老後とピアノ

「老後とピアノ」を読みました。元朝日新聞記者の稲垣えみ子が、大人になってからピアノを再開した顛末を面白おかしく書いたエッセイです。

実は、わたしもピアノを習っています。稲垣えみ子は幼少期に習っていたようですが、わたしは大人になってから。最初は譜読みも難しい状態でした。

ピアノをやったことがない人の最初のハードルは、右手でメロディ、左手で伴奏を弾くことです。いってみれば一人で混声合唱をするようなものです。

いまは、簡単な曲なら練習すれば弾けますが、速く弾くことができません。「子犬のワルツ」が「老犬の散歩」くらいに聞こえます。こればかりは子どもの頃の経験がないと難しいのかもしれない。いや、これも練習次第なのか？