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2022年04月06日 09:41クライミング全体に公開

パワハラクライミング

写真:マジ切れしている、にゃー隊長
「気合のないヤツは、破門だにゃー(# ゚Д゚)」←にゃー隊長、それはパワハラでは(゚Д゚;)

●落ちることの危険性
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-265374

●クライミングゲレンデのまちがった使い方
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-219327

日本の体育会系や登山の世界では、パワハラがまかり通っていると思う。

自分は、運動神経、走力、筋力は、下位5%の人間だから、そもそも体育会系なんて無理。

がんばっても、成果は出ないから、最初からあきらめるタイプ。まあ、それでも、5.12aが登れたり、沢登りや雪山の単独行ができるのは、合理的で客観的な判断力があっただけだと思う。

なぜ、パワハラがまかり通ってしまうのかというと、それは、それを指摘しないからだと思う。はっきりと否定しないからだと思う。

実績があるからと言って、威張り散らすような方とも、自分は遭遇した。

自分は、大した実績もないが、合理的で客観的な判断力には、自信があるので、そういった方には、はっきりと自分の意志は伝えた。

残念ながら、クライミングでもパワハラ案件を良く見かける。

長時間ぶら下げて、登るまで降ろさない、登れないルートをわざと登らせて、罵声を浴びせるなど、パワハラ以外の何者でもない。

その人に合ったレベルのゲレンデを選ぶべき。それができなければ、そもそもそういう人を誘うこと自体が間違っている。
(逆に、参加する人が間違っているとも言える。)

アスリートのトレーニングを見ると分かるが、落ちる練習するヤツなんていない。確かに高難度で落ちるトライもするが、基本は落ちないクライミングを何度もして、筋力や登る感覚を身に着けるのが正しい努力である。

「登るトレーニングをしないと、登る力はつかない。」こんな基本的な知識のない人間が指導などすべきでない。

また、腕力や保持力が持つかどうかは、本人の自己判断の範疇であるべき。

実際の登山を想定すれば、当然そうなる。まして、自己責任の原則からして、強制的にがんばらせるのは、パワハラ以外の何者でもない。


谷川岳の遭難数は世界一であるが、難易度が高いわけではない。なぜ、遭難数が多いのかは、実力がないのに、無理やり登らせたからである。

日本登山界におけるパワハラは、黒歴史以外の何物でもないということは、誰もが認識すべきだと思う。
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