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早太郎とは、菅の台バスセンターの南1.5kmほどにある光前寺で飼われていた山犬です。山犬というのは絶滅したニホンオオカミのことで、早太郎伝説は700年くらい前の話です。
その頃、遠州(いまの静岡県磐田市あたり)の神社に、田畑を荒らされないようにと祭の日に人身御供の風習がありました。通りかかった旅の僧が「神様が生贄を望むだろうか」と疑問に思って(そりゃそうだ)待ち構えていると怪物が現れ、「信州信濃の早太郎は居るまいな、早太郎には知られるな」と言いながら娘をさらっていったそうです。
僧は光前寺で飼われていた早太郎を探し出し、寺から借り受け遠州に戻りました。次の祭の日、早太郎は見事怪物を倒したけれど自分も傷つき、光前寺に戻ると和尚の前で力尽きたそうです。
光前寺には早太郎のお墓があります。それにしても、自分を倒す能力のある者の名前をわざわざ言うかなぁ。
だから、相討ち?
ふと、名前を言ってはいけないあの人、が頭に浮かびましたが。
ヴォルデモート卿ですね。懐かしいですね^_^
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