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2014年は、登山用GPS、カーナビの投入により、より山行が便利になった。ログを取るようになってから、見る専門のヤマレコから、自分もみなさんの参考になるように、山行記録をアップするようになった。
2014年は、三百名山、岩、沢、雪と、みな充実した活動ができた。
また、沢友や岩友に恵まれたし、団体行動も充実していた。
だが、今年の山行ベスト10を選ぶとなると、やはりいかに個性的で雄大な自然の景色が見られたかどうかが、基準になる。
岩や沢がいかに技術的には面白いものだったとしても、選ぶ対象にならないのが残念だ。
もっと、簡単に言えば、自然を中心に評価したから、こうなった。自分ががんばった、難しい岩や沢を登った、仲間と楽しい山行をしたとか、それはそれで思い入れがあるが、自然を評価する基準にはならない。
(当たり前すぎて、自分でもびっくりしている(笑))
●ベスト10のうち、9つまで、単独行。
●今年の最高峰は、幌尻岳2052m。
★第10位
【二百名山】雲仙普賢岳〜国見岳〜妙見岳 ヒカゲツツジの大群落
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-444797.html
噴火から20年の歳月を経て、緑が戻ってきた。昨年辺りから開放されたコースを朝一で歩くと、たった一人で絶景を満喫できた。
ヒカゲツツジでクリーム色に染まる景色は、すばらしかった。
★第9位
金ケ崎駒ヶ岳〜経塚山(岩手県)_残雪限定は、男のロマン(笑)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-429799.html
今年は、年初から岩稜スノーシューイングを楽しめ、春先は念願の大佐飛山にも登ることができた。
それはそれで、結構な景色を見ることはできたのだが、この山行では、やはり雪国の景色は別格であることを思い知らされた次第である。
山の品格、個性、展望の良さ、全てにおいて、全国的には無名の金ケ崎駒ヶ岳、経塚山の方が勝るのは、さすがである。
★第8位
【ニ百名山】薬師岳〜和賀岳 満開のニッコウキスゲ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-482164.html
甘露水登山口から往復したが、薬師岳から望む和賀岳は雄大な景色であった。
ただ、ひたすらなだらかな展望の尾根歩きを経て、山頂には満開のニッコウキスゲの景色が待っていた。
★第7位
【北海道百名山】霧の摩周岳(カムイヌプリ)〜西別岳、硫黄山(アトサヌプリ)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-522049.html
何度も言うのだが、標高1000m以下で百名山に該当するのは、基本的に筑波山と開聞岳しかない。
このニ座は、「そこに立っているだけで、百名山」というだけの存在感があり、他の「おらが山」には、百名山に匹敵するような山は基本的にない。
ところが、摩周湖に浮かぶ摩周岳(カムイヌプリ)は、このニ座以上に品格と個性を感じる山だと思うのだ。
今回、その姿を存分に堪能できて、楽しかった。
★第6位
【ぐんま百名山】白毛門沢〜白毛門 (ヤマレコ限定)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-512690.html
沢登りがたった一つというのが、残念だが、他にも、黒槐沢、宮川四ノ沢、ヒライデ沢、センノ沢、安達太良など、本当に楽しめる沢登りができた。
関東では、白毛門沢がやはり圧巻であると実感した次第である。
また、今年は残念ながら、私のリーダー企画で2件も事故が発生してしまった。沢の怖さを体験した次第である。今後の活動に活かしていきたい。
★第5位
【百名山+ニ百名山】大朝日岳〜以東岳 満開のヒメサユリ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-479452.html
割と行きやすい距離にありながら、「小屋泊まり2泊で、晴れ」という条件を満たすことがなく、なかなか行けてなかった。
まあ、予想に反して、天気は下方修正だったが、満開のヒメサユリと誰もいない以東岳の縦走を楽しんだ。
★第4位
【ニ百名山】小又山〜神室山 根ノ先より周回
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-530294.html
紅葉のいい時期に、雁戸山、白山、神室山を登ったが、どれも展望が素晴らしい山であった。なんと言っても、小又山〜神室山の周回コースが素晴らしかった。
日帰り周回ができて、素晴らしいこのコースを歩く人が少ないのは、東北のいいところだと思う。
★第3位
【三百名山】野伏ヶ岳〜薙刀山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-421415.html
標高2000mにも満たないのに、これだけの絶景が望めるのは、素晴らしい。周回コースも辿れるし、そんなに寒くないのも嬉しい。
夏季は展望、登山道なしで、まったく見どころがない山でも、残雪期限定で素晴らしい展望が望める痛快さは、雪山ならではの楽しみだ。
★第2位
【百名山】幌尻岳〜戸蔦別岳(幌尻山荘周回)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-521229.html
念願の幌尻岳に登ることができたが、意味のない林道歩きと沢の渡渉があるのが、残念だ。
なんと言っても、七ッ沼と戸蔦別岳から見る幌尻岳は、圧巻であった。
★第1位
【ニ百名山】ユニ石狩岳〜音更山〜石狩岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-525587.html
ヤブで有名なユニ石狩岳の登山道だが、なんと1,2週間前に刈払いが完了したばかりであった。
笹の緑のじゅうたんを快適に登ることができた。
真っ白な大雪山も見れて、紅葉の中を歩くことができた。
雄大な自然を一人で満喫できて、素晴らしい山行となった。
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