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2024年12月11日 14:46山道具全体に公開

クラッククライミングシューズ

【参考】クラッククライミング日記
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-251106

【参考】初心者向けクライミングシューズ
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-201322

 つま先が細くて楽に履けるという意味では、初心者用クライミングシューズでも、マルチ、クラックに向いてるシューズはある。
但し、ソールがいい加減な靴を履くと、えらい目に合うので注意。

【参考】マルチピッチ向けクライミングシューズ【オススメ3選徹底比較!】
https://iwatosawa.com/maruchipittikutu/

※スメアの悪い靴は買わない。スラブが登れない靴は、アルパインをやる前提であれば、論外。

※湿って滑るのが怖いなら、ソールは、C4,RHラバーで、柔らかめの靴を履くのがセオリー。

※クラックで求められるソールの特性は、グリップ。エッジング性能は、必要ない。ゆえに、グリップ2、C4、RHなどを使うのが、いい。

※足ジャムが楽なように、かなり大きめな靴を履く。そもそも、アルパイン指向の人が痛い靴を買うなど論外。


1.TCプロ スポルティバ
 クラックと言えば、まずは、TCプロだろう。自分も旧モデルを使用しているが、花崗岩のクラックでは、非常に楽なので重宝する。

 ただ、旧モデルは、耐久性が低いのが問題だった。ニューモデルでは、耐久性は良くなったが、シューズの性能自体があまり評判がよろしくないようだ。

 あと、ソールがエッジで、かなり硬い靴だから、花崗岩やクラック限定で使うのはいいが、安山岩の城ヶ崎とか、普通に滑るよね(;・∀・)
使う状況は相当、選ぶ靴だとは思う。

 なお、ミウラーでも、ジャミングできるし、そもそもフェースの性能は、こちらの方が高い。TCプロのメリットは、くるぶしを守っているだけなので、ミウラーで十分という話は聞く。

2.アスペクトプロ ブラックダイヤモンド
 ニューTCプロがイマイチなので、最近、アスペクトプロを使う人が増えているとのこと。
iron氏によれば、「半年使ったTCプロ」ぐらいの感じらしい。

 グリップとエッジングをバランスさせたブラックレーベル・フューズラバーを使用しているとのことで、花崗岩以外にも使えそう。
トラッドに限らずスポーツルートのスラブやフェイスにもいいとのことで、花崗岩のクラックにこだわらなければ、こちらの方が明らかにいいと思う。

 また、アスペクトを買って、くるぶしの保護は、アマゾンで適当に買うのもあり。(但し、アスペクトのソールは、エッジングソール。)

3.エンゲージレース アンパラレル
 少し柔らかめで快適な履き心地のマルチ用シューズ。

 あるショップの情報では、小川山や瑞牆といった花崗岩の岩場で、特にスラブでは細かいスタンスに立ち込む事が出来るらしい。
マルチピッチだけでなく、スラブ、フェース、クラックとなんでもこなせる万能シューズとのこと。

 値段も安いので、選択の一つとしていいかもしれない。


 以下は、個人的なジャム靴。

4.フェローチェ スカルパ
 初期のころ買ったクライミングシューズだが、フラットながら、つま先に工夫があり、靴の中で自然にダウントゥになるようになっている。
フラットながら、足が切れないという、理想の構造だと思う。廃盤になってしまったのが、残念。ソールは、やや硬め。つま先が細いので、足ジャムに有効。

 TCプロは、さすがに滑るので、城ヶ崎、太刀岡山左岩稜などで使っているが、使い勝手は良好。

5.ボルテージ レッドチリ
 デザインと足の形が合うので買ってみた靴。花崗岩には、いいと思う。

 つま先が細く、ラバーで覆われている面積が広いので、足ジャムも快適。
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