自分は、紙地図はヤマレコの「地図プリで印刷」機能を使って、印刷モードで印刷して使っている。ここで、磁北線を設定できるのだが、磁北線を指定できないアプリとか論外だと思っている。
読図は、基本的には、現在地を把握して、そこでコンパスを使って整置する。そして、地形と地形図のイメージが合えば、それが、ほとんど全てと言っていいと考えている。
ところが、この整置が理解できない人がいる。何度やっても、理解できない。
なぜだろう?と思うのだが、では、「この地図で、尖っているところはどこですか?」「尾根はどこですか?」「谷はどこですか?」と聞くと、適当なところを指さす(゚Д゚;)
どうやら、国土地理院地図が、「立体的に見えない」らしい。これは、視覚の能力に関してのことだから、分からない人には分からないとしか言いようがない。
読図で大事なのは、見て分かる地図を見るということだと思う。
「分からないものを見ても、分かるようにはならない。」
写真1は、ヤマレコPCから印刷した写真だが、これで、尾根や谷が分からないなら、写真2のヤマレコPCの画面なら分かるだろう。
立体感が分からないのであれば、陰影をほどこした地図を見るべきだろう。分からないものを見ても、意味はないのだから。
そういった意味では、少なくともジオグラフィカはインストールしておくといいと思う。(写真3)無料でも、位置の確認は可能。一度、課金すれば、アカウントが同じであれば、機種変更でも使える。
また、林道などで、カーナビが捕捉できない時、カーナビの代わりに使うこともできて、便利だと思う。