‰はパーミルと読み1000分率のこと、鉄道の場合は勾配(=傾斜)を示す単位です。箱根登山鉄道は最急勾配が80‰。これは1,000m進むと80m上がる勾配を示します。
パーミルというのは鉄道ファン以外には馴染みのない単位ですよね。一般的にはパーセント=%、100分率を使うことが多いでしょう。ところで、パーミルと同様あまり(というかほとんど)使わない単位があります。デシリットル(dL)なんてそう。d(デシ)は10分の1を表します。1dLは100mLのこと。でも、dLって小学校で習うのみで、その後使わないような。子どものときは「弟子リットル」かと思った。
さて、全国登山鉄道‰会に入っているのは発起会社の南海電鉄など7社。7社すべてに乗ったことがあるけれど、肝心の急勾配区間には乗っていないところもあることがわかりました。
山行のときに乗らなければ。
全国登山鉄道‰会
https://www.nankai.co.jp/koya/permil/
※写真は南海電鉄の特急「こうや」
南海高野線は、金剛山に登ったときに南海難波から河内長野まで乗ったきりです。この区間は平坦で、全然登山電車ではありません。高野山へは南海電車で行こうと思っています。
南海電車・高野線は橋本を出るとすぐに紀ノ川を渡り、学文路(かむろ)の次の駅、九度山から山中に入って行き、極楽橋まで急カーブ、急坂の連続です。
下古沢〜上古沢を走る電車は車輪とレールの軋み音を谷間に響かせながらゆっくり走ります。
谷を挟んでほぼ並行している高野山・町石道((ちょういしみち)を歩いていると良く聞こえてきます。
町石道は九度山町の慈尊院から高野山まで22kmの参詣道です。始点である慈尊院に180番が、根本大塔の手前に1番が1町(109m)ごとに設置されています。
なかなか味わいのある参詣道です。機会があれば是非歩いてみてください。
高野山に一泊すると高野三山(摩尼山、楊柳山、転軸山)をプラスできます。
高野山には多くの宿坊があって、一般の人も宿泊できます。
庭付きの広々とした部屋に泊まれて精進料理が出ます。酒、ビールもあります。料金は旅館と民宿の中間くらいです。(宿坊によります)朝の勤行にも参加できます。
おぉ!詳しい情報ありがとうございます。宿坊に泊まるというのもよさそうですね。なんとビールが飲めるとは!そういえば、立山(雄山)の山頂にある神社の社務所(祈祷の受付をしてるところ)でもビールが売ってたような。日本の宗教施設はおおらかでよいですね!
先週乗車した富士山麓鐵道の電車のヘッドマークが‰会のものでした。
へー、後で調べよう!と思っていたのを忘れていたら、グッドタイミングで教えて頂きました
m(_ _)m
おぉ!そんなヘッドマークが!!登山電車って、旅情があっていいですよね。って、わたしが鉄だからそう思うだけかもしれないけれど。
( ̄▽ ̄)
スイスの登山鉄道は良いですよね。百年以上も前に岩盤をくり貫いて作ったユングフラウ鉄道はすごかったです。
‰会のヘッドマークを見て思い付いたのは箱根と井川だけでした。あとはケーブルカーかなと。南海は意外でしたけど高野山がありましたね。
ユングフラウ鉄道は乗ったことあります。と、いうことはヴェンゲルンアルプ鉄道、ベルナーオーバーラント鉄道にも乗りました。あの鉄道を110年前に走らせたスイスという国は本当にすごいですね。
私は、鉄ではありませんが、基本公共交通利用なので、
乗ったことがないのは、大井川鐵道だけだとわかりました
>ユングフラウ鉄道は乗ったことあります。と、いうことはヴェンゲルンアルプ鉄道、ベルナーオーバーラント鉄道にも乗りました。
この辺りも、乗っているかも?
スイスに行かれたならベルナーオーバーラントのインターラーケン、ユングフラウには行かれているかもしれませんね😃
大井川鐵道いいですよ。とくに井川線は登山鉄道そのものという感じ。南アルプス登山のメインルートにはなっていないのが残念ですが😦
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