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北海道・宮城県・長野県の県立(道立)高校は「立」が付きません。北海道の場合だと北海道立◯◯高等学校ではなく、北海道◯◯高等学校になります。同様に、宮城県は宮城県◯◯高等学校、長野県は長野県◯◯高等学校です。会社で宮城県出身の女子に訊いたらたしかに宮城県◯◯高等学校だったと言ってました。
長野県は、明治時代には「県立」を名乗っていたけれど、1920年(大正9年)に「立」の字を削除することになったそうです。当時の経緯は定かではないものの、官製の権威付けとも取られかねない『県立』という呼び方を排したのではないかということです。
したがって、これは「県立高校のない県」という問題そのものに若干の問題がありました。正しくは「県立高校と呼ばない県」くらいか。
※妥当なものがないので千葉県「立」高校の写真です
私の出身の県立高校は男子校でしたが、最近共学になったそうです。男子校の楽さはありますが、共学の方が良いと思います。山岳部がどうなったかも気になります。
戦前は男女別学が当たり前でした。戦後GHQより新制高校は男女共学化を命令されましたが指導は地域差があって、概ね西日本は厳しく東日本は緩かったようです。東日本の県で男女別学校が多いのはそのためだとか。
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