹本稜平氏の作品、今年10月にリリースされたばかりです。
あらすじは亡き父の跡を継いだ山岳カメラマン(風間)が、絶滅したとされるエゾオオカミとの再会に生涯をささげる男(田沢)と出会い、過去の事件を紐解き
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2014年 11月 09日 00:10ブックレビューレビュー(書籍)
『還るべき場所』
久々の休日。贅沢にも今日は終日読書。
『春を背負って』を読んで以来、作者の笹本稜平氏の別の作品を早く読みたいと思っていたけれど、またビジネス書に心移りしたり、結局『春を背負って』を何回か読み返したりで、なかなかに機会を逸してました。
ようやく手に取ったのが、この『還るべき場所』。一昨
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2014年 07月 18日 12:46ブックレビューレビュー(書籍)
『春を背負って』
ふとしたことから奥秩父に足を運び、偶然masatさんに出会ってその後のレコでこの物語の舞台のことを知り得なかったら、完全にスルーしていたであろう作品です。(ブックレビューなので、原作本についてです。)
とにかく、主人公への感情移入がすさまじかった。年齢も近いし、小さなころから父に連れられて何度
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