「気合のないヤツは、破門だにゃー(# ゚Д゚)」←にゃー隊長、それはパワハラでは(゚Д゚;)
●落ちることの危険性
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-265374
●クライミングゲレンデのまちがった使い方
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-219327
日本の体育会系や登山の世界では、パワハラがまかり通っていると思う。
自分は、運動神経、走力、筋力は、下位5%の人間だから、そもそも体育会系なんて無理。
がんばっても、成果は出ないから、最初からあきらめるタイプ。まあ、それでも、5.12aが登れたり、沢登りや雪山の単独行ができるのは、合理的で客観的な判断力があっただけだと思う。
なぜ、パワハラがまかり通ってしまうのかというと、それは、それを指摘しないからだと思う。はっきりと否定しないからだと思う。
実績があるからと言って、威張り散らすような方とも、自分は遭遇した。
自分は、大した実績もないが、合理的で客観的な判断力には、自信があるので、そういった方には、はっきりと自分の意志は伝えた。
残念ながら、クライミングでもパワハラ案件を良く見かける。
長時間ぶら下げて、登るまで降ろさない、登れないルートをわざと登らせて、罵声を浴びせるなど、パワハラ以外の何者でもない。
その人に合ったレベルのゲレンデを選ぶべき。それができなければ、そもそもそういう人を誘うこと自体が間違っている。
(逆に、参加する人が間違っているとも言える。)
アスリートのトレーニングを見ると分かるが、落ちる練習するヤツなんていない。確かに高難度で落ちるトライもするが、基本は落ちないクライミングを何度もして、筋力や登る感覚を身に着けるのが正しい努力である。
「登るトレーニングをしないと、登る力はつかない。」こんな基本的な知識のない人間が指導などすべきでない。
また、腕力や保持力が持つかどうかは、本人の自己判断の範疇であるべき。
実際の登山を想定すれば、当然そうなる。まして、自己責任の原則からして、強制的にがんばらせるのは、パワハラ以外の何者でもない。
谷川岳の遭難数は世界一であるが、難易度が高いわけではない。なぜ、遭難数が多いのかは、実力がないのに、無理やり登らせたからである。
日本登山界におけるパワハラは、黒歴史以外の何物でもないということは、誰もが認識すべきだと思う。