80年前と同じ風景

大月市の雁ヶ腹摺山に登りました。渡り鳥のガン（雁）が腹をこするように越えていったことが山名の由来です。

雁ヶ腹摺山は、五百円紙幣の裏側に印刷されていた富士山で有名。絵の原画となった写真はいまから81年前の1942年11月3日に撮影されました。

写真を元にした絵だから細部では異なるかもしれないけれど、現代との違いはたぶん左奥の町がなかったもしくは小さかったことと、送電線の支柱がなかったくらいでいまとそれほど変わらない風景だったのではないでしょうか。

80年後も、雁ヶ腹摺山からは同じ富士山が見えるとよいですね。