国鉄

JR北海道とJR四国は依然として国鉄です。というと多くの人は「国鉄は1987年になくなったでしょ」というかもしれません。

上場した他の4社は民営会社といえますが、JR北海道とJR四国は国に100%保有された特殊会社。いってみれば国有鉄道です。

分割民営化された1987年、東日本、東海、西日本の「本州3社」に対して、九州、四国、北海道は3島会社と呼ばれました。

JR九州は、不動産や飲食などの事業がうまくいって、3島会社の中で唯一上場しました。営業収益に占める鉄道事業の割合は3割以下でJR6社の中では最も低く、帝国データバンクの事業分類で「鉄道」じゃなくなるのも時間の問題かもしれません。