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てんくら登山指数はC、雨は昼過ぎからになりそうです。三人で美瑛富士登山口を出発。上空の風の音が強く、一人は天然庭園で、もう一人も避難小屋で「この風ではとても無理」と引き返しました。
このくらいならなんとか行けるだろうとひとりで進みましたが、風はどんどん強くなっていきます。「もう少しひどくなったら戻ろう」「雨が降り出したら戻ろう」と考えているうちに、避難小屋から山頂までの半分くらいの距離まで来たので前進しました。
登頂はできましたが、あとから考えてみれば中断すべき状況でした。吹く風はときどき立っているのがやっとの激しさで気温も低く、行程がもう少し長かったら2009年のトムラウシ山遭難事故の二の舞になっていたかもしれません。
中止の判断は本当に難しい。「これよりひどい状況は何度も経験がある」と考えて冷静な判断ができなくなりますし、「せっかく北海道まで遠征したのに」と財布のことも気になります。
次回同じような状況になったときに中断の決断ができるかどうか、まったく自信はありせん。
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