【参考】2012年03月11日(日) 栃木岳連雪山講習会
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4814025.html
アイゼン、ピッケルの使い方を教わりに行ったはずだったが、一番ためになったのは、「骨盤を立てて、前を見る」ことだった。
【参考】スラブのトラバース
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-241605
【参考】バレエ片足に軸をのせるコツ - 距骨と丹田と背骨
https://www.youtube.com/watch?v=PRKIikpXUTQ
バレエでは、シビアなバランスが必要だが、命がけの登山でも、距骨や丹田、軸といったものに、シビアになるべきだと思う。まずは、丹田、距骨、軸というものに意識するのは、基本だろう。
昨年9月に、念願の米子沢を遡行したが、滑りまくって、前かがみになっている方を見かけたので、逆に頭を起こすよう指摘させていただいた。その後、その方は滑ることがなくなったようだ。
沢登りでは、スラブを登る時、上体を距骨に乗せるのが基本だが、実は、登山全てに当てはまる。(「踵に乗る」のは、まちがい。「距骨」が正しい。)
登りで足が滑るなら、上体が前に出ていないか、確認する必要がある。むしろ、後ろに立ち上がるぐらいが、ハムストリングや臀筋が使えて、効率的でもある。
これは、雪山でも顕著に現れれる。特にスノーシューで、ヒールリフターを上げた場合、しっかり距骨乗りするのが、グリップが得られる。
「まっすぐ立つ」こんな基本ができていないベテランの方がいらっしゃる。
どんなに、実績があろうが、リーダーだろうが、見た目ですぐ分かる。上体が立ってないから。
よく、実績とか肩書を簡単に信じてしまう方がいらっしゃるが、その方のレベルは、ちゃんと自分の目で確かめるべき。
上体が立っていない方には、指摘すべき。その対応の仕方で、その方のレベルが分かってしまう。
実績なんか、関係ない。正しい技術がなければ、自然に対応できないことは明白である。